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「PARANOIA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1997年の映画「パラノイア」である。(日本では劇場未公開でした。)殺人鬼が登場するサイコ・スリラー作品である。前半はなかなかスリリングな展開で進んで行き、怖さを感じるが、中盤以降は先読みが出来てしまうということで、劇場にはかからなかったということでしょうね。が、TV用作品としたら、途中にCMが入るという民放での放送形態では、かえって良いんじゃないかと感じる作品である。(CMで緊張が解けてしまうことが、逆に良い影響を与えてくれる...)

作品データを記しておくと、時間は92分、製作はエリ・カビリオ、監督と脚本はラリー・ブランド、撮影はリチャード・ダレット、音楽はマーティン・トラムである。そして出演は、ラリー・ドレイク、ブリジット・バーコ、サリー・カークランド、ロバート・フロイド、たちである。

ある田舎町で、20年前に一家が惨殺されるという事件が起き、犯人のカルヴィンは逮捕されて終身刑を宣告されて刑務所に入る。一方、一家の唯一人の生き残りであるジャナは、現在はニューヨークで暮らしていた。刑務所内のカルヴィンに更生プログラムが施されることになり、1台のコンピュータを与えられることになったカルヴィンは、それを使ってジャナとコンタクトを取り始めた。そして模範囚として出所したカルヴィンは、ニューヨークに向かい、ジャナの命を狙い始める...

本作では、殺人鬼・カルヴィンを「ダークマン」で強烈な悪役を演じたラリー・ドレイクが演じていて、再び怪演ぶりを発揮していて、見所となっている。こういう作品は、悪役の出来によって作品が極まってしまうが、間違いなく、良い方向に導いている。ただ、ストーリー展開が先読みできてしまう所がマイナス点ということで、せっかくの彼の怪演ぶりがもったいないことになっちゃったのが残念なところである。が、時間的にも見やすい作品であり、悪役の貫禄、存在感を見る上では、チェックしておきたい作品の一つである。

 

↓DVD化されていないので、ビデオを...

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↓L.ドレイクと言えばこれも忘れられません。
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