OLIVIA NEWTON-JOHN『HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1975年に発表された彼女の7枚目のアルバムである。邦題は「そよ風の誘惑」であり、日本でも大ヒットを記録したアルバムである。また、アメリカでは前作の「IF YOU LOVE ME, LET ME KNOW」に続いて全米No.1の座を獲得している。(1位を獲得したのは1週だけでした。)で、1975年のBillboard年間アルバム・チャートでも13位にランクインしている。とにかく、妖精・OLIVIAの第一の黄金期のアルバムで、カントリー調でありながもポップのエッセンスの利いたアルバムである。
収録曲はUS/UK盤と日本盤でラストの曲が異なっているが、共に全12曲である。US/UK盤の収録曲は以下の通りである。『Have You Never Been Mellow』『Loving Arms』『Lifestream』『Goodbye Again』『Water Under The Bridge』『I Never Did Sing You A Love Song』『It's So Easy』『The Air That I Breathe』『Follow Me』『And In The Morning』『Please Mr. Please』『If You Love Me(Let Me Know)』。尚、日本盤ではラストが『I Honestly Love You』(邦題『愛の告白』)となっている。
この中からは『Have You Never Been Mellow』が全米No.1の座を獲得(1週のみの1位)し、1975年のBillboard年間シングル・チャートでも36位にランクインする大ヒットを記録している。また、『Please Mr. Please』も最高位3位を獲得し、1975年のBillboard年間シングル・チャートでは49位にランクインしている。尚、日本盤にのみ収録されている『I Honestly Love You』は本アルバムの前にリリースされた曲であり、OLIVIA初の全米No.1の座を獲得した曲である。(2週連続1位を獲得、1974年のBillboard年間シングル・チャートでは97位にランクインしている。→年間の順位が低いのは10月に1位ということで、成績が2年に分断されたためである。)
本アルバムからのお薦め曲は、彼女の代表曲の1つである『Have You Never Been Mellow』は外せない。(と言うよりも、アルバム・タイトル・ナンバーでもあり、この曲が本アルバムの看板でもあるので外せない。)カントリー調のポップな一曲で、OLIVIAの透明感のあるボーカルが魅力的な一曲である。(日本ではCMソングにも使われたこともあって、あまりにも有名な一曲である。)それ以外では、『Goodbye Again』『Follow Me』『Please Mr. Please』『If You Love Me(Let Me Know)』というところをピックアップしておくが、いずれもが説明不要の彼女の代表的な曲である。尚、日本盤にのみ収録されている『I Honestly Love You』については、本アルバムではなくて前作「IF YOU LOVE ME, LET ME KNOW」の収録曲であるので、取り上げないことにするが、この曲もまた良い曲です。
本アルバムはOLIVIAのキャリアの上でも重要なアルバムであり、聴いておかなければならないアルバムの1つである。といっても、『Have You Never Been Mellow』(邦題『そよ風の誘惑』)はあまりにも有名な曲なので、誰もが耳にしたことはあるでしょうけど...
↓順番に、UK盤/US盤/日本盤です。
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