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大根刑事#19 [アニメ]

BS朝日の放送も、遂に最後の物語に突入となりました。今回の物語は、前後編となる最終話の前編となる第19話「未来世紀ダイコン(前編)」である。この物語も地上波の「ショート DE アニメ魂」では未放映だった物語である。

また、今回は放送時間が2分早く始まったが、本編が5分半あるということで、これまでの物語の中で最も時間的には長いことになる。しかも、前後編ということなので、トータルすると10分を越えると言うことになるが、本作では3本半の時間が費やされていることになる。→発想は良いのだが、TV作品としてはこのように時間のバラツキがあるということは、編集でまとめ上げる能力が無いという言葉で切り捨てられてしまうだけであり、ちょっと問題である。(映画ということであれば全く問題にはならないことですが...)

ニューヨークに来て3年が過ぎた大根刑事は「この町は、もう俺がいなくても大丈夫なようだ」と判断して「JAPANに帰るか」ということで日本に返ることにした。で、ケツに花火を刺して飛んで帰る。

日本に返った大根刑事だったが、目にしたのは砂漠であり、日本は崩壊していた。叫んでも誰もおらず、途方に暮れる大根刑事。「2010年、日本。このあまりにも唐突な世紀末に、俺は一人ぼっち。一体何が起こったんだ...」と呟きながら砂漠を彷徨っていた。(→「2010年」のどこが「世紀末」なの?それに、ニューヨークにいても、日本が砂漠になるようなことが起こったら、ニュースで耳にはいるでしょうが...)で、強い日差しに照りつけられて歩いていた、大根刑事は干からびていって、ついには倒れてしまった。

陽は西に傾き、砂漠を歩いている一人の人間の人影がある。それは若い女性であり、干からびて倒れている大根刑事に気づくと、両手で拾い上げる。彼女は「孤立無援の17歳」に出てきた女子高生だった。が、姿は砂漠の民となっていた。

大根刑事は彼女に介抱されたこともあって、意識を取り戻す。で、彼女の姿を確認する。彼女も大根刑事が意識を取り戻したことに気づくと、笑顔になって大根刑事の元に駆けてくる。で、大根刑事を抱えて、嬉しそうにスキップ、スキップ、スキップ。

彼女は、誰もいない砂漠で一人きりになっているが、何かから解放されたようで、爽やかな笑顔をしていた。(しかし、「SOS」と記した旗を持って砂漠を駆け回っているのはどうかと...)で、食料と水を消費しながら、日々を暮らしていく中で、大根刑事はこの世界には犯罪がないということでユートピアと思えるようになり、すっかりこの暮らしを気に入ってしまった。

が、現実は現実であった。ユートピアなんか存在しない。水と食料が無くなりかけていたのだった。大根刑事は彼女に「旅に出よう。新天地を捜すんだ」と提案する。が、彼女は不安げな表情をするだけだった。で「大切なのは、出発することさ」と言うと、彼女も理解して、笑顔を見せて頷いた。で二人は旅立った...(以下、次回へ)

前回からシリアスな物語となっていて、「笑い」の部分がない物語であるが、色々とツッコミ所はありました。「孤立無援の17歳」という物語は、1本だけ作風も違っていて、完全に浮いている物語であったが、それが最終話に繋がっていたということは、それなりに考えられているが、登場が少し早かった様な気が...

次回の第20話は最終回ということで、今回の続きとなる「未来世紀ダイコン(後編)」である。(結局、「ショート DE アニメ魂」の時には放送した「カーチェイスだぜ!大根刑事」と「爆裂都市だぜ!大根刑事」の2本はBS朝日は放送してくれないのですね...)

 

大根刑事

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  • 発売日: 2007/12/21
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↓これはタイトルだけだったの?(後編に期待...)

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  • 発売日: 2004/11/25
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