大根刑事#1 [アニメ]
「アニメ魂 ショートDEアニメ魂」の中で放送された「大根刑事(だいこんでか)」というショート作品は人気があって、5分番組(5分番組と言っても、本編は3分ですが...)として放送されているが、この度、BS朝日でまたまた1話から放送を開始したので、これについて記す絶好の機会ということで記していくことにする。
この作品は、野菜を使った実写アニメというものであり、BS-iの「ショートフィルム道」(これは1話5分のショート作品集である。)の作品のような雰囲気がある。「ショートフィルム道」といえば「怪談新耳袋」「佐藤四姉妹」「スパイ道」「先生道」(7/14,21,28にBS-iで放送されます。)「東京少女」(これは1話12分です。)などの作品があるが、「大根刑事」の雰囲気は上記作品群の中では「スパイ道」に近いと言うことが出来る。(が、「スパイ道」も結構幅が広いですけど...ネタが仕込んであるコメディ作品ということで、一番近いということです。)大根が主人公の熱血刑事ドラマ(?)である。
初回の物語は「走れ!大根刑事」という物語です。警視庁に「ベジタブル課」というセクションが設立された。殺人事件が発生し、「現場に急行だ」ということで出動する大根刑事。で、現場に向かって走っている間に大根刑事はベジタブル課のメンバーを紹介してくれる。同僚たちは、トマト刑事、キャベツ刑事、じゃがいも刑事、スイカ刑事、パプリカ刑事、かぼちゃ刑事、と紹介されていき、しょうが刑事、ニンジン刑事、青梗菜刑事は「その他もろもろ刑事」としてまとめて紹介され、最後にボス・メロン刑事が紹介される。現場にまだ到着しないということで、大根刑事は「好きな人がいる」と言って、一歩踏み込んで自己紹介を始める。で、思いを寄せている相手は、独身寮の管理人の秋刀魚さんです。(が、片思い...?)
そうやって一通りの紹介が終わり、燃えながら現場に向かう大根刑事だったが、走れば走るだけ大根おろしになってしまい、削られすぎて現場到着前に動けなくなってしまった。で、ボスが「人生は短い」と言って締めてくれました。
尚、「メロンやスイカが野菜?」と思われるかも知れないが、生産統計ではメロン、スイカ、いちごは「野菜」として扱われている事が多く、「野菜」でもあるのである。(要するに、「果物」と「野菜」の明確な分類基準がなく、「野菜」と扱われることも「果物」と扱われることもあるということです。)
↓こういうものを...
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