キミ犯人じゃないよね?#6 [ドラマ]
公式HPには「脚本:加藤純也」とあったのも「脚本:加藤淳也」と修正されていて、やっぱりKJ脚本だったんですね。で、研究熱心なKJらしく、今回も「ケータイ刑事」ネタが随所にありました。「銭形泪・2nd.8話」のように飾りとしてだけの甲冑ではなく、「銭形海・2nd.6話」のように事件にしっかりと絡む甲冑。使われ方は「銭形泪・1st.8話」のミイラと同じ使われ方でした。(これをベースにしたと言って良いですね。)
前回と今回の間に、横浜球場の方に出張していた柴田太郎さんの見せ場は特になく、平凡だったが、KJは鑑識・柴田太郎の物語は書いていない(「銭形雷」から「ケータイ刑事」に参加している。)ことを考えたら順当なところですかね。→横浜球場への出張は「ここをクリック」して下さい。こちらで柴田太郎らしい所をたっぷりと見せてくれたので、今回の物語では存在感が薄くても許せます。
新郎新婦が一晩中お祈りをしなければならない、という変な風習があり、へんてこりんなお祈りをしていたが、これが何故か「宇宙人に感謝の祈り」をという「銭形海・1st.3話」のお祈りそっくりでした。
また、凶器が溶けてなくなるというのは古くからあるものだし、「氷」というのはありふれたものである。「銭形愛・5話」の「飴」ようにもう一捻り欲しかったですね。そして「着脱に時間がかかる」というのは「銭形舞・5話」が浮かびます。そして、殺害に使った凶器(スカーフ)を燃やすというのは、最近では「銭形海・1st.5話」が思い出される。
ネタとして出てきた「習志野」「31」「阪神」。言うまでもなく掛布であるが、今ではすっかり某TV局で江川と共に、茶飲み友達の隠居じいさんのようになっちゃって...(もはや、掛布監督も江川監督も、実現は無いでしょうね...)
さくらのコスプレは寅さんを意識した実演販売員、そしてメイド姿があり、冒頭でのドレスを選んでいる所もこの一種ということになる。が、着替えの途中で何か一つ、とんでもないものでも仕込んでおいて欲しかったところです。
トリックを解いたのは良いが、今回は物的証拠がなく、惚けられたらそれ以上は追求できないので、犯人にはとことん惚けて貰いたかったのだが、簡単に自供してしまったのは残念でした。力業でいいので、もうあと一つ、犯行を決定づける証拠を出すべきでした。
ということで、KJ脚本ということで期待度が高かっただけに、柴田太郎に関しては良いとしても、ちょっと消化不良で外された、という感じでした。
次回の脚本は「ケータイ刑事」には関係していない人であるだけに、柴田さんも開店休業でしょうし、「ケータイ刑事検定」の方もお休みでしょうね。一応、宇田川が誘拐されるということで、「銭形舞・11話」が頭に浮かぶ(五代さんが誘拐された物語)が、コケた「四姉妹探偵団」をネタにした「3姉妹誘拐団」って、不安の方が先にくる...(はるか、あすか、しずかって、「風のハルカ」のはるか、と「ボウケンジャー」の風のしずかからですよね...)
↓今回はこれらですね。(「海・2nd.」はまだありませんが...)
TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/97016642.html を参照されたし。
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