SUPERMAN(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1978年に製作された映画「スーパーマン」のサントラ盤である。「スーパーマン」と言えば、古くから映像化された作品であり、この時が初めての映像化ではなかった。(映画化と言うことでは初になる。)また、今年(2006年)夏に新作が公開されたことも記憶に新しい所である。が、音楽の方で有名な「スーパーマンのテーマ」は本作品からのものであり、本作公開後は「スーパーマン」と言えばまずは何よりこの曲ということになった。その音楽は、ジョン・ウィリアムスによるものであり、あまりにも有名な曲である。(ただ、部分的に「スター・ウォーズのテーマ」と似ている所があって、この2曲が結構ごちゃ混ぜになっている方もおられるようですが...→時期的にも近いし、どちらもJ.ウィリアムスの手によるものですが、間違えないと思いますが...)
この映画データについて簡単に記しておくと、原作はマリオ・プーゾで、彼とデビッド・ニューマン、レスリー・ニューマン、ロバート・ベントンの4人による脚本で、リチャード・ドナー監督がメガホンを取り、クリストファー・リーヴの主演、恋人のロイスにはマーゴット・キダーであり、マーロン・ブランド、ジーン・ハックマン、テレンス・スタンプ、ネッド・ビーティ、ジャッキー・クーパー、スザンナ・ヨーク、カサンドラ・ハリス、フィリス・サクスター、サラ・ダグラスと言ったオールスター・キャストで娯楽大作として仕上げられている。
収録されているのは以下の全14曲である。『Theme From Superman (Main Title)』『Planet Krypton』『Destruction Of Krypton』『Trip To Earth』『Love Theme From Superman』『Leaving Home』『Fortress Of Solitude』『Flying Sequence/Can You Read My Mind』『Super Rescues』『Superfeats』『March Of The Villains』『Chasing Rockets』『Turning Back The World』『End Title』。
この当時のサントラ盤というと、ミュージカル映画でない限りはインスト・ナンバーが中心のスコア週であり、本サントラ盤もその通りのものである。が、『Theme From Superman (Main Title)』があまりにも有名な曲であり、誰もが必ず(何処かで)耳にしたことがある曲であろう。それだけに、じっくりと聴いたことは意外とないという方が多いものでもある。一度じっくりと、そのテーマ曲を含めて聴いてみるのがよろしいかと...
Superman: The Movie - Original Sound Track
- アーティスト: The London Symphony Orchestra, John Williams
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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