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CHICAGO『V』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された(タイトルが示す通りで)彼らの5th.アルバムである。有名な話であるが、彼らは1st.アルバムから3枚続けて2枚組のアルバムを発表し、ライブ盤である4th.アルバムは4枚組であり、本アルバムが5枚目であるが、初めてのシングル・アルバム(1枚もの)が本アルバムである。(注意:当時はCDは影も形もなく、当然LPです。)そして本アルバムは彼らの転換期にもなったアルバムである。尚、本アルバムは当然のように全米No.1の座を獲得し、Billboardのアルバム・チャートを9週間にわたってNo.1の座に君臨し続け、同時に1972年の年間アルバム・チャートでは28位にランクインされている。(リリースが'72年7月だったが、これがもう少し早かったら、確実に年間アルバム・チャートのTOP 10に入っていたと思われる。→年間チャートでは、リリースのタイミングというのも大事です。)

収録されているのは以下の全10曲である。『Hit By Varese』『All Is Well』『Now That You've Gone』『Dialogue, Part 1』『Dialogue, Part 2』『While The City Sleeps』『Saturday In The Park』『State Of The Union』『Goodbye』『Alma Mater』。

この中からは何と言っても『Saturday In The Park』である。この曲は初期の彼らの代表曲の一つであり、'70's前半手置いても名曲として知られている一曲である。当然のように大ヒットを記録したが、Billboardのシングル・チャートでは最高位は3位である。(名曲って、意外と最高位が2位や3位というものが多いんですよね~不思議なんですが...)また、1972年の年間シングル・チャートでは72位にランクインしている。

しかし、本アルバムはそれだけではなく、良い曲がたっぷりと詰まっている。この辺りは、これまでは2枚組のアルバムばかりをリリースしていた彼らだが、本アルバムは1枚ものということで、より凝縮されて内容が高レベルになっている。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Saturday In The Park』は外すことは出来ないのは当然であるが、『Hit By Varese』『Dialogue, Part 1』『Dialogue, Part 2』『Alma Mater』をピックアップしておくが、捨て曲が無く、全曲が素晴らしい。(正直言うと、全曲お薦めと言いたいところである。)

尚、現在はリマスターされたものがリリースされていて、そちらには3曲のボーナス・トラックが追加収録されているようであるが、筆者の持っているものはボーナス・トラックの無い全10曲のものです。(ボーナス・トラック目当てで購入しても良いかなぁ~)

 

Chicago V

Chicago V

  • アーティスト: Chicago
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1995/02/28
  • メディア: CD

↓DVD-Audio(ライブ1曲のボーナス・トラックあり)

Chicago V

Chicago V

  • アーティスト: Chicago
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2003/08/12
  • メディア: DVD Audio

↓リマスター、全13曲収録

Chicago V

Chicago V

  • アーティスト: Chicago
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 2002/08/20
  • メディア: CD


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