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恋する日曜日・3rd.26話[Final]「昭和アニメ大行進~君は恋を信じられるか」 [ドラマ]

遂に最終回を迎えた「恋日・3rd.」ですが、締めくくりの物語は「昭和アニメ大行進~君は恋を信じられるか」という物語である。2nd.の最終話は「活弁」ということで、新たな試みを行った「恋日」ですが、3rd.の締めくくりは、台詞無し、全編ダンスという新たな挑戦を行った物語です。登場したアニメ主題歌は全部で21曲ということで、サブタイトルにあるように、まさに「大行進」でした。しかも、21曲もあったら、流石に紹介することも出来ず、いつもの主題歌紹介の30秒のコーナーもなく、いきなり始まりました。(欲を言うと、途中のCMは邪魔だったので、OPの後、ここでいきなりCMとするか、本編終了後に入れるということで良かったのでは...)

今回は、いつもと少し作風が違うということなので、いつもとは違うように書くことにします。(と言うより、この物語も文字に記すというのは非常に難しいですから...)

物語の方は、昭和アニメ学園を舞台にした(一応は)青春恋物語である。女子チア部のアヤたちが体育館で早朝練習をしている。それを見ていたパパイヤたちおやじダンサーズ(貧乏ダンス部)の連中が混ざり、青春の恋物語へ。

女子チア部、おやじダンサーズ、電撃チョモランマ隊がたっぷりと踊りを見せてくれるが、一応、パパイヤの恋、失恋、立ち直る、というストーリーはある。(アヤに惚れたパパイヤ。アヤに呼び出されて舞い上がるが、それはオーセにラブレターを渡して欲しいということで、失恋。がそこから立ち直る。また、アヤとオーセはめでたく... という簡単な物語です。)ただ、このストーリーって、19話の「アダルトな恋」の時と殆ど変わらないものですね。が、19話もそうだったが、今回はラブ・ストーリーはどうでも良いようなものであり、アニメソングをたっぷりと堪能する物語ですから、別に気にしません。→ドラマを(ある程度)期待した方は失望だけでしょうが、懐かしのアニメソングをたっぷりと聴くことが出来たということで、筆者としては良かったと思います。

ということなので、今回の物語は、ストーリーはあって無いようなものでした。が、ネタの方はたっぷりと仕込んでありました。よって、それについて触れることにする。

今回は登場人物の数が全部で15人だったのだが、その中で高校生に見えたのはせいぜい3人でした。(絢ちゃんはしっかりと高校生に見えます。)→まあ、ここから突っ込んでいたら先に進まなくなっちゃいますから...

パパイヤたちおやじダンサーズの学生服にはパッチワークがあるが、これって「昭和」のテイストを感じさせてくれます。

昭和アニメ学園の下駄箱の壁や廊下の壁に色々と注意書きが書かれた紙が貼ってある。「アフロヘアー禁止」「太りすぎ注意」「波動砲禁止」「ツッパリオヤジ厳禁」「ビンボーに負けるな」「ロケットパンチ使用3回まで」「合体禁止」など多数ありました。(文字が小さくて認識できなかったものも多数ありました。)まともな(?)張り紙は「ケンカをした者は停学」ぐらいでしょうか。

また「おやじはトチロー 大山まゆ」「おかんはエメラルダス 大山まゆ」という張り紙は、元になった松本零士作品を知らなかったら何のことか分からないでしょうし、理科室の黒板に書かれていた「アフロがやらねば誰がやる by フレンダー」「アフロ行きまーす」「分身魔球の方程式」等も分かる人にはしっかりと分かります。

そんな中で「ど根性ガエル」の曲の終わりの時、階段の壁に「足元カエル出没注意」という張り紙があるのは狙っていましたね。

他には人文字で「こい!!」「ウソ」というのを作ったおやじダンサーズ+電撃チョモランマ隊でした。

「銀河鉄道999」が終わり、パパイヤが挨拶して、ヒロイン・大政絢ちゃんを紹介し、絢ちゃんが感想を語り始めるが、パパイヤが「長くなりそうなので...」と割って入り、ラストの曲へ、という部分で、一応声が流れました。

今回の物語に登場した曲は登場順に、以下の通りです。(「 」内が曲名、( )内がその曲のアニメタイトルです。)尚、今回はこれらの曲名とアニメタイトルが全てテロップで、その曲の歌の出だしの時に出ました。(筆者は、曲名の一部までは完璧ではありませんでしたが、18曲までは曲名も直ぐに分かりましたし、アニメ作品21作は全て分かりました。)

