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WILLOW(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1988年の映画「ウィロー」である。悪の女王が支配する時代に、その世界を救うという赤ちゃんを拾った若者・ウィローの冒険物語である。(結構、コミカル・テイストに満ちている物語でもある。)

作品データを記しておくと、時間は127分、原作と製作総指揮はジョージ・ルーカス、監督はロン・ハワード、脚本はボブ・ドルマン、撮影はエイドリアン・ビドル、音楽はジェームズ・ホーナーである。そして出演は、ワーウィック・デイヴィス、ヴァル・キルマー、ジョアンヌ・ウォーリー、ジーン・マーシュ、パトリシア・ヘイズ、ビリー・バーティ、パット・ローチ、ギャヴァン・オハーリヒー、たちである。

尚、本作での共演がきっかけで、ヴァル・キルマーとジョアンヌ・ウォーリーは後に結婚することになった。結婚後、ジョアンヌ・ウォーリー・キルマーの名前で女優を続けていたが、離婚しちゃいました。

悪の女王・バヴモルダが支配する世の中。が、女王は「体に印を持つ特別な子が生まれ、女王を殺すだろう」という予言を恐れていた。女王は生まれた子を殺そうとしていたがねその子供は秘かに川に流され、ネルウィン族の農夫・ウィローが拾う。長老の指示でウィローは旅立ち、最初に会ったダイキニ族に赤ん坊を渡すそうとする。で、宙吊りの檻に拘置されている戦士・マッドマーティガンと出会い、彼に赤ちゃんを託すが、赤ちゃんは連れ去られ、ウィローは捕らわれてしまう。その夜、妖精の女王・シャーリンドリアが現われ、ウィローはこの希望の子を守るために選ばれたと告げられた。次の日、ウィローは良い魔女・フィン・ラゼルに会うために再び旅立つが、マッドマーティガンと再会した旅籠で赤ちゃんを捜すバヴモルダの娘・ソーシャとぶつかり、辛うじて逃げるが、再び捕まる。そんな中、ブラウニー族の惚れ薬を吸ったマッドマーティガンがソーシャに恋し、その混乱に脱出する。それから怪獣や追っ手たちと争いながら、悪の女王・バヴモルダに立ち向かって行く...

ジェットコースター・ムービーのようにテンポよくストーリーは進んで行くが、全体的にコミカル・テイストに満ちていて、ノリは軽く、伝説というような重みは感じられない。どちらかというと、ファミリー向けの冒険ファンタジーと言った作品である。

物語の方は今ひとつ詰めが甘いのだが、音楽の方はなかなか出来がよい。結構色んな所で使われていて耳にすることが多いのだが、それが本作の音楽が優れていることを証明している。流石はJ.ホーナーと言った所である。スケールが大きいサウンドは、緩急を付けてテンポ良く進む所は進み、じっくりという所はじっくりと聴かせてくれる。映画の内容を考えたら、出来すぎと言っても良いレベルで、映画本編を忘れてこちらをBGMに使うのに持ってこいである。耳にすることも多いだけに、一度はじっくりと聴いておきたいところである。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全8曲である。『Elora Danan』『Escape From The Tavern』『Willow's Journey Begins』『Canyon Of Mazes』『Tir Asleen』『Willow's Theme』『Bavmorda's Spell Is Cast』『Willow The Sorcerer』。

 

Willow [Original Motion Picture Soundtrack]

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  • アーティスト: Original Soundtrack,James Horner,London Symphony Orchestra,Robin Williamson
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1998/11/17
  • メディア: CD

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ウィロー (特別編)

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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