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「REAR WINDOW」 [映画(洋画)]

表題の作品は1954年の「裏窓」である。この作品は、コーネル・ウールリッチの原作小説(短編です。)を元にして、ジョン・マイケル・ヘイズが脚本を書き、アルフレッド・ヒッチコック監督がメガホンを取ったサスペンスの傑作である。撮影はロバート・バークス、音楽はフランツ・ワックスマン、出演はジェームズ・スチュワート、グレース・ケリー、ウェンデル・コーリー、セルマ・リッター、レイモンド・バーたちである。

ヒッチコック作品に2本目の出演となったG・ケリーであるが、その美しさはここでも輝いていて、映画に花を添えるだけでなく、物語の方でもしっかりとした演技を見せている。

物語の方は、あまりにも有名であるが、簡単に記すと、足を骨折して療養中のカメラマン。彼は暇つぶしに自宅のアパートから外を覗くことを楽しみにしていた。ある日彼は、向かいのアパートのある部屋で口論をしていた妻の姿が消えたことから、夫が殺害したのではないかという疑惑を抱く。で、彼は恋人と看護人の協力を得て調査を始めるが...、というものである。

足の怪我で動くことが出来ない主人公、全編を通してのサスペンス、随所で見られるヒッチコック演出のいずれもが高次元で融合した作品であり、公開から半世紀が経た現在でも全く色褪せることのない大傑作である。とにかく、これまでも数多くのサスペンス作品は登場しているが、本作はその中でもトップ・レベルの作品であり、サスペンス・ファンであれば本作は見ておかないとモグリだと言われても当然、となる作品である。未見の方はこれからでも見ましょう!(それにしても、グレース・ケリーが美しい...)

 

裏窓

裏窓

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/07/01
  • メディア: DVD


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