Boukenger task23 [特撮]
今回の物語はブルーくんの物語。ここのところすっかり影が薄くなっていた蒼太であるが、メインといっても影が薄いのは...?今回のゲストは「セーラームーン」でクンツァイトを演じていた窪寺昭さん。ということで、今回のBGMは「美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend」としてみました。そう言えば、セーラームーン・うさぎを演じていた沢井美優さん、ナパームの爆発に動じなかったという度胸から、ボチボチ戦隊ヒロインとして帰ってこないでしょうかねぇ。(来年の戦隊あたりにででも...)
ブルー・蒼太の姿が消えた。で街に出て探している映士であったが、「どうせそこらでサボっている」と考えている。が、チーフとさくら姉さんは心配している。この辺りは、管理職となるチーフ/サブ・チーフと、平の違いでもある。映士はさりげなくボウケンチップを落として取り繕うが、まんまとそれに引っかかるブラックくん&イエローのお気楽コンビもまたキャラが出ている。で、ブルーは昔の仲間・鳥羽に捕まっていたのだった。彼の狙いは「帝国の真珠」(Task.5ですね。でも、真珠ではなくてスーパーボールに見えました。)に隠されていた戦車の設計図だった。しかもクエスター・ガイとクエスター・レイと繋がっていた。
映士は背後にクエスターの気配を感じ取っていたが、チーフにはあっさりとそのことを見抜かれてしまった。ボウケンチップには何も記録されていないばかりか、蒼太の指紋すらなかったということで、ブラックくんたちを追い払いたかっただけ、しかもそこまでするというのはアシュが関係していると、チーフには全て見抜かれていた。→やっぱりチーフですね、一匹狼・映士の操縦法をちゃんと心得ている。
クエスターはサージェスが保管しているプレシャスの保管場所を襲ってプレシャスを奪おうと考えていた。確かにこの方が手っ取り早く効率的な作戦ですね。(ダークシャドウの作戦とは全く違います。)で、蒼太の記憶からプレシャスの保管場所を引き出そうとするが、蒼太の記憶から出てきたのはサージェスの女の子たちであり、心をコントロールしていた。で、挙げ句の果てにはチーフとブラックくんの海パン姿を呼び出す有様。これも凄いと言えば凄いことです。が、鳥羽はそんな蒼太に対して、過去の話を持ち出して心の動揺を誘おうとする。それはある王族が国を追われることになった話であり、当時10歳ぐらいだったプリンセスの話だった。で、その話に動揺した蒼太はプレシャスの保管場所の記憶を出してしまう。で、クエスターの二人は自分たちで作り上げたクエスターロボで行動を開始しようとするが、元スパイの蒼太はここぞとばかりに、何とか脱出することに成功する。
後を追うクエスターの前に現れたのは映士だった。で、ボウケンシルバーに変身するが、チーフの読み通りで、変身場所を確認できたことから、その場所に向かうボウケンジャーたち。(本当にチーフは初期戦隊のレッドに見られた素晴らしい判断力をしていて、ここ最近のバカレッドとは根本的に違いますね。)→ここまでの人格者レッドとなると、もはやアカレンジャーに匹敵するということで「ゴレンジャー」に捧ぐ、とします。
蒼太は逃げようとしたが、結局は鳥羽に捕まってしまう。この辺りはやはり過去の相棒ということで、蒼太の行動が分かっていた。が、そこに助けに入ってくるシルバーは「過去とは決着をつけなきゃなんないんだ」って、自分もまだ完全に決着をつけたとは言えないと思いますが... で、新バーはクエスターと決着をつけると言い、そちらのバトルへ。蒼太は鳥羽と決着をつけることになる。が、蒼太は決着をつけるのではなく、一生過去の涙を背負って目の前にいる人や世界を守るのだと決意していた。で、鳥羽は蒼太を逃がすことにした。シルバーとクエスターが対決している中を走りすぎていく蒼太に対して「決着は付いたのか?」とシルバー。クエスターはシルバーとの戦いを止めて、プレシャスが狙いと言うことで立ち去ってしまう。ということで、「決着」に一番拘っているのは映士でした。
クエスターはクエスターロボでプレシャスが保管されている場所を襲撃する。が、間一髪、ダイボウケンが立ちはだかる。が、クエスターロボのパワーの前では歯が立たない。サイレンビルダーがシルバーがバトルに加わるが、形勢は圧倒的に不利な状況に追い込まれる。が、突然クエスターロボのコクピット内部で爆発が起こる。この隙にアルティメットダイボウケンとなり、一機の反撃でクエスターロボを撃破する。で、クエスターロボ内の爆発は鳥羽が仕掛けた爆弾であり、鳥羽が助けてくれたのだった。鳥羽は蒼太のことを理解したのだった。で、そのまま姿を消す鳥羽。
その後、襲われたプレシャス保管庫は、実はニセモノだったと判明する。で、「許せません、私たちにまでニセの場所を教えていたなんて」とさくら姉さんがオカンムリ。Mr.ボイスは何とかはぐらかすだ、サージェスという組織、やっぱり裏がありそうな組織です。(「カブト」のゼクトもそうですが、実は悪の組織の一つだったということだったりして...)
30戦隊大全集の20回目は「激走戦隊カーレンジャー」(「カーーーーーレンジャー」と言ってくれました。)この戦隊は別名「お笑い戦隊」ということで、コミカル色の強い戦隊でした。(メインライターが、不思議少女シリーズのうらさわよしお氏ということもあって、独特の世界観を作り上げました。)で、敵の宇宙暴走族ボーゾックは、珍しく改心して、ラストはカーレンジャーと手を組んで暴走皇帝エグゾスに立ち向かっていきました。尚、ボーゾックは「史上最低の侵略者」というレッテルが貼られることになりました。また、本作からは敵の女性幹部がお父さんサービスに徹することになり、セクシー路線を爆走することになりました。(最後にはエターナル・セーラームーンのようになっちゃいますし...)で、印象に残っているのは「戦う交通安全」ということで、交通安全標語を毎回言っていました。
尚、意外と知られていないことであるが、この「カーレンジャー」の第14話から、戦隊もステレオ放送になりました。(通算1500話を越えた戦隊シリーズですが、「ステレオ放送」となったのは通算994話からであり、まだ全体の1/3なんですよね。)
※来週は、高校野球のため、「カブト」はお休みになる可能性があります。が、今年は高校野球でお休みとなる可能性があるのは来週の1回のみである。しかも、今年は8月に劇場版が公開になったので、「映画を見て下さい」という配慮と解釈する。(今年は許せるどころか、大歓迎です。)また、来週土曜深夜は「東京少女」も無いので、平和な日曜日となります。(今週はWOWOWの「スター・ウォーズ」デー、スカパー!の無料開放デーであり、「東京少女」まで前夜深夜にあったのだから、まさに「地獄の日曜日」でした。)
美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend
- アーティスト: TVサントラ, 小枝, 武内直子, 京田誠一, 月野うさぎ(沢井美優), 田形美喜子, 高見優, 愛野美奈子(小松彩夏), 岩里祐穂, 平間あきひこ, 火野レイ(北川景子)
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: CD
↓今週の30戦隊
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 激走戦隊カーレンジャー
- アーティスト: 高山成孝, 森雪之丞, 小路隆, 奥慶一
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
この頃からTVサントラも大量にリリースされるようになりました。
- アーティスト: TVサントラ, 高山成孝
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/10/19
- メディア: CD
↓実写版の「セーラームーン」全12巻+オリジナル作品2本
↓レッドの人格シャブリはこちらも資料となります。
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