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恋する日曜日・3rd.11話「15才」 [ドラマ]

今回の物語は「15才」、テーマ曲は「のらくろクン」から『You!You!You!』ということで、テンポの良い明るい曲で、元気が出てくる曲である。前回は「ケータイ刑事」ファミリーによる物語だったが、今回からは元の若い顔ぶれによる物語に戻りました。物語は、受験シーズンということもあって、時期的にも悪くないお話でした。それでは、いつものように本編にいきます。

谷垣千尋(たにがき・ちひろ)は何処にでもいるようなごく普通の中学三年生の女の子。(中肉中背、成績は中の上ぐらいと自分で言っていました。)川崎市立春野台中学校に通っていた。

ある日の放課後、トイレに呼び出され、そこに行った千尋は同級生から「あんた、圭介と付き合ってんの?」「圭介は真生と付き合っているんだ。分かってる?」と詰め寄られる。そして真生からは「噂が本当なら許さないから」ときつく言われる。というのは、千尋はこの学校一番のイケメン、志村圭介(しむら・けいすけ)から告白され、内緒で付き合っていたのだが、そのことがどうやらバレたようだったのである。そんな千尋の携帯に圭介からのメールが届き、「一緒に帰ろう」という内容だった。初めてのメール、初めての待ち合わせ、ということで千尋は舞い上がり、笑顔いっぱいで待ち合わせの場所に走っていく。

待ち合わせの川辺の公園にやってきた千尋。そこには圭介が自転車を停めて待っていた。で、並んで歩いて帰る二人。圭介は「もうあいつとは付き合っていないから」と、真生とは今は付き合っていないことを千尋に言うと「うん」と千尋。更に圭介は「当分、みんなには内緒にしよう。俺たちが付き合っていること」と言う。が、千尋は圭介と付き合っていることに実感が持てないようでいた。(これが初恋ってやつですね...)そんな中、圭介は千尋に「自転車に乗る?」と話しかけ、二人乗りで川岸の道を走っていく。で、千尋は家まで送ってもらった。

家に帰った千尋は完全に舞い上がっていた。圭介は成績優秀、スポーツも抜群、しかもカッコイイということでみんなの注目の的である。そんな圭介の彼女になったということで、嬉しくて仕方のない千尋でした。(でも、気持ちは良く分かります。)仏壇の父の遺影に手を合わせて、「彼に送ってもらった」ことを真っ先に話す千尋だった。(→もう、笑顔で顔が解けてしまいそうです。)で、言い忘れたことがあるとして、仏壇の前に戻ってくると、敬風(けいふう)高校合格とお母さんが体をこわしませんように、とお願いをした。(この辺りは純真な中学生です。)

次の日の放課後、千尋は不思議そうに首を捻りながら下校している。千尋は同級生に後を付けられていたのだった。で、圭介に「ごめんなさい!今日は会えない。つけられてる!」とメールを送った。千尋は気がついていた。直ぐに返事が返ってきて「じゃあ、明日デートしよう」という文面を見て「デート」という単語で舞い上がる千尋でした。(うんうん、気持ちは良く分かります。)家に帰っても嬉しくて仕方がない千尋は、直ぐに明日のデートに着ていく洋服の準備を始めた。

ここでテーマ曲『You!You!You!』が流れてきて、舞い上がっている千尋の気持ちに上手くマッチしています。で、翌日、デートの日、八景島シーパラダイスにやってきた千尋と圭介。で、中学生らしいデートが始まる。(本当に嬉しさいっぱいという千尋です。)

そんな中、圭介は高校の話を切り出した。で、圭介も自分と同じ敬風高校を受けると知った千尋は「もっと頑張らなきゃ。頑張ったら一緒の高校に行けるんだね」と喜びが増えた。そんな千尋を狙うシャッターの音。圭介は千尋の前に立つと「何ですか、止めてください。失礼です」と千尋を守ろうとする。するとシャッターを切った男は「あんまり可愛い子だから...」と言い「キューティーン」(「Cuteen」というタイトルの雑誌でしたが、「Cute」と「teen」からですね。)という女の子向けの雑誌で「町の可愛い女の子」を捜していて、写真を撮らせて欲しい、と言う。が、千尋は尻込みした。

が、結局は写真を撮らせて、その謝礼として1万円分の商品券をもらい、それを数えて喜んでいる千尋だった。で、本屋さんの美術書のコーナーに行き、千尋は将来美大に進み画家になりたいという夢を語る。(夢を語る千尋、とても良い表情をしています。)また、家が貧乏だから滑り止めを受ける余裕がない、ということも話す。(だからこそ「頑張らなきゃ」という台詞が泣かせてくれます。)すると圭介は「受験校のランクを1つ下げたらどうか」と口にした。(無理してもしもダメだったら...とそれらしい理由を言いますが...)これに千尋は戸惑ってしまった。

