Boukenger task42 [特撮]
前回徹底的に破れたボウケンジャーということを受けた物語だったが、今回はあっさりと決着が付いてしまったお話でした。(やっぱり次回は年内最後の放送(大晦日は放送はお休みです。)であり、更にはクリスマスということで、クリスマスネタに走るという営業戦略が...)せっかく盛り上がっているだけに、これではあんまりにも都合が良すぎて興ざめてしまう...例年のこととはいうものの、物語がしっかりしているだけに特にクリスマス・ネタに走る必要はないし、残り回数を考えても、ここでクエスターと完全決着をつけるのは早いと思いますが...(でも、亡霊となってもう一度出現するということは十分に考えられる...) で、BGMはKAANAのMAXI SINGLE「Dear Sweet Love~夜明けと落日に~」ということでクエスターに捧げることにしました。
こてんぱんに敗れたボウケンジャーは5人ともが負傷し、基地に戻って治療中、更に、アルティメットダイボウケンとダイボイジャーは大破、ズバーンはしばらく行動不能、シルバーくんは石化、ということでMr.ボイスは「命令違反」のことを口にする。→結構根に持つ奴ですね。Mr.ボイスは... でもあれだけやられて「大破」ということは、爆発して粉々になったということではないですね。
で、ゴーゴービークルの修理で大わらわの牧野。チーフの指示は「ビークルの修理を待つ。それまでは総員待機だ」。
映士は幼少時に育った家出母・ケイと食事をしているが、仲間達のことが頭をよぎっていた。で、玄関にいる映士を呼び止めるケイ。映士は一緒に戻る方法があるかも知れないと言うが、ケイは戻れない、一緒にここにいて、と映士にすがりつくが...
クエスターは街にホムンクルスで乗り込み大暴れ。ボウケンジャーはなすすべもない。チーフは何かをPCでチェックすると、「牧野先生の様子を見てくる」と言い残して出て行くが、さくら姉さんはチーフの様子がおかしいことを感じていた。
サイレンビルダーが出動。ホムンクルスに立ち向かう。操縦していたのはチーフだった。で、さくら姉さんは先ほどチーフがPCで調べていたことが気になり、チェックする。
ホムンクルスの攻撃を何とかかわしているレッドだったが、やはり力の差があり、攻撃は通じず、ピンチに。戦力差は歴然ということをレッドは痛感するが、それでも諦めていなかった。で、ホムンクルスを山間部におびき出す。その時、調べていたさくら姉さんはチーフの考えが分かった。で慌ててチーフに連絡を取ろうとするが、レッドはその無線を切り、自爆スイッチを用意する。さくら姉さんはそのことが分かっていて、必死で叫ぶが応答はない。(あの冷静なさくら姉さんが取り乱すのだから、これはチーフ・ラブの範疇ではないですね)
ホムンクルスとサイレンビルダーの戦闘を見ている風のシズカは「クエスターなんてやられちゃえばいいのに」と言いながらも「でも、ボウケンジャーを応援するのも何か複雑...」というのは正直な所ですね。また、「あのホムンクルス、先々邪魔になる」とリュウオーンは口にするが、やっぱりガジャが全てを持って行く発言「願わくば、互いにつぶし合ってくれればよいのだが...」で締めてくれる。やっぱり同じことを考えているそれぞれの組織の考え方は違っていて、手を組んだとしても内部崩壊するというのは明らかです。
レッドは臨界点を越えるのを待っていた。で、決着をつけようとして組み合うサイレンビルダーとホムンクルス。で、レッドはネオ・パラレル・エンジンを臨界点まで加速させ、自爆することを口にする。で、スイッチに手を伸ばす。
「止めてください、チーフ!」とさくら姉さんの声がする。4人は4台のゴーゴービークルで駆けつけてきた。(「大破」というのに、応急処置とはいうもののもう動くなんて、軽傷だったとしか思えませんが...)で、色々とチーフのことを口にするみんな。でも、やっぱりさくら姉さんの言葉だけは他の3人よりもずっと重みがある。「私たちはチームのはずです」で、結局自爆は止めて「みんなで力を合わせて戦う」ということにしたチーフ。(戦隊の基本は「みんなで力を合わせて戦う」であって、一人のヒーローじゃないんですよね。)
で、反撃に出るボウケンジャーだったが、やはり歯が立たない。そんな中、ゴーゴービークルの全ての応急修理が完了と牧野から連絡が入る。応急処置と言うことでアルティメット・ダイボウケンにはなれないとはいうものの、もう動くなんて、やっぱり「大破」というのは嘘ですね。(年末進行スケジュールに合わせるご都合主義という展開でもある...)
