Boukenger task38 [特撮]
今回の物語は、風のシズカのコスプレとブルーくんの物語。更に、戦隊では定番のセーラー服の少女まで登場する。でも、ブルーくんって主役回なのに他に食われてばかりで... 今回のBGMはいくつか登場した風のシズカのコスプレが歴代戦隊ヒロインを思わせてくれたことから、戦隊ヒロインの歌を集めた「桃色闘志」としました。
カレーをチーフに食べさせているズバーン。カレーと言えば戦隊ではキレンジャー以来のお馴染みの食べ物であるが、チーフがそれを受け継ぐなんて、やってくれますね。
そんなところに牧野が蒼太に「お客様」と言って連れてきたのは未夢と名乗るセーラー服の少女だった。蒼太は「ここに入れちゃ...」、さくら姉さんも「安易にセキュリティを通過させるのはどうかと...」と、キャラが出ていますね。牧野は蒼太の妹と思ったと言うが、そんなことは蒼太をスカウトした時に調査済みでは無いの?
未夢は蒼太に「一緒に住みたいと言われて...」と言うが、全く覚えのない蒼太。11月10日の夜と言われて電子手帳を取り出して確認するも、やはり思い出せない。未夢は街に出れば思い出すと言って蒼太を誘うが、チーフが「許可する」。さくら姉さんは未夢の何かに反応があるとして、ハザードレベルを調べていたが、やっぱりこういう所はさくら姉さんですね。単なる冷やかしに走らない...
ダークシャドウでは、風のシズカが鍛錬に出たということで、ゲッコウは「自覚が出てきたか」と評価をしたようですが、その頃風のシズカは、プレシャス・虹の反物を使って、一人でボウケンジャーを倒すことを決意していた。
街に出た蒼太と未夢。ごく普通のデート・コースの定番であるプリクラのツーショットからクレープというのは、本当に普通ですね。が、犬を見たことから怯える未夢。(ちゃんとした伏線がありましたね)で、ごく普通のデートをしている蒼太は、飲み物を買ってくると言って、未夢と一旦離れる。自販機でジュースを買った蒼太の前に風のシズカが現れ、虹の反物を使って変身。(反物がリボンのように舞い、風のシズカを巻くようにって、「この世にはびこる悪の舞。…」という口上が自然と聞こえてきそうで...)
風のシズカは、史上最速の早撃ちガンマン(この帽子はチェンジマン、衣装は歴代戦隊ヒロインの多くが着ていましたね)になり、攻撃開始。変身して応戦したブルーだったが、不覚を取ってしまう。更に風のシズカは地球一のカンフーガール(これは「ファイブマン」のレミ、「ダイレンジャー」のリンですね。(他にもいますが...))となり、バトル再開。今度もブルーを吹っ飛ばす。更に、今度はスケバン刑事(地球一の女子高生)で「ヤキ入れてやる」ということで、ヨーヨーでブルーを捉える。そして銀河最強のナースとなり、注射攻撃へ。ブルーは追いつめられてピンチになるも、そこに未夢が飛び出してきて、猫の姿になると風のシズカに襲いかかり、顔をひっかいてブルーを救う、これに腹を立てた風のシズカは、ダンプカーに変身して猫をひき殺そうとする。ブルーは飛び出して猫を救うが、ダンプカーにはねられて吹っ飛ばされて、変身を解除してしまい、気絶してしまう。そこにダンプカーが突っ込んでくるが、間一髪、シルバーが助けに入る。
基地に戻ったが、映士は猫から未夢の姿になるところを見た、といい、未夢を問いつめる。すると未夢は事情を説明する。(蒼太に助けられた三毛猫だった。)そして、七色の布の力で人間の姿になれたのだった。で、それはプレシャス・虹の反物ということが分かる。そこに、風のシズカからの挑戦状が届き、(ブルーを除いた)5人は出動する。
風のシズカの指定した場所に行くと、首を長くして待っていた風のシズカは、虹の反物を使って最強のスーパーくノ一戦士になり、バトル開始。が、今までの風のシズカとは桁違いの強さで、ボウケンジャーたちを追いつめる。
その頃、未夢は一大決意をして蒼太のために出来ることをしようとして、出て行こうとするが、それに気づいた蒼太が待ったを掛ける。が、虹の反物には一ヶ所だけ穴があり、そこが弱点となると考えた未夢のの気持ちを理解した蒼太。
スーパーくノ一戦士はボウケンジャーを追い込んでいて、レッドにトドメを刺そうとしていた。が、そこに蒼太が参戦。変身して攻撃するも、攻撃は全く通じない。で、追いつめられるブルー。が、土壇場でドリルクラッシャーの一撃で形勢逆転。未夢が猫の姿となり、スーパーくノ一戦士の臭いを嗅いで穴を発見し、プリクラ・シールを貼ってその場所を知らせる。そして、ブルーがそのポイントを攻撃する。
