Boukenger task28 [特撮]
今回の物語はブラックくんの活躍編。が、それ以上に、ガンダムを思わせたり、初期戦隊の武者という感じの物語となり、楽しませてくれました。BGMは、何かガンダムを見た感じにさせてくれたということで、3枚組のCDである「TV版 機動戦士ガンダム 総音楽集」としてみました。
真墨のアクセルラーが故障し、その修理を牧野に頼む真墨。そんな頃、ガイとレイは新たなクエスター・ロボ・将(エリート)を完成させていた。(でも、この外観、ガンダムに出てきた○○に見えます。)で、後は最強の鎧を手に入れれば最強のクエスター・ロボとなるということで、まずは試運転ということで街に出ていく。
真墨はアクセルラーを壊したこと蒼太と菜月から冷やかされる。「好きで壊したんじゃない」という真墨だったが、さくら姉さんが「こんな時にネガティブが現れたらどうするんですか」と、青黄組は単なる冷やかしにしか聞こえないが、さくら姉さんが言うと、これは完全に責められていると映る。(この辺りはキャラの違いです。)が、その通り、警報が鳴り響き、ネガティブが現れた。クエスター・ロボが町で暴れる。ということで、真墨はサロンで待機、残る4人は出動した。
いきなりアルティメットダイボウケンで応戦するボウケンジャー。が、ブラックがいないことが歯車を狂わせ、クエスター・ロボの強力な口撃に歯が立たない。それを基地で見ていたブラックくんはたまらず飛び出していく。アルティメットダイボウケンは一気に決着を付けようとして化学忍法火の鳥、もといアルティメット・ブラスターを放つが、それをかわされ、反転口撃を喰らって窮地に陥る。トドメを刺そうとするクエスター・ロボだったが、オーバーヒートということで調整が必要になる。(で、サイレンビルダーが現れるが、何か、クエスター・ロボを救出に来たようにも一瞬思えてしまう。)ということで、退散するクエスター・ロボ。(真墨はひとり、クエスター・ロボにしがみつく。)
ガイとレイは、伝説の鎧があってこそ、試運転ということで、とどめを刺せなかったことを「仕方ない」と一応納得している。で、レイが修理をしている間にガイが伝説の鎧を手に入れようとする。それを影から聞いていた真墨は、立ち向かっていこうとするが、アクセルラーは現在修理中だったことに気づく。また、チーフの言葉「今あるものを最大限活かすことだ」を思いだし、一人で対処しようとする。
基地に戻った5人。映士が早速が真墨を責めるが、待機しているはずの真墨の姿はなかった。Mr.ボイスが飛び出したことを告げるが、さくら姉さんは「アクセルラーも持たずに飛び出すなんて無茶です」、蒼太は「責任を感じていたんじゃないか」、チーフは「クエスター・ロボの反応が消えた場所の近くにいるはずだ」と、それぞれキャラがよく出ています。
真墨は罠を仕掛け、ガイからプレシャスの地図である巻物を奪取する。で、プレシャスを回収しようとする。また、ボウケンジャーたちも真墨を捜しに出動。真墨の残したボウケンチップを発見し、後を追う。
真墨は地図に書かれた場所に到着。巻物が鍵になっていて、差し込むと、伝説の鎧が出現する。が、ガイは真墨の後をつけていて、伝説の鎧を奪おうとする。が、真墨は「お前の周りに仕掛けたトラップが爆発するぞ」と脅しを掛ける。が、「ハッタリだろう」とガイは見抜く。それならば、「プレシャスを破壊する」と改めて脅しを掛ける真墨。しかし、「やってみろ」とガイは一撃を開始する。でも、鎧がその攻撃を跳ね返した。ということで、ガイは襲いかかろうとする。そこにレッドたちが駆けつける。「よく持ちこたえたな、流石世界で二番目のトレジャーハンターだけのことはある」と久しぶりにチーフはこの台詞を言ってくれました。(元ネタは「快傑ズバット」というのは常識です。)と、ボウケンジャーたちがネタをやっていると、クエスター・ロボの修理が終わり、将(エリート)が現れる。で、伝説の鎧を奪い、それを纏ってしまう。(武者の姿をしたロボと言えば、戦隊初の巨大ロボであるバトルフィーバーロボを思い出す。→「バトルフィーバーJ」に捧ぐということにする。)で、一転窮地に陥るボウケンジャー。
が、そこに真墨のアクセルラーの修理が完了して届けられる。(しかし、ビークル・10号の修理は出来ていなかった。)で、スーパーダイボウケンとサイレンビルダーのタッグで応戦することに。