映士は元の世界に戻る決意をし、それをケイに告げる。そして「いつかまた会いに来る」とも言う。決意を口にする映士だったが、ケイは「行かせない」と言うとその正体を現した。ケイはオウガだった。で、映士の家は幻で、それが消え、砂漠に経っている映士とオウガ。
ダイボウケン、ダイタンケン、サイレンビルダーのトリオでホムンクルスに立ち向かうボウケンジャー。(だから、あの敗北は何だったの?何処が「大破」というの?)が、やはりホムンクルスには通じなかった。
映士とオウガのバトルの中、本当のケイの声が響き、映士の前に錫杖が出現する。で、それを手にした映士はオウガにトドメを刺して魂滅した。で、元の世界(基地)に戻り、石化した姿から元に戻った。
ホムンクルスに追い込まれるボウケンジャー。クエスターはトドメを刺そうとするが、そこにゴーゴーボイジャーに乗ったシルバーが助けにやってきた。で、6人揃ったということで、総攻撃を開始するボウケンジャー。次々と必殺技を繰り出し。ボイジャーダイボウケンでホムンクルスに突進していき、更に、ズバーンを加えた必殺技でホムンクルスを粉砕した。(でも、ズバーンの修理(?)も都合良すぎない?)
ガイとレイはメルクリウスの器を持って脱出し、新たなホムンクルスを作り、再度ボウケンジャーに挑もうとするが、ボウケンジャーが底に駆けつける。で、決着をつけるということで、6人は変身。(久しぶりのたっぷりと見せる)名乗りからバトル開始。シルバーがガイと、他の5人はレイと対決。シルバーはサガスナイパーでガイを貫き、ガイは大爆発。続いてデュアルクラッシャーを喰らったレイも大爆発。で、クエスターは滅んだ。
プレシャスも回収した一同だったが、映士はガイとレイの墓を作る。で、「クエスターを倒したんですね」と蒼太が口にするも「だが、まだ終わった訳じゃない」とチーフは締めました。
前中後編という三部作という形でクライマックス編に突入したものの、その締めくくりがこれではねぇ... (まあ、戦隊らしいと言ってしまえばそれまでですが...)ということで、今回は「先輩戦隊に捧ぐ」は認定しないことにしました。
次回は年末(年始)恒例のネタで、クリスマス・ネタの物語。で、「アギト」の真魚ちゃんがゲスト。ということはクライマックスに繋がるドラマからは少し離れたものになるだろうし、やっぱり戦隊の物語が大きく動いて一気に突き進むのは年が変わってからのようですね。
30戦隊大全集の39回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の9回目)は「初の3号ロボ」ということで、「ジェットマン」のテトラボーイの紹介。更に、操縦しなくても動くと言うことで、「オーレンジャー」のタックルボーイ、「ゴーゴーファイブ」のライナーボーイ、「タイムレンジャー」のタイムシャドウの名前が出てくる。で、その後は「ジェットマン」10話に出てきたカップ・ラーメン「陽気なアコちゃん」を食べる一同。(しかも、子機もに「陽気なアコちゃん」が流れる。)→このカップ麺、1個10円だったんですよね。(でも、これを食べると...)→コアなネタを出してきたものです。そう言えば、この時に登場したゴッドラーメンって、楽しいキャラでした。(尚、この物語は御大脚本ではありませんでした。)
↓今週の30戦隊
- アーティスト: TVサントラ, 影山ヒロノブ, 若松俊秀, 森の木児童合唱団, 副島俊直, SHINES
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/04/19
- メディア: CD
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 鳥人戦隊ジェットマン
- アーティスト: 影山ヒロノブ, 荒木とよひさ, つのごうじ, 山本健司
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
↓玩具をいくつか。(年が明けると在庫を抱えるお店は叩き売りに入ります。)
コメント 0