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「OMEN IV: THE AWAKENING」 [映画(洋画)]

WOWOWで、シリーズ一挙放送と題して放送している(した)「オーメン」シリーズの第4作オーメン4」を取り上げる。(「一挙放送」と言っても、1と2を放送し、2時間挟んで3と4の放送、その後2日半後にリメイク版の放送なので、「一挙放送」と言うのには語弊があると思うのですけど...→毎日1本ずつの5日連続放送ならばまだ認めますけど...)

この作品は、日本では劇場公開されたが、元々はTVムービーであり、10年前(1981年)に完結した「オーメン」三部作を新たな構想によって制作された続編である。尚、劇中にダミアンの名前は登場するものの、ダミアンは姿を現さず、そのダミアンの子供が登場するストーリーである。

作品データを記しておくと、1991年製作、時間は98分である。製作はハーヴェイ・バーンハード、製作総指揮はメイス・ニューフェルド、監督はジョージ・モンテシとドミニク・オセニン・ジラール、原案はハーヴェイ・バーンハードとブライアン・タガート、脚本はブライアン・タガート、撮影はマーティン・フューラー、音楽はロバート・ランドレスとジョナサン・シェファー、出演は、フェイ・グラント、マイケル・ウッズ、マイケル・ラーナー、エイジア・ヴィエーラ、マディソン・メイソン、ドン・S・デイヴィス、アン・ハーン、たちである。

弁護士として活躍していて、官界入りも噂されているジーン・ヨークと妻のカレンは子宝に恵まれなかった。ということで聖フランシスコ孤児院から女の赤ちゃんを養子としてもらい受けた。が、その夜、子供を与えた院長は発作を起こして急死、シスター・イボンヌは十字架が逆さになるのを見た。女の子はディーリアと名付けられ、育っていくが、ディーリアが成長するにつれ、その周囲では不吉なことが起こり始めた...

ダミアンは男の子だったが、そのダミアンの子供として登場したディーリアは女の子ということになったが、前半は1976年の第1作に沿ったような展開である。中盤からは私立探偵が登場し、雰囲気が変わってくる。元がTVムービーということで予算も限られているためなのか、全体的に小粒に纏まっていて、オカルト色が弱くなっているのがちょっと残念なところである。(それなりに怖さはあるが、やっぱりスケールが小さく感じてしまう。)が、'90'sという時代を考えたらこういう展開になるのにもまた納得できてしまう。シリーズに新たな方向性を出そうとして、その狙いは良かったが、ここから先に続編が制作されなかったことからも分かるように、ちょっと中途半端になったのが残念でした。

 

オーメン4

オーメン4

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/18
  • メディア: DVD

↓全5作のセット

オーメン コンプリート・コレクション

オーメン コンプリート・コレクション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD


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