ロボ戦が始まる。(でも、正義の側が数が多い2対1というのもねぇ...)一気に決めようとするシルバーはトリプル・リキッド・ボンバーを繰り出すが、キズ一つ付かず、全く通用しない。で、刀を取り出したクエスター・ロボの反撃が始まる。(最近の戦隊ロボの剣と言えば、ちょっとゴテゴテしすぎているだけに、刀というのは実にシンプルでいいですね。→クエスター・ロボの方が正義のロボに見えてきた...)で、クエスター十文字斬り(「デンジマン」の「電子満月斬り」や「ゴーグルⅤ」の「電子銀河斬り」を思わせてくれる!→「デンジマン」と「ゴーグルⅤ」に捧ぐ。)で、スーパーダイボウケンとサイレンビルダーは窮地に...(見方を変えると、ボウケンジャーはしぶとくて、簡単には倒せなかったということになる。)
ここでブラックが 「無い物を嘆いても仕方ない。今あるも物を最大限に活かすことを考えろ」というレッドの言葉を思いだし、究極の長期戦を提案する。(戦闘が長時間になるとクレスター・ロボは耐えられなくなるという考え)で、ブラックがダイボウケンに残り、他の4人はゴーゴービークルで攪乱する作戦に出る。(でも、崩壊間近の敵組織が最後の悪あがきをしているようにも見えます...)
次々と武装パターンを変えて攻撃するボウケンジャーたち。しかしクエスター・ロボはキズ一つ付かない。再度クエスター十文字斬りを繰り出し、2体を相手にするクエスター・ロボ・将(エリート)、しかしまたもオーバーヒートを起こすクエスター・ロボ。そこから反撃に出るボウケンジャーは、クエスター・ロボから伝説の鎧をはぎ取り、プレシャスを回収する。そしてダイボウケン&サイレンビルダーの攻撃からゴーゴー剣(ゴテゴテしていて、刀と比べて今回はあまりにも不細工に見えるだけでした...)と、ナックルバルカンでクエスター・ロボを粉砕する。(でも、いつものように、2対1では、弱いものイジメをしている用にも見えてしまう...)
基地に戻ったボウケンジャーたち。今回は真墨のことを褒めるみんな。が、真墨は装備を壊してしまい、牧野に修理を依頼、が、最後に牧野が「オッサンと言うな!」って、「リュウケンドー」の不動の台詞を言っていました。
30戦隊大全集の25回目は「百獣戦隊ガオレンジャー」。この戦隊からは21世紀に生まれた戦隊ということになる。この頃からCGが幅を利かせるようになり、作品の雰囲気が大きく変わるようになりました。また、本作から秋に、ライダーと共に劇場版が再び公開されるようになり、現在に至っている。尚、イエローを演じた堀江慶さんは、現在では監督業に力を入れている新進気鋭の若手映像作家となっています。(例えば「怪談新耳袋」のTVシリーズの2nd.シーズンの3本、映画「ベロニカは死ぬことにした」「全身と小指」「キスとキズ」などで監督をしている。もちろん、役者としても活動をしていて、「世紀末三人姉妹」や「ケータイ刑事 銭形舞」の第5話のゲスト、「怪談新耳袋」の3rd.シーズンの2本をはじめ、多数出演している。)これまでに戦隊出身者で役者として活躍する人は多数出ているが、監督業までこなす映像作家が戦隊シリーズから生まれるようになるとは、「何て人材豊富なんだ、戦隊シリーズは...」(「銭形雷・1st.1話」の岡野警部補の口調で読むべし。)
↓今週の30戦隊
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 百獣戦隊ガオレンジャー
- アーティスト: Salia 山形ユキオ, 山形ユキオ, 桑原永江, 中川幸太郎, Salia, 奥慶一
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
百獣戦隊ガオレンジャー MUSIC&SONG COLLECTION
- アーティスト: TVサントラ, ガオレンジャー&山形ユキオ, 串田アキラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: CD
- アーティスト: SALIA 山形ユキオ, 山形ユキオ, 桑原永江, 中川幸太郎, SALIA, 奥慶一
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/02/21
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 山形ユキオ, 桑原永江, 中川幸太郎, 水木一郎, 堀江美都子, 亀山耕一郎, 影山ヒロノブ, 吉野麻希, 八手三郎, ツエツエ(斉藤レイ)
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/06/21
- メディア: CD
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