DEATH OF GAME(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1978年の香港映画の「死亡遊戯」である。(1997年の秋にリバイバル公開された。)この作品は、撮影中に主演のB.リーが亡くなってしまったため、未完成だったフィルムを元にして、新撮を追加して編集して完成させた作品である。(勿論、B.リーの遺作である。)
作品データを記しておくと、時間は100分、製作はレイモンド・チョウ、監督はロバート・クローズ、脚本はジャン・スピアーズ、撮影はゴッドフリー・ゴダー、音楽はジョン・バリーである。そして出演は、ブルース・リー、ギグ・ヤング、ディーン・ジャガー、コリーン・キャンプ、ヒュー・オブライエン、カリーム・アブドル・ジャバール、ダン・イノサント、たちである。
B.リーが亡くなったことで、代役を立てて新たに撮影した部分とB.リーのアクションの質が全く比べものにならないような差があるのは仕方がないと家はそれまでであるが、そのようなマイナス点を考えても、B.リーのアクションをは素晴らしい。
物語の方は、人気スターのビリーは、あるシンジケートとの契約を拒否。それによって執拗に狙われることになってしまう。ビリーの周囲の人たちもシンジケートから襲われ、ビリーも狙撃されてしまったが... ということで、B.リーのアクションがあってのものである。
本作は撮影中にB・リーが亡くなったということもあって、作品のクオリティはどうしようもない所があるが、音楽の方はなかなかのものである。音楽を担当したのは「007」シリーズでもお馴染みのジョン・バリーということで、やっぱり良い仕事をしています。
そのサントラ盤に収録されているのは以下の全17曲である。『Main Title/ Set Fight With Chuck Norris』『Will This Be The Song I'll Be Singling Tomorrow [Instrumental]』『Three Motorcycles/ Stick Fight With Santo』『Billy's Funeral Dirge』『Garden Fight』『Billy And Ann's Love Theme』『Big Motorcycle Fight』『Goodbye Mr. Land』『Will This Be The Song I'll Be Singing Tomorrow』『Game Of Death (End Title)』『Stick Fight/Main Title (Reprise)』『Descent Into Decadence』『Lesbian Tango』『Wet Sport』『Water Sports/ The Dominatrix's Waltz』『Phantom Of The Orgasm』『Afterplay』。
この中からは、『Main Title』はあまりにも有名な曲であるので、誰もが耳にしたことがあるでしょう。このような代表的な曲があるということで、それ以外の曲の方もグッと親しく接することが出来るだけに、じっくりと聴いて欲しいサントラ盤である。
Game of Death [Original Motion Picture Soundtrack]
- アーティスト: John Barry, John Barry, Colleen Camp
- 出版社/メーカー: Silva
- 発売日: 2003/10/07
- メディア: CD
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