それに巨大化して対抗するスーパーくノ一戦士。修理が終わった10号までのゴーゴービークルが出動して、アルティメットダイボウケンで立ち向かうボウケンジャー。サイレンビルダーとの連携、更にズバーンが加わって粉砕する。(でも、風のシズカは生きていて敗走しました。)虹の反物は未夢が拾い、ボウケンジャーがそれを無事に回収した。そして蒼太は三毛猫の未夢を飼うことにしたのだった。
今回は、本文中に記した「チェンジマン」「ゴレンジャー」「ファイブマン」「ダイレンジャー」に捧ぐということにしておきます。が、反物をリボンと見立てての「銭形舞」というのも見逃せません。尚、右利きの「スケバン刑事」は3代目・風間唯は許容範囲内ですが、それ以外はやっぱりエセ、バッタモンに見えてしまう...
今回のゲストで、未夢を演じた秦みずほさん。少し前の戦隊だったら、この時期にゲスト出演したら、来年の戦隊でメンバー入りという可能性が大いに考えられたのですが、最近はそういうことはまずない。既に来年の戦隊のキャスティングは決定している時期となっているが、果たして?(演技もまだまだだけど、戦隊で1年鍛えられたら伸びる...)
30戦隊大全集の35回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の5回目)は「初の6人目のヒーロー」ということで、まずは「マスクマン」のX1マスクから。確かに6人目の変身戦士ということでは、「マスクマン・プロトタイプ」ということで登場したこのX1マスクが初ということになりますが、「変身しない」ということにすれば「ゴレンジャー」の時に協力者という形で出ているのをはじめ、「バイオマン」では35話で、これも協力者という形でサブタイトル「6番目の男」という物語まである。(まあ、戦隊戦士であれば「変身する」というのがあってこそですが...)レギュラーという形の6番目は「ジュウレンジャー」のドラゴンレンジャーが最初ですが、最初は敵側に加わっていました。尚、この時バックに流れていた曲「ショットボンバー全力集中」は「マスクマン」の音楽の中では主題歌よりも有名な曲かも知れない。というのは、劇場版の「マスクマン」ではこれが主題歌になっていたし、この曲のインスト・バージョンがTBS系の「どうぶつ奇想天外」の中で使われています。
「桃色闘志」スーパー戦隊ヒロインソング・パーフェクトコレクション
- アーティスト: TVサントラ, 堀江美都子, ユウリ(勝村美香), 巽マツリ(坂口望二香), 朝川ひろこ, 大木理紗
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/05/19
- メディア: CD
スーパーヒロイン図鑑3 戦隊シリーズ篇2+メタル&アイドル篇
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2002/02/21
- メディア: DVD
↓「この世にはびこる悪の舞。」と言えば
↓筆者が許容できる唯一の右利き・スケバン刑事
↓今週の30戦隊
「光戦隊マスクマン」コンプリート・ソングコレクション 戦隊11
- アーティスト: TVサントラ, 影山ヒロノブ, SHINES, ジ・アングラーズ, 山野さと子, こおろぎ’73, ミラクル・ボンバーズ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/12/28
- メディア: CD
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 光戦隊マスクマン
- アーティスト: 売野雅勇, 藤田大土, 影山ヒロノブ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
「恐竜戦隊ジュウレンジャー」コンプリート・ソングコレクション 戦隊16
- アーティスト: TVサントラ, 佐藤健太, 曽我町子, 平石豊茂美, Ju-project, 斎藤小百合
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/07/19
- メディア: CD
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- アーティスト: つのごうじ, そのべかずのり, 山本健司, 佐藤健太, ピタゴラス 佐藤健太, ピタゴラス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
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