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EASY RIDER(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1969年のアメリカ映画「イージー・ライダー」である。この映画はアメリカン・ニューシネマの代表作として広く知られるようになり、当時の時代にマッチした反体制的な人間を描いた多くの作品の中でもシンボル的な作品となった。また、本作が特筆されるのは、低予算作品でも、現実的な物語でも、優れた映画は広く受け入れられ、高く評価されると言うことを示した。受賞は出来なかったが、本作はアカデミー賞でも助演男優賞とオリジナル脚本賞にノミネートされている。

作品データを記しておくと、時間は95分、ピーター・フォンダが製作、監督はデニス・ホッパー、脚本はピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、テリー・サザーンの3人、撮影はラズロ・コヴァックス、音楽はザ・バーズである。そして出演は、ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、アントニオ・メンドーサ、ジャック・ニコルソン、カレン・ブラック、ルーク・アスキュー、ロバート・ウォーカー・Jr.、ルアナ・アンダース、トニー・ベイジル、ホイト・アクストン、たちである。

物語の方は、マリファナ密売で儲けた大金をバイクのタンクに隠し、真のアメリカを求めて放浪の旅らでる2人のヒッピーの姿を描いたものである。当然、乗り物はオートバイである。ドラッグ・カルチャー、よそ者に対する排他的な姿、名ばかりの自由のアメリカというように、ベトナム戦争の泥沼化などの当時の時代を色濃く反映させて描き、大ヒットとなり、アメリカン・ニューシネマの代表作として認知されるようになったのはご存知の通りである。

当時の時代を反映させた作品であるが、取り上げた問題は原題でも相変わらずというところを考えると、技術は進歩しても、ハートの面では全く進歩していないということにもなり、これはこれでまた色々と考えさせられることになる。いずれにしても、青春映画としても、社会映画としても、見ておきたい作品である。

また、あまりにも有名な『Born To Be Wild』というヒット曲をはじめ、サントラ盤の方もしっかりと聴いてもらいたい所である。まさに'60'sの最後から'70's初頭を代表する曲ですからね。

そのサントラ盤の収録曲を最後に記しておく。(以下の全10曲である。)『Pusher』『Born To Be Wild』『Weight』『Wasn't Born To Follow』『If You Want To Be A Bird』『Don't Bogart Me [A/K/A Don't Bogart That Joint]』『If 6 Was 9』『Kyrie Eleison/Mardi Gras (When The Saints)』『It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)』『Ballad Of Easy Rider』。

 

Easy Rider: Music From The Soundtrack (1969 Film)

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  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: MCA International
  • 発売日: 2000/06/13
  • メディア: CD
イージー★ライダー

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: DVD

イージー★ライダー コレクターズ・エディション

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/16
  • メディア: DVD

イージー・ライダー 〔SUPERBIT(TM)〕

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2004/02/06
  • メディア: DVD


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