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「QUARTERBACK」 [映画(洋画)]

表題の作品は1994年の映画「クォーターバック」である。「メジャーリーグ」の監督D.S.ウォードがアメリカンフットボールをテーマにして描いた青春スポーツ映画である。(アメリカでは、アメフトはメジャーなスポーツですからね。)

作品データを記しておくと、時間は115分、製作はサミュエル・ゴールドウィン・Jr.、製作総指揮はダンカン・ヘンダーソンとトム・ロスマンの2人、監督はデヴィッド・S・ウォード、脚本はデヴィッド・S・ウォードとアーロン・レイサムの2人、撮影はヴィクター・ハマー、音楽はミシェル・コロンビエである。そして出演は、クレイグ・シェイファー、ジェームズ・カーン、クリスティ・スワンソン、オマー・エップス、ハリー・ベリー、エイブラハム・ベンルービ、ジョーイ・ローレン・アダムス、たちである。

アメリカン・フットボール・カレッジ・リーグ界の強豪・イースタン大学(ESU)は、念願の初優勝へ向けて、ヘッド・コーチのウィンタースの下、名クォーターバックのジョー・ケインや、戦力強化のためにスカウトされた期待のルーキー・ジョンソンを擁して、正念場を迎えた。全米ベストプレイヤーの一人であるケインはリーグ最後の挑戦に加え、シーズン最優秀賞(ハイズマン賞)の獲得を期待されて騒がれていて、そのプレッシャーに悩み、アルコール依存症の父の轍を踏む一歩手前となっていた。彼はキャンパスで知り合ったカミーユとの交際も気を緩めることが出来ず、酒浸りの日々に陥り、ついにはアルコール依存症で入院となり、リハビリ生活に入ってしまった。一方、ジョンソンは学業不振のために補習の毎日が続いていて、個人補習を手伝ってくれたオータム・ヘイリーという娘に恋する。しかし彼女は先輩のチームメイトの彼女だった。そんな中でもシーズンは日程を消化していく。ジョンソンは奮闘するも、ケインの欠場という穴は大きく、チームは負けが続く。そんな中、コーチのサムがケインを訪ねて、ケインを励ましてプレイヤーとして立ち直らせようとする。そして迎えたファイナルゲーム。療養期間が明けたケインがチームに復帰してベストメンバーで最後の勝負に挑むESU。果たして栄冠を掴むことが出来るか...

物語の展開は、スポーツ映画というよりも青春映画という方に重きが置かれているのが救いであるが、スポーツ映画としたら、やっぱり出来すぎた内容である。しかし、有望選手に対してはマスコミが騒ぎ、そのプレッシャーに苦悩するケインという姿が描かれているのは、青春映画ということでは良い所である。尚、結末は最初から予想できることであるが、やっぱり嬉しくなる終わり方でもある。(ということで、まあそれなりの作品である。)が、アメフトの試合のシーンは色々と見所があります。

 

↓一応、本作のビデオです。

THE_PROGRAM

  • 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
  • 発売日: 1996/04/26
  • メディア: ビデオ

↓参考まで

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  • メディア: 単行本

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