「POLICE ACADEMY 5: ASSIGNMENT MIAMI BEACH」 [映画(洋画)]
表題の作品は、1988年の映画「ポリスアカデミー5/マイアミ特別勤務」である。毎年1本のペースで製作されている本シリーズも5本目となった。今回は、永年勤続の表彰を受けることになったラサール校長と共にマイアミに行った一同が繰り広げる大総道を描いたものである。
作品データを記しておくと、時間は90分、製作はポール・マスランスキー、監督はアラン・マイヤーソン、脚本はステファン・J・カーウィック、撮影はジェームズ・パーゴラ、音楽はロバート・フォークである。そして出演は、ババ・スミス、マイケル・ウィンスロー、デヴィッド・グラフ、G・W・ベイリー、ジョージ・ゲインズ、レスリー・イースターブルック、マリオン・ラムジー、ジャネット・ジョーンズ、マット・マッコイ、ルネ・オーベルジョノワ、たちである。
定年を間近に控え、失意の日々を過ごしているラサール校長の姿に見かねたハイタワーたちポリスアカデミーの卒業生は、永年勤続の表彰を受けることになったラサール校長に同行して、マイアミへ向かう。現地で、ラサール校長の甥である刑事部長ニックに出迎えられて一行はリゾート気分になる。が、空港で校長は自分のバッグをダイヤモンド強奪一味のバッグと間違えてしまう。で、ダイヤモンド強奪一味は宝石を取り戻すためにラサール校長を誘拐する。しかし校長は、それを警察の捜査訓練の一環と思い込み、更に、校長の後釜を狙ってマイアミにやってきたハリス署長が事件に絡み、思いも掛けない方向に事件は動き出する(当然、ドタバタの大騒動になる。)ポリアカ卒業生たちは、ラサール校長を救うため、地元のケイト婦警の協力を得て立ち上がるが...
それにしても、ポリアカの連中と関係を持ってしまうダイヤモンド強奪一味は運が悪いのか、それとも、悪いことは出来ないという見本なのか、実に楽しい所である。
このシリーズは、兎に角ドタバタの大騒動に発展し、それを真面目な顔して解決しようとするポリアカの面々が面白いのだが、今回もその期待にしっかりと応えてくれる。これまでの作品と同様に、何も考えずに、大いに笑って楽しみましょう。
↓シリーズ全7作のセット
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