数日後、登校してきた真生がオカンムリ。千尋と圭介の写真が「キューティーン」に載っていたのを見たためだった。で、「ラブラブだって」とクラス中に一気に周知の事実となって知られてしまう。そんなところに登校してきた千尋は真生に屋上に呼び出される。

屋上、真生は雑誌を千尋に突きつけると「嘘つき」と責める。千尋は「内緒にするという約束だったから、圭介くんがそうしようって言うから...」と言うが、真生はそんな千尋にビンタをと右手を構える。が、真生はその手を下ろすと屋上を後にする。が、途中で足を止めて振り返ると「丁度良いかも」と言って「敬風の受験、止めてくれって言われなかった?」と尋ねる。何も答えられない千尋に「彼女は自分より少し下ぐらいの方がいいんじゃない。もし自分が落っこって彼女が受かったら最悪」と告げると去っていった。で、千尋は急に圭介に対して覚めてしまった。

受験の日は近づいてきて、今日は学校の最終面談の日だった。放課後、教室に残っていた千尋の元に圭介がやってきた。「で、結局何処にした?」と志望校を尋ねた。これに「多分、1ランク下げる」と答えた千尋。すると「その方がいいよ」と言う圭介だった。

面談で、ランクを下げた理由を問われた千尋。先生は「このまま頑張れば敬風に入れるんだ。第一、ランクを下げたら美大へ行ける確率もずっと下がるだろう」と言った。で、悩む千尋。その日はなかなか家に帰れず、近くの公園にいた。そこに真生がやってきて、千尋が手にしていた志望校を書いた書類を奪い、それを見ると「バカみたい」と言う。「返してよ」と言う千尋に「いいのそれで?私なら敬風、受けるな」と言う。そして千尋に返すと「彼氏に遠慮して自分の行き方変えるなんてバカだよ」と言う。が、千尋は「ふられたから、自分がふられたからそういうこと言うんでしょう」と反論する。真生は「そう思いたかったら思えば」と言うと去っていった。(千尋の気持ちも良く分かります。が、真生って良い友達ですね...)

それからの千尋はずっと悩むようになった。「合格すればふられるかもしれない」という不安の気持ちでいっぱいになっていたのだった。で、結局、希望校を変えなかったことを言い出せないまま、受験の日がやってきた。で、受験校にやってきた千尋。階段を上っていた千尋は偶然にも、圭介と会ってしまった。で「ここ受けるんだ。何で黙ってたの?」と圭介。が、何も答えない千尋だった。

で、試験が始まり、あっという間に試験は終わった。帰宅する千尋の表情は重く「バカなことをしてしまった。どっちも諦められなかった。もし失敗したら、私には行くところもない」で、後悔と絶望の中、その日(合格発表の日)がやってきた。あれから圭介からは何の連絡もなかった。合格発表を見に来た千尋は合格者の受験番号が張り出されたボードを見る。(千尋は「1068」、合格番号は次の行は「1070」から始まっていて、その隣の「1029」から下を見ていく千尋。が「1055」までしか見せてくれない。)千尋は呆然とした表情になり、改めて自分の受験票を見て番号を確認する。(が、重い表情をしている。)

そこに「どうだった?」と真生が声をかけた。で笑顔で「驚いた。私もここ受けていたんだよ」と言う。が、千尋は重い表情のままで何も言わない。そうしていると圭介もやってきて、千尋に「どうだった?」と尋ねる。千尋は目をそらして下を向いて何も言わない。すると「もしかして、ダメ?」と圭介が口にした。で、圭介の顔を見た千尋。圭介の口元が緩んで、笑っていた。それを見た千尋は呆然となる。圭介は「そっか、残念だったね。で、どうするの?」と尋ねる。すると「バカみたい。私、バカみたい」と言うと、走って行った

家に帰った千尋は泣き始める。とにかく、思いっきり泣く千尋。(ということで、受験は失敗か?)そんな千尋は夜の公園に来ていた。で、何かの書類の入った封筒を開いてじっと見ていた。そこに真生がやってきて、そっと千尋の後ろに座る。真生は千尋が見ている書類をそっと覗き込んだ。そして「合格?合格してたの?」と驚く。すると千尋は「ゴメン」と言った。すると大きく溜息をついて「なんだ、不合格と思った」と安心した真生は「慌てて損した」と言う。これに再度「ゴメン」と千尋。(でも、合格したという嬉しい表情を全く見せない千尋です。)真生は千尋の横にやってくると「合格したんだよ、私たち。楽しそうな顔しない」と言う。(やっぱり良い友達です。)が、やっぱり冴えない表情をしている千尋。