ロックリバーへ」(あらいぐまラスカル)、「ど根性ガエル」(ど根性ガエル)、「ガッチャマンの歌」(科学忍者隊ガッチャマン)、「海のトリトン」(海のトリトン)、「グランプリの鷹」(アローエンブレム グランプリの鷹)、「マジンガーZ」(マジンガーZ)、「はいからさんが通る」(はいからさんが通る)、「幸せをはこぶメルモ」(ふしぎなメルモ)、「ゲッターロボ!」(ゲッターロボ)、「侍ジャイアンツ」(侍ジャイアンツ)、「樫の木モック」(樫の木モック)、「たたかえ!キャシャーン」(新造人間キャシャーン)、「薔薇は美しく散る」(ベルサイユのバラ)、「トライアタック!メカンダーロボ」(合身戦隊メカンダーロボ)、「元祖天才バカボンの春」(元祖天才バカボン)、「よみがえれ飛雄馬」(新 巨人の星)、「緑の陽だまり」(山ねずみロッキーチャック)、「CAT'S EYE」(キャッツアイ)、「勇者はマジンガー」(グレートマジンガー)、「銀河鉄道999」(銀河鉄道999(TVシリーズ))、「宇宙戦艦ヤマト」(宇宙戦艦ヤマト)。

尚、中には「恋日3rd.」で今までに使われた曲も3曲登場しています。また、ナビで丹羽Pが口にした「ガンダム」は結局登場しませんでした。→「ベルサイユのバラ」をはじめ、この中にも物語が作れそうな曲がたくさんありますね。(勿論、登場しなかった曲でも主題歌として使えるものはたくさんあります。)まあ、いずれ「恋日・4th.」という事になるでしょうが、アニメ主題歌を使うというはまたやってもらいたい所です。

今回の物語、Aパートは約18分半、Bパートは7分半でした。ラストの「宇宙戦艦ヤマト」と時に、右から左に縦書きのキャスト、スタッフのエンドロールが流れ、一番最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」といつもの注釈テロップが出てフィナーレとなりました。尚、今回は途中のCMが1分半ではなく3分になり、エンディングと次回予告の間にCMは入りませんでした。→CMの「Spirit in the Sky」は連続ストーリーではなく、オムニバス形式でしたが、今回は総集編的なものでした。「銭形海」からはこの部分も新しいものになるのでしょうか?→筆者としたら、3ミニッツ・ストーリーとして3分の1回だけに戻してもらいたい所です。(1分半×2は止めてほしい...)

今回の物語は、物語を追って楽しむものではなく、アニメ主題歌を楽しむというものでした。選曲は丹羽Pの世代(1964年生まれ)の方にとっては、あまりにも嬉しいものでした。(現在、35~45歳ぐらいの方は正にお涙ものです。)しかもフィナーレが「宇宙戦艦ヤマト」と言えば、これは丹羽Pの世代では当然の選曲です。曲に台詞が被っていないので、映像を消して音だけを楽しむことも出来ます。(タイトルのようにまさに「昭和アニメ大行進」です。)こういう物語で締めくくってくれた「恋日・3rd.」は「1st./2nd.」よりも印象に強く残るフィナーレでした。

次回(来週)からは、9ヶ月ぶりに「ケータイ刑事」が帰ってきます。(「銭形海」)。今までだったら次回予告として簡単に記しますが、「ケータイ刑事」と「恋日」とは別ですし、既にその部分だけで1つの記事にしてしまったので、ここではそれは記しません。

次回予告の後の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの部分ですが、最後の最後に大きなネタをやってくれました。小林アナのナレーションはいつもと同じでしたが、いつものベンチの上にいる犬に、CG合成で、首輪と名札が付けられていましたが、犬の名前は「渡邊プン太」となっていました。(→脚本家の渡邉睦月さんの愛犬の名前です。→睦月さん、「恋日・3rd.」では1本も書いていません。と言うか、「恋日・1st.」で何本か書いていますが、「2nd./文學の唄/ニュータイプ」に続いて「3rd.」と書いていません。→ラブ・ストーリーは苦手ということ何でしょうか?)

番組終了後、次の「うさもち」までの15秒間のCMは世界陸上の宣伝でしたが、これはまあある程度予想していました...

※数日の間に「恋日・3rd.」の総括と、筆者が独断と偏見で選んだ「MVP&三賞」を記す予定でいます。

 

↓「恋日・1st./2nd./文學の唄」

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション

  • 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: DVD

↓ 登場した主題歌をピックアップしておきます。(一部は同じシリーズ作品となります。)

あらいぐまラスカル

あらいぐまラスカル

  • アーティスト: TVサントラ, 大杉久美子, セントメリーチルドレンコーラス, コロムビアゆりかご会
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD

ど根性ガエル ミュージックファイル

  • アーティスト: TVサントラ, 石川進
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: CD
ガッチャマン ヴォーカルコレクション

ガッチャマン ヴォーカルコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, 子門真人, コロムビアゆりかご会, ささきいさお, ザ・チャープス
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/04/20
  • メディア: CD

ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~

ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~

  • アーティスト: ヒデ夕樹, 秀夕木, 杉並児童合唱団, 林春生, 鈴木宏昌, 山川啓介, 大野雄二, 野田昌宏, 東映児童合唱団, とくら清和, 寺島葉子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(27) テレビオリジナルBGMコレクション アローエンブレム グランプリの鷹

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(27) テレビオリジナルBGMコレクション アローエンブレム グランプリの鷹

  • アーティスト: TVサントラ, コロムビア・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(21) テレビオリジナルBGMコレクション マジンガーZ

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(21) テレビオリジナルBGMコレクション マジンガーZ

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: CD

はいからさんが通る/吐息でネット

  • アーティスト: 南野陽子, 小倉めぐみ, 武藤星児, 田口俊
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/07/27
  • メディア: CD

ふしぎなメルモ

  • アーティスト: 真島有紀, 岩谷時子, 長谷部徹, 宮崎淳子, 弥勒
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/06/25
  • メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(22) テレビオリジナルBGMコレクション ゲッターロボ

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(22) テレビオリジナルBGMコレクション ゲッターロボ

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: CD

侍ジャイアンツ ミュージックファイル

  • アーティスト: TVサントラ, 松本茂元
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: CD
樫の木モック セレクション1

樫の木モック セレクション1

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/07/25
  • メディア: DVD

新造人間キャシャーン全曲集

新造人間キャシャーン全曲集

  • アーティスト: アニメ主題歌, ささきいさお, 竜の子プロダクション企画文芸部, 菊池俊輔, 丘灯至夫, コロムビアゆりかご会, 嶋崎由理
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/07/21
  • メディア: CD

ベルサイユのばら「薔薇は美しく散る」

ベルサイユのばら「薔薇は美しく散る」

  • アーティスト: TVサントラ, 鈴木宏子, 山上路夫, 田島令子, 志垣太郎, 馬飼野康二, ブロウニー, アリス・ソクラス, 片桐和子, 上田みゆき
  • 出版社/メーカー: キティMME
  • 発売日: 1994/09/24
  • メディア: CD
天才バカボン

天才バカボン

  • アーティスト: TVサントラ, アイドル・フォー, 堀絢子
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/08/21
  • メディア: CD
巨人の星 ミュージック・ファイル

巨人の星 ミュージック・ファイル

  • アーティスト: アニメ主題歌, アンサンブル・ポッカ, ジ・エコーズ, アンサンブル・ボッカ, おぼたけし, 森みどり
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2003/01/22
  • メディア: CD

山ねずみロッキー・チャック

  • アーティスト: TVサントラ, ミッチーとチャタラーズ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/03/06
  • メディア: CD
キャッツアイ サウンド・トラック

キャッツアイ サウンド・トラック

  • アーティスト: TVサントラ, 刀根麻理子, シェリー・サベッジ, 大谷和夫
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 1995/12/21
  • メディア: CD

スーパーヒーロー・クロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I-マジンガーZ・ゲッターロボ・グレートマジンガー・ゲッターロボG・宇宙円盤大戦争・鋼鉄ジーグ-

スーパーヒーロー・クロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I-マジンガーZ・ゲッターロボ・グレートマジンガー・ゲッターロボG・宇宙円盤大戦争・鋼鉄ジーグ-

  • アーティスト: アニメ主題歌, 水木一郎, 東文彦, 渡辺宙明, コロムビアゆりかご会, 小池一雄, 江口隆彦, 永井豪, 高久進, ザ・スウィンガーズ, 中村しのぶ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD

銀河鉄道999 SONGS&OTHERS

銀河鉄道999 SONGS&OTHERS

  • アーティスト: サントラ, ささきいさお, 杉並児童合唱団, こおろぎ’73, 渡辺直子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2001/08/18
  • メディア: CD

オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト Part1

オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト Part1

  • アーティスト: TVサントラ, ささきいさお, ロイヤル・ナイツ, 阿久悠, 宮川泰
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/05/18
  • メディア: CD

宇宙戦艦ヤマト ボーカル・ベスト・セレクション

宇宙戦艦ヤマト ボーカル・ベスト・セレクション

  • アーティスト: サントラ, ささきいさお, ミュージカル・アカデミー, 阿久悠, 宮川泰, 沢田研二, フィーリング・フリー, 島倉千代子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2001/03/31
  • メディア: CD

「宇宙戦艦ヤマト」パート1 BGMコレクション

「宇宙戦艦ヤマト」パート1 BGMコレクション

  • アーティスト: アニメ・サントラ, ロイヤルナイツ, ささきいさお, 阿久悠, ヤマト・スタジオ・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1995/09/21
  • メディア: CD

「宇宙戦艦ヤマト」ソング・コレクション

「宇宙戦艦ヤマト」ソング・コレクション

  • アーティスト: アニメ・サントラ, ロイヤルナイツ, ささきいさお, 堀江美都子, 島倉千代子, フィーリング・フリー
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1995/09/21
  • メディア: CD


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