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ゴルゴ13#2 [アニメ]

今回のターゲットは、ニューヨークのマフィアの大物。しかし、彼は慎重な男であって、チャンスは少ない。チャンスは、彼のオフィスで、彼が景色を見る時という時しかない。しかも、そのオフィスはハリソン・ビルの31階、地上100mという所にあった。依頼を受けたゴルゴ13は、ハリソン・ビルから500m離れた所に位置するアパートに一室を借りて、夕方5時のワンチャンスを待った。そして彼がオフィスに姿を見せた時、1発で仕留めた。が、その時、ゴルゴ13の側に猫がいて、それに反応したゴルゴ13は薬きょうを落としてしまった。NY市警が動き出し、また、500m離れたアパートの路上から使用直後の薬きょうが発見された。誰もが狙撃事件とは関係ないと思ったが、市警のサムは薬きょうが発見されたアパートに向かった。そこにはゴルゴ13がいた。サムはゴルゴ13が犯人だと感じたが、証拠がない。サムはゴルゴ13を問い詰めていくが、ボロを出さない。そんな中、狙撃に使用されたと思われるライフルが発見されるが、そのアパートからハリソン・ビルの現場を見ると、狙えることは出来るが、それは殆ど不可能な状況だった。更に、事件当時には東風ということで、状況証拠だけで起訴しても、困難な狙撃が可能だと立証することは不可能であった...

全てを計算し尽くした上で、直ぐに現場を立ち去らなかったゴルゴ13。警察がやってきても顔色一つ変えず、警察を手玉に取っていく所は、やはり痛快である。結局、状況からは黒だが、それを立証できないため、「疑わしきは無罪」という法の網をすり抜けたゴルゴ13ということで、NY市警のサムとのやりとりは見応えありました。

それにしても、ゴルゴ13でも、ミスをするというのは、やはり人間ですね。とは言っても、猫に反応する(発砲はしなかった)のもまたゴルゴ13らしいところでもありました。

アパートの管理人がゴルゴ13のことを「スポーツ選手でしょうかね。がっしりした人です」と言ったが、なるほどとは思うが、スポーツ選手というには少し年を取っているように思うんですけどねぇ...いや、ゴルフ選手だったらあり得るかも...(何せ、50歳を越えないと参加資格のないシニアというものもあり、30、40代でもバリバリの現役選手としてやれますからね。)→ゴルゴ13の持ち物にゴルフクラブがあったが、そういう偽装工作をしていたのでしょう。ゴルフ選手だったら、滞在が一週間というのも別におかしくないですし...

 

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