SSブログ

THE KING AND I(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1956年のミュージカル映画「王様と私」である。この作品は、ユル・ブリンナーの代表作の一つということでも有名なのは、ご承知の通りである。本作はマーガレット・ランドン原作の小説が原作ということと、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品という認識があるが、その舞台の前に一度映画化されている。よって本作はミュージカル映画となっているが、映画としてもリメイク作品ということになる。(最初の映画は、1946年の「アンナとシャム王」(原題:ANNA AND KING OF SIAM)であり、ジョン・クロムウェル監督、アイリーン・ダンとレックス・ハリソンの主演である。)

映画データを記しておくと、原作はマーガレット・ランドン、監督はウォルター・ラング、脚本はアーネスト・レーマン、撮影はレオン・シャムロイ、音楽はケン・ダービー、音楽監督はアルフレッド・ニューマンである。そして出演は、ユル・ブリンナー、デボラ・カー、リタ・モレノ、マーティン・ベンソン、テリー・サウンダースたちである。

物語は、王子や王女の教育係としてシャム王の宮殿にやってきたイギリス女性・アンナが、王宮に文化と愛情をもたらしていくという様を描いたものである。ユル・ブリンナーのシャム王は当たり役と言われ、その存在感は凄いですね。また、デボラー・カーの芯の強さと美しさがあり、彼女も名演技を見せている。また、『Shall We Dance?』に乗せた二人のダンス・シーンは映画史に残る名シーンとして、あまりにも有名である。

ということで、本作は当然のようにサントラ盤にも大いに注目である。(この時期のミュージカル映画のサントラは現在では色んな形でリリースされているので、入手するのも楽で良いですね。)

サントラ盤に収録されている曲は以下の全21曲である。(6曲のボーナス・トラックがあります。『Main Title』『I Whistle A Happy Tune』『My Lord And Master』『March Of The Siamese Children』『Anna And The Royal Wives』『Hello, Young Lovers』『Puzzlement』『Getting To Know You』『Garden Rendezvous』『We Kiss In A Shadow』『I Have Dreamed』『Shall I Tell You What I Think of You?』『Something Wonderful』『Prayer To Buddha』『Waltz Of Anna And Sir Edward』『Small House Of Uncle Thomas』『Song Of The King』『Shall We Dance?』『Letter』『Something Wonderful (Finale)』『Overture [LP Version]』。

この中からは、やはり何と言っても『Shall We Dance?』である。この曲が流れてくると、Y.ブリンナーとD.カーの踊りが必然的に浮かんでくるが、映画の名シーンと共に、永遠の名曲である。この曲以外にも良い曲はあるが、とにかく『Shall We Dance?』が傑出しているので、それ以外はお薦め曲として記すことはしない。とは言っても、全曲通してじっくりと聴き、『Shall We Dance?』は更に念入りに、ということで...

 

The King and I (1956 Film Soundtrack)

The King and I (1956 Film Soundtrack)

  • アーティスト: Richard Rodgers, Alfred Newman, Deborah Kerr, Marni Nixon, Rita Moreno, Terry Saunders, Yul Brynner
  • 出版社/メーカー: Angel
  • 発売日: 2001/03/13
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

王様と私 特別編

王様と私 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。