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「007/QUANTUM OF SOLACE」製作発表 [映画(洋画)]

イギリスで、遂に発表された「007」シリーズの第22作。少し前から噂は届いていたが、噂に踊らされると、ガセネタを掴まされることもあるので、今まで書かないでいました。製作発表記者会見が行われたということで、(個人的に解禁ということで)記すことにします。

6代目ボンドを襲名したダニエル・クレイグの第2作ということになるシリーズ第22作のタイトルは、表題のように「QUANTUM OF SOLACE」(クォンタム・オブ・ソラス)ということで、直訳すれば「慰めの分け前」という意味になる。邦題については改めて発表されるらしいが、ここのところのタイトルを考えると、そのままカタカナ表記にする可能性が高いように感じます。(直訳の「慰めの分け前」というのだと、ボンド映画という雰囲気ではなく、不倫に絡んだサスペンスというような印象を受ける...)

物語は第21作「カジノ・ロワイヤル」の続編ということで、リンドの死を引きずっているボンドということになるようです。

注目のボンドガール(名前はカミール)には、ウクライナ出身のオルガ・キュリレンコということで、2004年の「薬指の標本」、2006年の「パリ、ジュテーム」、2007年の「ヒットマン」などに出演しているが、女優としてのキャリアは、最近のボンドガールと比べると、少ないですね。→「カジノ・ロワイヤル」のエヴァ・グリーンと同様に、今後の期待の星ということに重きを置いたということでしょうか?

また、敵役にはフランスのマチュー・アマルリックが演じる。

それ以外のキャストには、ジュディ・デンチとジェフリー・ライトの名前があるので、「M」とフィリックスもそのまま同じ顔ぶれであり、やはり「カジノ・ロワイヤル」の続編という物語だと感じさせてくれる。

ロケはイギリスの他にパナマ、ボリビア、チリ、ペルー、イタリア、オーストリア、スペインで行われるということで、南米に絡んだストーリーになるようです。(中米は結構登場しているが、南米となると「ムーンレイカー」以来となるような気がします。)

公開は、イギリスでは2008/11/7ということで、当初の予定よりも半年ばかり遅れることとなったが、ちょっとバタバタがあったことを考えたら、こんな所でしょうね。尚、日本公開は2009年の初春の予定ということになっている。

また、その次の第23作については、今のところ2010年ということが予定されている。ボチボチ、日本を舞台にした物語として、「ケータイ刑事」との融合(ボンドガールは銭形ーズの誰かを!)を実現してもらいたい所です。(笑

※WOWOWでは3月に「カジノ・ロワイヤル」の初放送があるということです。

 

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