「YOUNG DOCTORS IN LOVE」 [映画(洋画)]
表題の作品は1982年の映画「病院狂時代」である。この作品もドタバタ・コメディであり、 人気ドラマである「GENERAL HOSPITAL」のパロディと言った感じの作品である。が、本作には注目点が2つある。それは、後に「プリティ・ウーマン」というヒット作を生み出すことになるゲイリー・マーシャル監督の映画監督デヴュー作であるということである。また、後に大ブレークしてハリウッドを代表する女優になるデミ・ムーアが出演しているということである。この二人の後の活躍を考えたら、もっと良い扱いをされてもいいはずだが、コメディ作品ということで、日本では冷遇されていて、DVD化はされていない。
映画データを記しておくと、製作総指揮と監督はゲイリー・マーシャル、製作はジェリー・ブラッカイマー、脚本はマイケル・エライアスとリッチ・ユスティスの2人、撮影はドン・ピーターマン、音楽はモーリス・ジャールである。そして出演は、マイケル・マッキーン、ショーン・ヤング、ダブニー・コールマン、ハリー・ディーン・スタントン、パトリック・マクニー、ヘクター・エリゾンド、パメラ・リード、ソウル・ルビネック、モニーク・ガブリエル、デミ・ムーア、ジャニン・ターナー、マイケル・リチャーズたちである。(デミ・ムーアはまで端役でした。)
物語は、ある市立病院を舞台にしたもので、7人のインターンがやってくる。彼らは優秀な医者の卵であったのだが、1年間の研修医として実地実習で、何かと騒動を引き起こすのであった。で、それでその騒動がいつも大きくなって、ドタバタ劇となってしまう... 生死を司る病院で、次々と発せられるギャグにはちょっと不謹慎な感じもするが、そこはアメリカン・ライト・コメディということで、笑って過ごしましょう。
尚、デミ・ムーアは本作が映画出演は2作目であり、まだまだ初々しさもある。後の大活躍を考えたら、本作のようなコメディ作品に出演というのは貴重な所でもある。(だけど、やっぱり冷遇されているんですよね...)
↓いずれもがビデオです。(上:US版、下:日本版)
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