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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その35) [ケータイ刑事]

今回のテーマは、以前に「芸の世界の達人」ということで記しているが、それの「ボンドガール/クイーン編」です。但し、「達人」と言うのにはちょっと疑問があるのですけど...

登場いただくのは、ボンドガールからはシリーズ第13作オクトパシー」に登場したオクトパシー、クイーンは「・1st.20話」に登場したマジック・クイーンのミラクルあゆみである。

007」:オクトパシー。シリーズ第13作(3代目ボンドの第6作)「オクトパシー」のボンドガールであり、演じたモード・アダムスはシリーズ第9作の「黄金銃を持つ男」についで2度目の登場となった。尚、ボンドガールとしては2度目であるが、「黄金銃を持つ男」ではスカラマンガの愛人役ということで、メインのボンドガールではなく、本作でメインのボンドガールに昇格したと言って良い。(「007」シリーズでは、別の作品で異なる役を演じた俳優は他にもいるが、ここまで大きな役を演じたのは、彼女と、「リビング・デイライツ」で武器商人・ウィティカーを、「ゴールデンアイ」と「トゥモロー・ネバー・ダイ」でCIAのジャック・ウェイドを演じたジョー・ドン・ベイカーだけである。)ということもあって、オクトパシーの風貌は「何故かスカラマンガの愛人に瓜二つ」というようにネタにされている。

自殺したデクスター・スマスイ少佐の娘という設定になっているが、一応は謎の人物とされている。で、オクトパシー・サーカスを主催している。(サーカスの興行にも顔を出ているが、オーナーという立場であるため、特に芸を披露することはない。が、その地位を築くまでにはある程度「芸」の道に進んでいる必要があるので、「?」マーク付きで一応は「芸の達人」であろうと思われる。)このサーカス団のメンバーは女性だけということで、ボンド・ビューティーズという作品に花を添える美女たちが大勢集まっている。(一応、「オクトパシー軍団」と言われている。)また、サーカス団のマグダは本作におけるボンドの敵であるアフガニスタンの亡命貴族の愛人であると同時に、オクトパシーのレズ相手というような関係があった。

サーカスの興行で世界各地を旅するのに専用列車を持っていて、その移動に目を付けられて、カマル・カーンの陰謀に利用されて、核爆弾を運ばされることになった。(本人は、核爆弾のことは知らなかった。)そして、それを知って、ボンドに協力し、オクトパシー軍団を使ってカマル・カーンのアジト攻撃に参加した。

オクトパシー・パレスと呼ばれる湖畔にある宮殿に住んでいて、正に女王のような優雅な生活をしている。そして、マグダとは関係があった。

ケータイ刑事」:ミラクルあゆみ。「・1st.20話」に登場したクイーンであり、第1話ではないのにクイーンが登場したというのは「零・2nd.2話」以来のことであり、初めてではないが、珍しいことである。演じたのは当然のことながら、クイーン女優の宝積有香さんである。

舞台衣装は、アニメ「クリミィーマミ」を意識したもので、魔法のスティックを手にして「くるくるミラクル~」という台詞と共に、脱出マジックを得意としており、TVでもそれが放送されるという売れっ子の人気マジシャンである。(ということで、「マジック」という芸の世界ではスターであり、達人と言っても良い存在である。)

師匠はマジックやえこであり、高校時代に田舎にマジックやえこがやってきた時、東京に出たい一心で弟子入りし、貧しい生活に耐えて芸を磨き、自分は売れっ子になった。しかし、自分が売れっ子になったが師匠のマジックやえこの方は相変わらずさっぱりであり、次第に仲が悪くなる。で、マジックやえこがあゆみに対して「恩知らず」と罵って殺そうとした時、逆に殺してしまった。やえこが用意していたアリバイを逆に利用して犯行を隠そうとしたが、雷ちゃんの活躍によって、犯行が暴かれた。

今回取り上げた2人の類似点は、まずは演じた人がそれぞれのシリーズにおいて初登場ではなく、複数回の登場であり、しかも前に演じたのとは(設定上)完全な別キャラであるにも関わらず、「何故か似ている」というツッコミをされるキャラクターである。(但し、このネタを理解できるのは、それぞれのシリーズについてある程度の知識を持っている必要がある。)これはキャスティングにおける遊び的なところでもあり、スタッフも色々と楽しんでいることを伺い知ることが出来る。製作サイドも遊びを入れながら楽しんで製作していることが分かる。→両シリーズともエンターテイメントの要素がたっぷりと詰まったシリーズであり、傑作と呼ばれる作品だからこそできることでもある。(つまらない作品でスタッフが遊んでいたら、それが浮いてしまってつまらなくなってしまうだけである。)

キャラクターとしても、オクトパシー軍団のボスであり、宮殿に住んでいるということから女王のような存在であるオクトパシーと、「マジック・クイーン」と呼ばれて人気スターであるミラクルあゆみということで、共にカリスマ的なオーラを放っている存在である所が類似点である。(しかし、レズの相手がいるオクトパシーと、師匠と仲が悪いあゆみというように、私生活の方では真逆というのもまた面白い所である。)

次回も「ボンドガールとゲストキャラにおける類似点」というお題で続きます。(未登場のボンドガールの数は随分と減りましたが、まだ何人か残っていますし、「ケータイ刑事」のゲストキャラと似ている所はまだありますからね。)どういうキャラクターが登場するかは、次回のお楽しみということで...

 

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↓参考まで(モード・アダムス出演)

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↓参考まで(これまでにクイーン登場の物語があるもの)

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