「トラック野郎」(その2) [映画(邦画)]
「トラック野郎」の2回目は1976年に公開されたシリーズ第3作と第4作の2本です。お決まりのパターンがあるが、それ以外に日本各地にトラックで移動するということで、何処に行くのかと言うこと、そしてマドンナは誰?という所が楽しみなシリーズである。
まずは、シリーズ第3作の「トラック野郎・望郷一番星」について
映画データを記しておくと、1976年の東映東京の作品で、時間は100分である。監督は鈴木則文、脚本は野上龍雄と澤井信一郎の2人、撮影は飯盛雅彦、音楽は木下忠司である。そして出演は、菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、島田陽子、土田早苗、梅宮辰夫たちである。(今回のマドンナは島田陽子である。)
今回の舞台は北海道である。北海道に向かうカーフェリーの中で、桃次郎は牧場経営者である美しい女性・亜希子に一目惚れする。で、桃次郎は亜希子の気を引くために彼女の牧場で病気の子馬を助ける。これによって亜希子の信頼を得た桃次郎であったが、彼女には(お約束で)既に婚約者がいて...
この物語には、当時絶大な人気を得ていた競走馬のハイセイコーが出ているというのも話題の一つであった。そして、本作で金造に10人目の子供が生まれるのもポイントです。
続いて、シリーズ第4作の「トラック野郎・天下御免」について
最初に映画データを記しておくと、1976年の東映東京の作品で、時間は105分である。監督は鈴木則文、脚本は鈴木則文と中島信昭の2人、撮影は仲沢半次郎、音楽は木下忠司である。そして出演は、菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、由美かおる、杉浦直樹、マッハ文朱、松原智恵子たちである。(マドンナは由美かおるである。)
今回の物語の舞台は四国である。桃次郎は(いつものように)巡礼姿の美人デザイナー・和歌子に一目惚れ。彼女は母親の病気と多額の借金返済のために好きでもない男と結婚する決意をしていた。で、桃次郎は彼女を助けるために全財産を投げ打って宇和島の闘牛に手を出すが...(後は、お約束の展開です。)
シリーズも2年目となると、お決まりのパターンもこなれてきて、安心して見ていられるようになる。(逆に、新鮮みが無いとも言う。)が、このお決まりのパターンというのが'70'sという時代にマッチしていて、良いところでもある。現在ではこういう雰囲気の作品というのは無理でしょうね~
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