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UNFAITHFUL (SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2002年の映画「運命の女」である。子役からの長いキャリアのあるダイアン・レインが主演のサスペンス・ドラマであるが、本作によってダイアンは赤でモー主演女優賞を始めとする数多くの映画賞で主演女優賞にノミネートされることになった。(受賞したのは全米批評家協会賞、NY批評家協会賞だけでしたが、遂にということになりました。)

本作の映画データを記しておくと、製作はG・マック・ブラウンとエイドリアン・ライン、原案はクロード・シャブロル(1969年の彼が手掛けた映画です。)、監督はエイドリアン・ライン、脚本はアルヴィン・サージェントとウィリアム・ブロイルズ・Jr.の2人、撮影はピーター・ビジウ、音楽はジャン・A・P・カズマレックである。そして出演は、ダイアン・レイン、リチャード・ギア、オリヴィエ・マルティネス、エリック・パー・サリヴァン、チャド・ロウ、ケイト・バートン、ドミニク・チアニーズ、マーガレット・コリン、ジェリコ・イヴァネク、ミシェル・モナハン、マイケル・エマーソンたちである。

物語は、エイドリアン・ラインが得意としている不倫を題材にした愛憎劇のサスペンス・スリラーである。ごく平凡な主婦・コニーは会社を経営する夫のエドワードと9歳になる一人息子のチャーリーの3人で、平凡だが幸せな日々を暮らしていた。ある日、コニーは息子の誕生日プレゼントを買いにマンハッタンに出掛けるが、通りを歩いていると本をたくさん持った青年とぶつかり、膝を怪我してしまう。その青年はポールというフランス人であり、コニーの治療のために自分のアパートにコニーを招く。やがてコニーは誘惑に負けてポールと関係を持ってしまう。その後ポールは言葉巧みにコニーを引き戻し、不倫関係が続く。そんな中、コニーの夫・エドワードが二人の情事に気づいた...

物語は、エイドリアン・ライン監督作品らしいお決まりのものであるが、やはり本作ではダイアン・レインである。また、音楽の方もなかなかの出来である。

サントラ盤に収録されているのは以下の全19曲である。(スコアです。)『At Home』『The Wind』『Video On The Bed』『Braille』『Triangle』『Farewell』『Cold Bathtub』『Discovery』『Sudden Turn』『I Hate Myself』『Unfaithful』『Car Wash』『The Visit』『Unfaithful (Piano Variation)』『The Globe』『The Obsession』『Burning Pictures』『Together』『Silence』。

スコア集ということで、映画本編で使われた音楽が集まっていて、派手さはないものの、サスペンス調の物語を盛り上げてくれるメロディが並んでいる。映画を見たら改めてじっくりと聴いてもらいたい所である。

 

Unfaithful

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  • アーティスト: Original Score
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 2002/06/10
  • メディア: CD

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運命の女 特別編

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/08/18
  • メディア: DVD


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