大根刑事#6 [アニメ]
第6話の物語は「孤立無援の17歳 後編」ということで、前回の続きである。前回はベジタブル課の刑事たちは誰一人として登場しなかったが、今回は辛うじて大根刑事だけが登場したとはいうものの、完全に通行人と変わらなかったので、やはりタイトルが間違っているとしか言いようがない物語でした。(この物語だったら、わざわざ1つの記事にする必要は無いですねぇ。「今週の収穫」に含めちゃっても良かった... →放送からほぼ1週間送らせて、来週はまとめちゃうかも...)
鞄の中の核爆弾で、この世界をぶっ飛ばそうと決意した女子高生。繁華街からあるビルの前にやってくる。そして鞄の中を探り、核爆弾を取り出す。が、それはごく普通のレモンでした。で、それを置くと、小走りで逃げ出す。心の中で「10,9,8,…」とカウントダウンをしながら走る女子高生。横断歩道を走って渡り終えると立ち止まって振り返り「3,2,1,0」すると爆発が起こりキノコ雲が...
が、「第三次世界大戦勃発 なんて想像してみたり。」とテロップ。下を向いて歩いていく女子高生だったが、「うぉ~~~」と言う声を耳にして、そちらを振り向くと、大根刑事が走っていた。(身体を削って犯罪を追いかけるという、いつもの姿だった。)で、それを見た女子高生は、足がないのにがむしゃらに走っている大根がいることを知り、手足がある自分は何だって出来る、大根よりも自由だと気づき、悩むのを止めて立ち直った。
大根刑事が辛うじて登場したものの、やはり雰囲気も全く違っていて、どこが「大根刑事」なの?という物語でした。そもそも、これというネタも仕込んでいないこれだけのストーリーを前後編に分ける意味合いがあったのだろうか?1話3分のショート作品だから、2話にしたというのも納得できない。1話5分の「ショートフィルム道」を見習って、長くても5分、まあ、4分が妥当であり、4分にまとめ直すべきでしたね。
次回は「人質を救え、愛」というサブタイトルだけど、その物語も「ショート DE アニメ魂」では目にしなかったタイトルだけど、大丈夫なのでしょうか?
↓こういうものを思い出さないか...(もう少し捻りが欲しかった...)
日本と世界を襲う 沈黙の兵器―静かなる第三次世界大戦の宣戦布告
- 作者: 太田 龍
- 出版社/メーカー: データハウス
- 発売日: 1995/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
日本艦隊撃沈さる!―第三次世界大戦 日本軍海外出兵篇 (1980年)
- 作者: 久留島竜夫と軍事研究グループ
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 1980/05
- メディア: -
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