ZAN LYONS『DESOLATE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2000年に発表されたデヴュー・アルバムである。(筆者が取り上げるにしては年代では完全に新しい部類に入るが、それだけ「Z」で始まるアーティストとなると多くいないだけに...)サウンドは、UK発のソウル・ダンス系のものであり、元気があるだけでなく、結構じっくりと聴かせてくれる所があって、そこがまた魅力である。(ダンス系のサウンドは、まずは元気が無ければダメですが、元気だけというのも飽きやすいですが、+αがあると、やっぱり違います。)'60'sの時代からUKサウンドは色々と新しいムーブメントを起こしてきたが、その電灯をしっかりと受け継いでいるのがUKサウンドの良いところでもある。
収録されているのは以下の全9曲である。『Suicide』『Desolate』『Caustic Tide』『Oblivion』『Demons』『Abort』『Serial Killer Stories』『Warring Factions』『Existence Apparently』。
この中からの筆者のお薦め曲は、やっぱりアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Desolate』を筆頭に持ってくるが、全9曲を一つの楽曲として、その第一楽章から第九楽章だと思って聴くというも悪くない所である。ダンス系サウンドがお好きな方はチェックしているであろうが、'70'sのブラコンがお好きな方や、ソウル系がお好きな方にも是非とも聴いて貰いたいサウンドである。
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