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EAGLES『ONE OF THESE NIGHTS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼らの4th.アルバムである。このアルバムは、邦題「呪われた夜」というアルバムで、彼らの初の全米No.1を獲得したアルバムである。(5週連続No.1の座を獲得し、1975年のBillboard年間アルバム・チャートでは27位、翌1976年の年間アルバム・チャートでも29位にランクインしている。→1位を獲得しているのに年間チャートの順位が('75年)低いのは、リリースされたのが'75年の7月ということで、チャートの成績が2年に分かれてしまったからである。だからといって、本アルバムの価値が下がると言うことではない。また、本アルバムからは1曲の全米No.1ソングを含み、3曲がTOP 5入をするというビッグ・ヒット曲を連発した。

収録曲は以下の全9曲である。『One Of These Nights』『Too Many Hands』『Hollywood Waltz』『Journey Of The Sorcerer』『Lyin' Eyes』『Take It To The Limit』『Visions』『After The Thrill Is Gone』『I Wish You Peace』。

この中からは、何と言ってもアルバム・タイトル・ナンバーである『One Of These Nights』である。1週だけとはいうものの、Billboardのシングル・チャートで1位(8/2付け)を獲得し、1975年の年間シングル・チャートでも9位にランクインする大ヒットとなった。更に『Lyin' Eyes』は最高位2位(リリース時期の関係もあって、年間シングル・チャートのTOP 100には入っていない。)と『Take It To The Limit』は最高位4位、1976年の年間シングル・チャートでは25位にランクインしている。

このなかからの筆者のお薦め曲はアルバム・タイトル・ナンバーであり大ヒットを記録した『One Of These Nights』、彼らの代表曲の一つでもある『Take It To The Limit』、シングル・ヒットの『Lyin' Eyes』は外せないが、やはりこの3曲と言うことになる。

サウンドの方は、カントリー調からややハードな方向に前作から動き出したが、それを一歩進めるようになったが、'70'sサウンドらしい聴きやすいものである。また、本アルバムは、バーニー・レドン在籍時代では最後のアルバムである。

本アルバムの次のアルバムが「HOTEL CALIFORNIA」となる訳であるが、メンバーも結構替わっての大ヒットということになる。初期のカントリー・ロックを堪能するのならば、本アルバムまで(大分減っていますが...)である。が、彼らのキャリアを考えても、しっかりとチェックしておきたいアルバムである。

 

One of These Nights

One of These Nights

  • アーティスト: Eagles
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2006/05/01
  • メディア: CD


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