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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その52) [ケータイ刑事]

今回は、「他の組織に属する協力者」の続編(その12と13で述べました。)ということで述べる。というのは、「銭形海」にこれに該当する新たなキャラクターが登場したためです。ということは、「ケータイ刑事」からは、あの人の登場です。つまり、「・2nd.12話」の「文化祭」の後編、そして「・3rd.8話」に登場した、ソウル市警のタキシード刑事ことシン・ドンウク刑事である。一方、「007」からは、以前に記した時とダブるが、その中から登場回数の最も多い、CIAのフィリックスを代表として登場してもらいます。

ケータイ刑事」:タキシード刑事(シン・ドンウク)。前後編として放送された「ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森」(「・2nd.11&12話」)の内、登場したのは後半の「12話」の1コーナーの「警視庁推薦 韓流スターを招いてつづる 恋のケータイ刑事劇場」の所に登場した。また、その後で「・3rd.8話」の物語にも再登場した。尚、「文化祭」のDVDがリリースされているが、そちらでは放送ではカットされた部分があって、タキシード刑事は「大喜利」のコーナー(途中からお姉ちゃまと共に)にも登場している。

ソウル市警の刑事であり、ソウルで起きたパク・サンチョルという降霊術師が殺された事件の捜査を担当していて、その事件に関係していたパクの弟子たちが東京での降霊式に呼ばれ、降霊で被害者に直接真犯人を聴いて白黒付けることになった。そんな所に真犯人を殺すという殺人予告が日本と韓国の警察に届き、韓国から来日して事件を追っていた。一方、ちゃんは殺人予告事件が発生と言うことで、現場にやってきた。そこでちゃんとタキシード刑事が再会し、ちゃんは松山さんとタキシード刑事というダブル・パートナーで事件の解明に乗り出し、力を合わせて事件を解決した。

「文化祭」では、ちゃんが思いを寄せていた所を見せていたが、ひょっとしたらいずれ恋仲に発展するということがありえるかも...???少なくとも、現時点では良い友達関係である。(「M3」やちゃんの妹たちの時に再登場もあり得るかもしれませんね。→再登場したら、ますますフィリックスと類似する所が増えます...)

007」:フィリックス・ライター。CIAに所属するエージェントであり、「ドクター・ノオ」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール作戦」「ダイヤモンドは永遠に」「死ぬのは奴らだ」「リビング・デイライツ」「消されたライセンス」「カジノ・ロワイヤル」の8作品に登場している。(演じた役者も7人(5代目が「消されたライセンス」で再び演じている。)いる。「消されたライセンス」までは白人であったが、「カジノ・ロワイヤル」では黒人になっていた。)

ボンドの親友であり、そのつきあいは長い。イギリス情報部MI-6からも信頼されていて、重要な任務にCIAが派遣することが多く、そのためボンドと協力して任務に当たることが多かったことから友情は深まり、彼の結婚式ではボンドが立会人となった。が、結婚後、直ぐに新妻を殺され、彼自身も重傷を負い、スパイの世界から引退した。その後、再婚はしていない。(ボンドも結婚式直後に新妻・テレサを殺されていて、再婚していないので、「結婚」に関してはボンドとほぼ同じ体験をしていることになる。)引退後、原作小説ではピンカートン探偵社に勤めている、となっているが、映画シリーズではセキュリティ・コンサルタント会社を経営していることになっている。また、CIAを引退した後、CIAから24時間の護衛が付いている。

今回取り上げた2人の共通点は、主人公である銭形/ボンドと、特定の事件を追っていると、現場でお互い出会い、一緒に任務に当たっていったということである。よって、日韓/英米という2つの国の共同で事件に対処するという、形の上では「国際協調捜査」を実現させた人物と言うことになる。(→このような単語を使うと、非常に凄いことを実現したことのように思えます。ただ、当人たちは、事件を解決するために与えられた任務を全うしようとしただけで、「国際協調」ということは頭には無いと思いますが...)そして、その後は友情関係が築き上げられた。(ちゃんとは、ひょっとしたら恋仲へという可能性もあるかも知れない。→そうなったら、ちゃんは国際結婚となりますね...)

相違点は、フィリックスについては7代目(「消されたライセンス」)まで、という条件を付けた上で述べる。タキシード刑事はまだ若く、フィリックスのエージェントとしてのキャリアが長いということで、タキシード刑事は現役、フィリックスは引退しているということである。(しかも重傷を負って、辛うじて命を取り留めた。)が、これは登場してからの時間を考えたら当然と言える所である。(尚、「カジノ・ロワイヤル」における8代目フィリックスが黒人になったということは、この作品から「007」は時系列をリセットして新たに00要員となったボンドの物語ということで、7代目までのフィリックスと同姓同名の別人と考えたらよろしいかと...)

次回は、この連載が満一周年となるということで、6代目ケータイ刑事「銭形海」も終了したので、この連載の初期に述べた「各代ごとの類似点、相違点」の「6代目」について述べたこと(「その6」で述べている。)の改訂増補ということを行う予定です。(連載はまだまだ続きます。)

 

↓「海・3rd.」はまだなので、「文化祭」を...

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死ぬのは奴らだ (デジタルリマスター・バージョン)

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