漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん #1 [ドラマ]
まずは、放送枠が30分枠だったので、1話の時間は(BS-iのことだから)26分ぐらいあるものと思っていたのだが、いつの間にか放送枠が24分枠に変わっていて、CMをカットした本編は20分になってました。(ED主題歌と次回予告までカットすると18分15秒)全12話の予定なので、全部で240分、つまり4時間ということになる。これだったら、SP録画でDVD2枚に収まります。(HD画質にするのなら、DRだとシングルレイヤーDISCが1.5枚という量になるが、これだと中途半端だし、XSRでシングルレイヤー1枚に収まることになるが、HD画質にするまでもない...いや、保存するまでもないような...)
もっと怖いものになるものと思っていただけに、ちょっと拍子抜けだった第1話でした。「怪談新耳袋」でも怖くない物語がいくつかあるが、そういう感じのものであるが、説明らしきものもないので今ひとつ何がなんだか分からない物語でした。本当に「渋谷怪談 サッちゃんの都市伝説」と同じ日との原作なの???
女子高生のシズカ、リョウコ、サヤカという仲良しトリオの登場は良いとして、援交で小遣いを稼いでいるアオイとアカネの姉妹のキャラが今ひとつ分からない。姉・アオイが妹・アカネをこき使うのは良いとしても、単なる遊んでいる女子高生にしか見えないので、呪いの赤い漫画本がアオイの前に現れ、アオイが謎の死を遂げるのも当然と言うようにしか見えません。
また、サヤカが自殺をしようとしているが、その理由は後に明らかにされるのだろうが、よく分からないというのも、辛い所である。→ある程度予想は出来るが、ホラー作品で頭を使わせて考えさせられたら、いざ怖い所になっても余計なことに頭が働いているので、今ひとつ恐怖を味わうことが出来なくなってしまう。となると、「ホラー」という看板に偽りを感じてしまって、それっきりということになる可能性が高い...
確かに、得体の知れない赤い表紙の漫画に自分が望むことが描かれていて、その通りの出来事が起こって望みが叶うとなると、何かあると勘ぐってしまい、それなりの恐怖感はありますけどね...
それにしても、劇中に登場した漫画ネットカフェの店内って、殆ど客がいないし、よくもまあ潰れないなぁと思ってしまった。そもそもネットカフェにしたら店内が暗すぎて客が来ないように思うし、蔵書の方も、図書館以上に広いスペースがあるようで、店の外観を考えたらどこにそれだけの空間があるの?とツッコミたくなってしまった。→「ホラー作品」ということで恐怖を味わいたいのに、ツッコミを入れたくなってしまったら、「ホラー作品」に求められるものが無いということで、やばくない?また、先週の「キ・ニ・ナ・ル!」にゲストとして登場しなかったのも、こういう内容では「気にならない」ということで、却下されたのでは、と感じる所である。
今回は第1話ということで、これからなのだろうが、初回だからこそしっかりとした掴みが必要だと思うが、そういうものが無いということで、完全に期待はずれという第1話でした。(やっぱり「製作委員会」になっていてBS-iの製作でないので、「新耳」のようなホラー作品としての面白さを期待した方が間違っていたようですね。)それに、「ホラー作品」のブームも今や完全に下火だし... ということで、次回からどうしましょうかねぇ...(一応見るでしょうが、記事にしないかも...)
↓こっちの方が何倍も良かった...
渋谷怪談・サッちゃんの都市伝説 モバイル・アナザー・ストーリーズ
- 作者: 福谷 修
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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