BEST HIT USA 2008[2008/5/13] [音楽(etc.)]
いつものように、一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、ON AIR曲と「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記しますが、最近はPVに対する扱いが酷くなり、構成の方も詰め込んでしまえ、という実に酷いものになっている。色んなチャートを紹介すると言っても、同じチャートが毎週出てこないというのは致命的な欠陥である。それに以前よりも格は上がったものの、BILLBOARDではなくてRADIO & RECORDSじゃあね... 兎に角、こうもズタボロになっちゃうと、存在価値も無く、「TIME MACHINE」で2つも紹介された大騒動の観客になった気分でした。
最初は、「今日はいきなりとても注目されている2人組をゲストに…」ということで、今回もゲスト・コーナーでスタートしました。(いい加減に「今日は…」じゃなくて「今日も…」といった方が絶対良いと思う...)ゲストはNUTTIN' BUT STRINGZの2人で、ON AIR曲は『Thunder』でした。で、またもPVの途中から小画面でのインタヴューが出るということで、最近はPVに対する扱いが酷い回がやたらと増えました。その後、スタジオで生演奏をチラッとやっていました。
これに続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表(わざわざ「TOP40部門」と言っても、虚しく感じるだけでした。)があり、DEF LEPPARD featuring TIM McGRAWの『Nine Lives』に乗せて今週のROCK CHARTのTOP 10の紹介、RAHEEM DEVAUGHNの『Woman』に乗せてURBAN AC CHARTのTOP 10の紹介がありました。
CMを挟んでからは、「STAR OF THE WEEK」のコーナーで、取り上げられたのはPLAIN WHITE T'S。それにしても、紹介するまでの能書きが長い。先にチラッと映像でバンド名が分かっているが、こういう形で紹介されると、頭に残りにくいんですよね... で、インタヴューと『Hey There Delilah』がON AIRされました。(当然のように、途中から再びインタヴュー画像が小画面として出ました。)続いて「COUNTDOWN USA」の10位から4位までの発表、TRIPLE A CHARTのTOP 10がSTEVE WINWOOD featuring ELIC CLAPTONの『Dirty City』に乗せて紹介されました。
CMを挟んでからはお待ちかねの「TIME MACHINE」のコーナーです。(本当に、ここで紹介される情報だけが目的になっている筆者です。)今週は5/13いうことで、以下の6件が紹介されました。
1955年:ELVIS PRESLEYがフロリダ州でのコンサートの後、観客が騒いで大混乱となる。彼のコンサートで熱狂した客が大騒ぎをするのはこれが初めてだった、1970年:BEATLESのドキュメンタリー映画「LET IT BE」が公開される。この映画は同時にBEATLESの最後の映画にもなった、1974年:JACKSON 5のワシントン・KRFスタジアムでのコンサートで若者たちがステージに瓶を投げつけて大騒ぎとなった。50人以上が負傷して43人が逮捕された、1978年:YVONNE ELLIMANの『If I Can't Have You』が全米シングルNo.1を獲得した。(この1週のみの1位でした。尚、1978年のBillboard年間シングル・チャートでは19位にランクインしている。)、1985年:BRUCE SPRINGSTEENがモデルで女優のジュリアン・フィリップスと結婚。(3年後に離婚することになる。)、1992年:ツアーで来日中のRED HOT CHILL PEPPERSのギター・ジョンが突然脱退して全てを放り投げて帰国した。(1999年に復帰する。)。
また、5/13が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。RITCHIE VALENS(1941年生まれ、享年17歳)、STEVIE WONDER(1950年生まれ)。
今回は、先週に続いてCHICAGOの2人(LEEとJAMES)がこのコーナーに登場となり、彼らの話があって、2003年のライヴの『Saturday In The Park』が流れました。
続いて「C/D USA」のTOP 3の発表があり、最後のリクエスト曲は、1996年のBJORKのライヴで『Hyper Ballad』でした。これはチベットに対するコンサート「フリー・チベット~チベタン・フリーダム・コンサート1996」のものであるが、あれから12年となるのに、この問題は全く進展せずに同じことを繰り返している中国ですね。時節柄、ナイスな取り上げ方でした。(でも、前説が長すぎる解説にはちょっと嫌気が...「BJORK」の名前をそんなに引っ張らなくても良いのに...)
次回は、EPGの番組情報によると、ゲストはエリオット・ヤミン。説明文の方は、オーディション番組から飛び出したエリオット・ヤミンがついにベールを脱ぐ。さらに意外な人がマイケルのビート・イットをカヴァー!とあります。
Struggle from the Subway to the Charts
- アーティスト: Nuttin But Stringz
- 出版社/メーカー: Koch
- 発売日: 2006/10/03
- メディア: CD
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