キミ犯人じゃないよね?#5 [ドラマ]
前回が「銭形愛」で、今回は「銭形泪」。もはや完全に「ケータイ刑事」の物語をベースにした物語ということで、林先生のやりたい放題が続いている。いや、それどころか、「ケータイ刑事検定」でもやっているような物語が続いているが、やはり柴田太郎を富士見署に異動させた真意はそこにあったのでは?と感じる所である。
いきなり「ベントラ、ベントラ、スペースピープル」って、「泪・1st.2話」じゃないですか。(あのUFOを呼ぶ呪文がこんなところでまたお目にかかることになるなんて...)一応「金星」ということにしていたが、客の中に「海王星から来た」と言った人がちゃんといましたし...(「冥王星」と言った人もちゃんといましたね。これは「探偵学園Q」だし...)そして、最初は殺人は行われていなかったというのは「M1」を思い出させてくれる所であり、この展開といい、更にマスコミが集まって騒ぎ立てるというのは「泪・2nd.26話」である。
それだけでなく、「銭形泪」だと感じさせるのは、それ以外のネタもたっぷりと仕込んであるということで、寿司で「しゃこ」のネタを出したのは「恋日・ニュータイプ・2話」だし、片瀬那奈演じる流山まどかは「鉄板少女アカネ」(この主役は舞ちゃんでしたね。)の西豪寺エレナを思わせるキャラだったと、延長の矢作というのは、UFOディレクターで知られている矢追純一氏の名前を意識しているものだし...ということで、「何でもあり」の「銭形泪」の世界観そのままという物語でした。
まどかが「どうしても私を犯人にしたいのなら」とか「遺体を持ってきなさい」というのもやっぱり「ケータイ刑事」ではお馴染みの台詞である。
尚、さくらの宇宙人のコスプレ(?)で、星形のフェイス・ペイントがあったが、「星形」の何かを身につけているというのは真犯人がやっていることなんですけどね。→まどかのイヤリングは星形ではなかったので、今回は「さくらが犯人だ」と言うことを暗示していたという仕掛けまで仕込んであり、これを逆に使っていました。(「ケータイ刑事」を見ていないと、全く分からないでしょうが...)
ミステリーサークルということで、こういうジャンルは柴田太郎の世界である。マニアの柴田さんだから、これについて語り始めたら止まらなくなり、これだけで番組が終わってしまう可能性もある。今回はその説明をしっかりとやってくれたが、「イギリス南部の…」とか、「僕はこれまで何度か見ている」とか、もう少し語って欲しいところでした。
次回は「鎧」が出てきたということで「銭形海・2nd.6話」が頭に浮かぶのだが、脚本が林先生ではなくて加藤純也となっていたので、期待できないですね。(KJこと加藤淳也先生とは別人ですよね?KJ脚本ならば大いに期待できるのですけど...)
↓一応これを(予約もまだですけど...)
↓今回はこれに限ります。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- メディア: DVD
↓参考まで
ミステリーサークルの謎とスターウォーズ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
- 作者: 飛鳥 昭雄
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/96236980.html を参照されたし。
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