SSブログ

NATALIE COLE『INSEPARABLE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼女の1st.アルバムである。子供の頃から歌手として活動していた彼女であるが、父・NAT KING COLE(ナット・キング・コール)譲りの歌唱力で、デヴューから大ヒット曲を生み出し、親の七光りではなくて実力者という形で順風満帆な歌手活動が始まる彼女であるが、本アルバムはR & Bのボーカル・アルバムとしてもなかなかの出来のアルバムである。'70'sの彼女は勢いがありました。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位18位を記録すると共に、1976年の年間アルバム・チャートでも21位にランクインする大ヒットとなった。

収録曲は以下の全10曲である。『Needing You』『Joey』『Inseparable』『I Can't Say No』『This Will Be (An Everlasting Love)』『Something For Nothing』『I Love Him So Much』『How Come You Won't Stay Here』『Your Face Stays In My Mind』『You』。

この中からは、1st.シングルの『This Will Be (An Everlasting Love)』がBillboardのシングル・チャートで最高位6位を記録する大ヒットとなっている。(R & Bチャートでは1位を獲得している。)また、続くシングルの『Inseparable』も全米チャートで最高位32位(R & Bチャートでは1位を獲得している)というヒットとなった。しかし、2曲ともBillboardの年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、やはり『This Will Be (An Everlasting Love)』である。ングル・ヒットを記録しているということもあるが、やはりこの曲は彼女の代表曲でもあって、外す訳にはいかない。それ以外では、シングル・カットされたアルバム・タイトル・ナンバーである『Inseparable』、『Something For Nothing』『I Love Him So Much』『How Come You Won't Stay Here』という所をピックアップしておく。

デヴュー・アルバムである本アルバムのヒットで彼女はグラミー賞において、最優秀R & B女性ボーカル賞と最優秀新人賞を受賞しているが、それに恥じないだけの内容のあるボーカルを聴かせてくれている。'80'sになると、一時活動を停止することになるが、'70'sの彼女と、復活した'90'sの彼女のボーカルは、やはり味がある。特に本アルバムはデヴュー・アルバムでもあり、彼女のボーカルを聴くのであれば、忘れてはならないアルバムである。じっくりと聴き入りましょう。

 

Inseparable

Inseparable

  • アーティスト: Natalie Cole
  • 出版社/メーカー: Mosaic Contemporary
  • 発売日: 2007/08/14
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「THE MANITOU」大根刑事#19 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。