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ケータイ刑事銭形海29話(3rd.3話・感想)+30話(3rd.3話)予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について、思ったことをそのまま記しています。今回の物語は3rd.3話(通算では29話)の「ザバーンザバーンは異国の香り! ~プリンセス暗殺計画」です。何と言っても、ちゃんの二役というのが最大のポイントです。

監督は「ケータイ刑事」では初めてだが、「恋日・2nd.」の「Baby Baby」や、夏帆ポンの「東京少女~眺める少女」で監督を務めている高成麻畝子監督であり、脚本は「ケー刑事」のエース・KJがしっかりとした脚本を書いていました。(今回の脚本で、KJは14本目となり、中邨武尊&渡辺千穂の2人を抜いて、単独4位に浮上しました。この調子だと、睦月さんはまだ遠いですが、3位に浮上するのも近いかも...)

それにしても、自虐ネタを含めて、色々とネタが詰まっていましたね。『愛のメモリー』をマツではなくてちゃんが歌ったのをはじめ、ちゃん自身をネタに使ってましたし、消えもの(食べ物=みたらし団子、もとい、ポポロパンピン・エクスレアード・トレビアーン)まで出てきたとなると、やっぱり大食いちゃんを思い出します。(ただ、ちゃんは大食いということになっているが、劇中では何か食べていましたっけ?ちゃんの方が食べていることが多いような気がしますが...)プリンセス・カイの壊れ方は「銭形泪」という感じがしました。また、「牛丼」で思い出したのも「・1st.6話」でした。→傑作「銭形泪」とは同じ次女・緑リボンですから、何かと意識していることが伝わってきます。あの明るくポップな雰囲気が久しぶりに甦った印象を受けました。(ちゃんも、今回の物語でコメディエンヌとして目覚めたかも知れませんね...)

「カイリーネ・ネクロチアス・エメラルドオーシャン・ターモン・アンドリウ・ボナパルト・ゼゼッペ」に「オルカディアトロス・サザンウインドバード・タイガーシャーク」って、「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路ぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」には及ばないものの、やっぱり凄い名前ですね。(ちなみに「寿限無…」というのは名前であり、姓の方はご存知ですか?(正解は「杉田」です。))

マツはマツで、今回はご機嫌な所もありましたね。「M2」でちゃんに「松山先生」と言わせたが、「合格!」と言う台詞まで含めてTVシリーズでこれが出てくるとは、KJ脚本、やってくれます。(ちゃんにではなく、プリンセス・カイに言われた所が上手い所でした。)それにしても、「水戸黄門」「大岡越前」「遠山の金さん」という名前まで出てきて、プリンセス・カイが時代劇口調というところも面白いところでした。

王女の命が狙われているというのに、ザバーン王国の警備の人員はあまりにも少ないというのは、「ケー刑事」ならではなので、突っ込まないことにするが、こういう時にこそCGを多用して、衛兵の数を増やしても良かったのでは...

「ケータイ刑事」では脅迫状の類は、新聞や雑誌の文字を切り抜いて作るというのがお約束になっているが、今回は手書きのアラビア文字だったというのは、ちょっと新鮮に感じました。(普通の作品ならば、それが当然でしょうけど...)

松山さんも、(銭形に)「必ず守ってやる」と言ったり、本人がいないと思ったら、ボロクソに言う所などは五代さん、高村さん、岡野さんと同じであり、お約束とは言え、楽しい所です。

オルカはプリンセス・カイを射殺しようとするのなら、やっぱり頭を狙わないとダメですね。(これって、ゴルゴ13をはじめ、殺し屋としたら常識だと思うのですけどね。)一方、ちゃんにしても、防弾チョッキを着るのは分かるが、頭を狙われたらどうするつもりだったんでしょうかねぇ。

治外法権を盾にして逃れようとする犯人というのは、「ケータイ刑事」に於いては全く新しいパターンであるが、これは物語の設定をしっかりと活かしている脚本である、という証でもある。やっぱり「ケー刑事」のエース・KJ脚本でしたね。しっかりと考えられていました。

マツがデタラメを教えたことによってザバーン王国では益々日本に対しての誤解が深まるでしょうが、実際、外国では日本のイメージって「侍、腹切り、芸者」というのが浸透している国があるのもまた事実であるだけに...

次回は、3rd.4話(通算では30話:遂にこの大台に乗りました。)の「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」という物語です。次回予告でも松山さんが襲われていましたし、拉致されたようですが、ひょっとしたら「・26話」のような展開ということなんでしょうか?そんな中、ちゃんが「チンパンジイから怪人パンチ」を口にしていたのは嬉しいところです。何せ、ここのところの回文と言えば「柴田束志」ばかりでしたからね。詳しくは、公式HP更新後となる火曜日にUPする方で...

鑑識メモの方は、「鰈(かれい)」というさかなへんの漢字シリーズであったが、現場でスタッフさんたちまでが映っていたというのは、「・2nd.6話」などがあるが、ちょっと珍しいですね。

着ボイスDLのお知らせを挟み、海ちゃんCM(インフォマーシャル)はやはりこれまでと同じものでした。また、次の番組の「うさぎたちのもちつき」までの15秒のCMは「東京少女・セピア編」の15秒版でした。このCMには「イケナイ恋」がバックに流れているというのもポイントです。

 

↓やっぱり「銭形泪」を意識していますね。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
↓「M2」はこちら

↓こういうのが発売になります。やっぱりファンの声をしっかりと聴いてくれますね。

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE2.1~

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: DVD

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