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DOOBIE BROTHERS『THE CAPTAIN AND ME』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、1973年に発表された3rd.アルバムである。DOOBIEの歴史には1人のキーマン・MICHAEL McDONALDの加入前と加入後で大きく違うものがあるのはご存知の通りであり、加入後の大ヒット曲の方が大きく取り上げられているところもある。そんな中、本アルバムは加入前の彼らの代表的なアルバムとして知られているものであり、初期DOOBIEを語る上では欠かすことの出来ないアルバムである。また、彼らの代表曲の一つである『Long Train Runnin'』が収録されているアルバムでもある。尚、本アルバムは、Billboardの1973年の年間アルバム・チャートでは17位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位7位を記録するヒットとなっている。

収録曲は以下の全11曲である。『Natural Thing』『Long Train Runnin'』『China Grove』『Dark Eyed Cajun Woman』『Clear As The Driven Snow』『Without You』『South City Midnight Lady』『Evil Woman』『Busted Down Around O'Connelly Corners』『Ukiah』『Captain And Me』。

この中からは2曲のシングルが大ヒットを記録していて、彼らの代表曲の一つである『Long Train Runnin'』はBillboardのシングル・チャートで最高位8位、1973年の年間シングル・チャートで41位にランクインしている。そして『China Grove』は、年間シングル・チャートのTOP 100にこそランクインしていないが、レギュラー・チャートでは最高位15位を記録している。

筆者のお薦め曲は、当然の如く『Long Train Runnin'』と『China Grove』を押さえておくが、筆者は冒頭の『Natural Thing』も捨てがたい所である。(というか、『Natural Thing』『Long Train Runnin'』『China Grove』と続く構成、流れ、が大好きである。)この一連の流れの中で輝くギター・サウンドに取り憑かれてしまうかのように惹きつけられるのである。また、アメリカの雄大な大地の息づかいを感じさせてくれると共に、カリフォルニア(ウエスト・コースト)の晴れ渡った空をもイメージさせてくれる。まさに、'70's前半のアメリカをイメージさせてくれるサウンドなのである。

'70'sのアメリカン・ロックを聴くのであれば、絶対に外せないアルバムであり、MUSTとして聴いておかなければならないアルバムである。

 

The Captain and Me

The Captain and Me

  • アーティスト: The Doobie Brothers
  • 出版社/メーカー: Wea Japan
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓本アルバムはDVD-AUDIOでもリリースされています。

The Captain and Me

The Captain and Me

  • アーティスト: The Doobie Brothers
  • 出版社/メーカー: Wea International
  • 発売日: 2002/01/08
  • メディア: DVD Audio


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