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EURYTHMICS『REVENGE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された6th.アルバムである。ユニットとしては大成功を収め、しかもアニー・レノックスは前年にアレサ・フランクリンとのデュエットでヒットを飛ばすというようにシンガーとしても順調であり、EURYTHMICSとしても大きく期待されたアルバムであり、その期待に応える内容で、世界中で大ヒットを記録したアルバムである。(が、不思議なことに、チャートの記録では以外と地味である。)イギリスでは最高位3位、アメリカでは最高位12位を記録しているが、Billboardの年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。まあ、発売時期の関係もあるが、世界で1500万枚を越えるセールスを記録したアルバムとしたら、ちょっと以外な所である。(→チャートというのは人気投票みたいな一面もあって、ヒットの大きさを正しく現していないということを証明しています。)

収録曲は以下の全10曲である。『Missionary Man』『Thorn In My Side』『When Tomorrow Comes』『Last Time』『Miracle Of Love』『Let's Go』『Take Your Pain Away』『Little Of You』『In This Town』『I Remember You』。

この中からは、アメリカでは2曲、イギリスでは4曲がシングル・ヒットを記録している。『Missionary Man』はBillboardのシングル・チャートで最高位14位(年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない)、イギリスでは最高位31位を記録、『Thorn In My Side』はイギリスでは最高位5位、アメリカでは最高位68位あった。また『When Tomorrow Comes』はイギリスで最高位30位、『Miracle Of Love』がイギリスで最高位23位を記録している。

この中からの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録した『Missionary Man』と、『Miracle Of Love』『Take Your Pain Away』『In This Town』という所をピックアップしておく。

クールで無機質的なポップなサウンドだったが、アニーが歌姫として大きく進化してきたことがサウンドの変化に現れることになったが、アニーのボーカルは本当に引き込まれる巧さがある。

本アルバムはアニーのシンガーとしての魅力と、デイブのエンジニアとしての技量の高さが見事に融合した本アルバムは、大きなシングル・ヒットこそ生まれていないが、アルバムのトータル・クオリティは非常に高く、アルバムとしてじっくりと聴き込みたくなるものである。じっくりと聴きましょう。

 

Revenge

Revenge

  • アーティスト: Eurythmics
  • 出版社/メーカー: SMG
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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