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「アイコ十六歳」 [映画(邦画)]

表題の作品は1983年の作品であり、冨田靖子のデヴュー作である。当時、高校生作家として注目を集めた堀田あけみの同名タイトルの自伝的処女小説の映画化作品であり、12万7000人という応募者の中から選ばれた冨田靖子の初々しく瑞々しい演技が見られる。また、本作は上映された当時、本作の制作ドキュメントである「グッドバイ夏のうさぎ」と同時公開された。(これには「グッドバイ夏のうさぎ 完全版」というものも存在している。)

映画データを記しておくと、原作は堀田あけみ、監督は本作が35mm映画のデヴュー作である今関あきよし、脚本は今関あきよし、秋田光彦、内藤誠、桂千穂の4人、撮影は原秀夫、音楽はサザンオールスターズ、原由子、ウエストウッドである。(原由子はサザンとは別に独立してクレジットされている。)そして出演は、富田靖子、河合美佐、伊神さかえ、松下幸枝、三次令子、浅野由美、岡竜也、波方清、森勇治、岸部シロー、藤田弓子、きたむらあきこ、犬塚弘、坂井徹、正司花江、宮地由紀男、重光久美、笑福亭鶴瓶、紺野美沙子たちである。(尚、松下幸枝は現在の松下由樹であり、彼女も本作がデヴュー作である。)

物語は、名古屋の女子高生・三田アイコの高校生活を中心に、思春期の少女たちの等身大の姿でとらえた青春ドラマである。色々と青春していると同時に、何となくほのぼのとさせてくれます。ちょっと良い気持ちになれる佳作である。

ところで、昨今のリメイク・ブームと、期待の若手が数多く出てきていることを考えたら、本作のリメイクということは考えないのでしょうかねぇ。(冨田靖子主演の本作も良いけど、現代風に少しアレンジする所はアレンジして、そのままの所もしっかりと抑えておけば、十分通用すると思いますが...)で、筆者としたら、夏帆ポンの主演ということで...(他にも、アイコを演じてもらいたいと思った人は何人かいましたが、みんな高校を卒業してしまいましたから、夏帆ポンしか残っていない...(^^; )尚、当然ですが、アイコがセーラー服姿で自転車を飛ばすところはしっかりと入れてくださいよ。

 

アイコ十六歳

アイコ十六歳

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2003/12/05
  • メディア: DVD

↓こちらもピックアップしておきます。

グッドバイ夏のうさぎ

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1984/03/21
  • メディア: ビデオ

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