真生は「高校行ったら、もっと格好良くてもっと良い男探そうよ。それが青春ってもんでしょう」と千尋に言うと立ち上がり「圭介のバカヤロー!」と叫んだ。「ちょっと...」と戸惑う千尋だったが、「もっといい女になってやる!」「もっといい男見つけるぞ!」と叫ぶ真生につられて千尋も「圭介のバカヤロー!」と叫んだ。すると吹っ切れたように笑顔になった千尋でした。

4月になって高校に通う千尋と真生。(スカートは青葉台学園の夏服のスカートだが、ブレザーはボタンは一列の普通のブレザーです。が、銭形舞と同じ赤いリボンを付けています。)千尋の初恋は終わり、高校生活という新しい生活が始まりました。

今回の物語、Aパートは約14分強、Bパートは約12分弱でした。で、いつものようにエンドロールの最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と、いつものお約束でした。

千尋にとったら初恋ということで、色々と尾を引いていましたが、それを乗り越えてこそ新しい本物の恋に出会うというものです。今回の物語は湯浅典子監督、脚本は武田有起さんということで、女性ならではの目で見た物語でしたが、武田さんはこのような物語は上手くまとめてくれますね。(「愛の道 チャイナロード」全12話は全て武田有起さんの脚本でした。)

ところで、主演の福永真梨佳って、1992年生まれで1月に15歳になったばかり。(学年は夏帆ポンと同じ。)しかも、夏帆ポンと同じ事務所ということで、6代目は設定年齢のこともあって無理でしょうが、7代目(ちゃん姉妹の三女)か8代目(ちゃん姉妹の四女)の候補としてエントリーされたと見ていいでしょうかねぇ。演技の方はまだまだだけど、時間はあるから、少し揉まれたら悪くないかも...

次回の物語は「卒業 春の嘘」の「前編」ということで、3rd.では3本目の前後編の物語ということになります。テーマ曲は「はじめ人間ギャートルズ」からエンディング曲のやつらの足音のバラード』と、これまた渋い選曲ですね。そう言えば「恋日・ナビ」で丹羽Pは「はじめ人間ギャートルズ」は使えたらいい、と言っていましたが、それが実現と言うことになります。(ところで、よくよく考えてみたら、アニソン・四天王の歌う曲は全く登場していませんねぇ。渋い方は次々と出てきますが...)監督は佐々木浩久監督で、主演は丹羽Pや佐々木監督が惚れ込んだ水沢エレナ。(彼女も1992年3月生まれで、夏帆ポンと同じ学年です。でも、随分と大人の雰囲気があります。→ひょっとしたら、6代目候補の大穴かも...?(でも、普通に考えると、7代目候補(の本命)と考えるのが妥当ですが...))更にこの物語にはストレイドッグの隠し球・中村美香・梨香という双子も出演していて、ここも注目です。→これまで「双子」というアイデアは浮かんでも、キャストの点で候補がいなかったが、7&8代目を双子という設定もこれで実現できる...?)いずれにしても、やっぱりキャストが若い「恋日・3rd.」です。(その他、仮面ライダーカリスも出演します。)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)前回から「今回のテーマ曲は?」という問題ではなく、物語に沿った問題になったが、今回の問題は「千尋の高校進学の目標は?」という問題でした。4つの選択肢は、「スポーツ推薦」「海外への留学」「医大への進学」「美大への進学」の4つ。(正解は4つ目(黄色ボタン)の「美大への進学」です。)→前回の当選が12月分だったから、しばらくは当たらないでしょうが、応募の方はしっかりとしている筆者です。

 

 ↓今回のテーマ曲は収録されていませんが...

My これ!クションBaBe BEST

My これ!クションBaBe BEST

  • アーティスト: BaBe
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD

↓本作とは関係ありませんが...

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2005/05/27
  • メディア: DVD

のらくろクン DVD-BOX(2)

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

 

↓「八景島」というとこう言うのがあります。

横浜八景島殺人ワールド

  • 作者: 斎藤 栄
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫

横浜 みなとみらい・八景島

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

横浜―みなとみらい・八景島

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本

↓こういうものを取り上げておきます。

合格デッサンの基礎〈2007年度用〉

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

芸大・美大をめざす人へ No.114 (114)

芸大・美大をめざす人へ No.114 (114)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アシェット婦人画報社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: ムック

芸大・美大 実技&要項

芸大・美大 実技&要項

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/10/06
  • メディア: 単行本

 

できる人の勉強法

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  • 作者: 安河内 哲也
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2006/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓合格祈願に限りませんが...

ビジュアル版 世界お守り大全

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  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 大型本

受験の“お守り”合格手帳―合格への準備はこれで万全!

  • 作者: 通信勉強指導塾アテネ東大生講師グループ
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  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓「恋日」の1st./2nd.です。

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
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恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD


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