RICK JAMES『COME GET IT!』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1978年に発表された彼の1st.アルバムである。PRINCEのライバルと言われた彼であるが、彼はデヴュー時からずっとファンキーなサウンドを奏で続けているが、本デヴュー・アルバムから、兎に角ファンキーなサウンドを突き進んでいる。時は丁度世界的なディスコ・サウンドのブームの時期であり、時代の潮流に乗って飛び出してきて、ご機嫌なファンク・ミュージックをたっぷりと聴かせてくれるアルバムである。また、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位13位を記録し、1978年の年間アルバム・チャートでも83位にランクインするスマッシュ・ヒットとなった。
収録曲は以下の全8曲である。『Stone City Band, Hi!』『You And I』『Sexy Lady』『Dream Maker』『Be My Lady』『Mary Jane』『Hollywood』『Stone City Band, Bye!』。
この中からシングル・カットされたのは『Mary Jane』と『You And I』の2曲で、前者はBillboardのシングル・チャートで最高位41位を記録し、後者は最高位13位、1978年の年間シングル・チャートでも76位にランクインする大ヒットとなり、R&Bチャートでは1位にも輝いている。
この中からの筆者のお薦め曲は、『You And I』『Sexy Lady』『Mary Jane』。とにかくファンキーでノリノリである。
サウンドの方は'70'sファンク・ミュージックであるが、'70'sのファンク・ミュージックというのは、独特のビートを聴かせてくれて、しかもソウルフルであり、更にノリも良い。'80's中盤以降のエレクトリック・ダンス・ミュージックとは一線を画するものがあって、時代を感じるものであるが、発表から30年近くが経過しようとしているが、'70'sの輝を現在でも放ち続けている。大いに楽しんで身体を動かして聴きましょう!
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