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ケータイ刑事銭形海11話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSでの放送に合わせて記している銭形海「[改訂版]」。今回は「夏舞台」の最終回となる第11話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」の「解決編」です。これまでは主役の座をクイーンと高村さんに奪われていたちゃんだったが、やはりここぞという時は主役として輝いた所を見せてくれました。また、今回は尺の関係もあって、かなり時間的な余裕があって、「前回までのあらすじ」がたっぷりと入り、地パートは短く、おまけもたっぷりという内容でした。→4回というのは長すぎます。物語は、おさらいを含めて全体の7割までで、残り3割がおまけというのは「ケータイ刑事」らしいところですけど...

「前回までのあらすじ」があったということで、この物語が初めて見た「ケータイ刑事」の物語という人にも親切ということになるが、「起承転結」の「結」の所とおまけということで、どう思ったでしょうかね?(ちなみに、「捜査編」または「混迷編」が初めて見た「ケータイ刑事」という人には、訳が分からなくて、いきなり離脱でしょうが...)では、今更ながらのネタバレ有りの長文(今回はいつもより短めですが、「長文」であることに変わりありませんね..)の本編に行きます。(尚、本放送後に記したものは「ここをクリック」して下さい。)

最初の「おさらい」の部分は初回の「事件編」から「捜査編」「混迷編」の全てから抜粋されている。サブタイトルのテロップが出ると、前回の「銭形マジック」のところから前回の終盤がそのまま流れる。(よって、この部分は省略します。)で、OPから4分半弱までが「おさらい」です。

横山の死体について調べる柴田さんが検死結果の報告をする。「死因は首を吊ったことによる窒息死。状況から見て、自殺と思われます」と告げる。これに「横山さんが何故自殺なんか?」と高村さんが問う。ちゃんも「ですよね」と同意する。そんな中、柴田さんは横山の懐に紙があることに気づき、それを手にして「高村さん、これ、何でしょう?」と言って手渡す。で、その紙を開いて目を通した高村さんは「これは遺書だな、銭形くん」と言う。するとちゃんは「遺書?」と口にすると高村さんの側にやってくる。すると高村さんが声を出して読んでくれる。「野口、四谷、しじみ。彼らは冷たい態度をとり続けました。営業に行っても会ってもらえず、やっと約束を取り付けても土壇場でキャンセル。それでも頭を下げ続け、ようやく手にした仕事もキック・バックを要求され、とてつもなく耐え難く辛い屈辱の日々でした。私の中でいつしか屈辱は殺意へと変わりました。3人を殺した今、私は穏やかな死への旅路へ出ます。ただ一つの心残りは、事務所の宝・いずみ睦月を大女優に育てることが出来なかったこと。許してくれ、睦月。さようなら フグ」

これを聴いた睦月は呆然となって「嘘、そんなの嘘よ」と言うと高村さんの所に駆け寄り、手から遺書を奪い取り、自分で確かめようと目を通す。そして遺書を握りしめると横山の方を見て「横山、死ぬなんてバカよ、大馬鹿よ」と言って横山の元に行くと、「バカバカバカ!」と泣きながら叫びだした。(今度は死体相手に「バカ」を連発するクイーン。)それを見た高村さんは「横山が犯人だったなんて...」と呟くが、ちゃんは「待って下さい。横山さんは犯人じゃありません。横山さんも誰かに殺されたんです」と口にする。これに「何だって?」と高村さん。ちゃんは直ぐに説明してくれる。「だって、あの遺書、いずみ睦月を大女優に出来なかった、って」言う。高村さんは「それが何かおかしい?」と理解できなかった。するとちゃんが「だって、彼女の名前は「睦月いずみ」。でも、遺書には「いずみ睦月」と書かれています」と言う。すると高村さんは横山の側にいる睦月の所に行って、遺書を取り返し、ちゃんの言ったことを確かめる。

で、「本当だ」と高村さん。ちゃんの説明は続く。「マネージャーの横山さんが所属女優の名前を間違えるはずありませんよね」すると高村さんは「3人を殺害した犯人が横山さんに全て罪をなすり付けて事件を葬ろうと...」と、ちゃんに確かめるように言う。これに「ええ」と返すちゃん。

ちゃんは、横山が吊されていたロープを手にすると、それをかざして見る。(照明が消えて)じっくりと見たちゃんは「高村さん。これ、蛍光塗料ですよね、ピンクの...」と気づいた。「何故」、こんな所に蛍光塗料が?」と高村さん。柴田さんも素早く「ちょっと拝借」と言って、更に詳しく調べようとする。ロープを柴田さんに譲ったちゃんは「分かった。そうか、そういうことか」と笑顔になる。

すると高村さんが「柴田くん、分かっちゃったって」と口にする。柴田さんも「えっ、来ましたか、いよいよ」と言って(次のサービスに)備える。ちゃんは笑顔を浮かべて「それでは行かせていただきます。イッツ・ア・ショータイム!!」主題歌『海のうた』のメロディーが流れてくると、1番の歌詞を歌い始める。

「♪正義のワッパ、受けてみな!」まで歌うと終了、ちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん」と口にする。で、高村さんが「ほら来た」、柴田さんも「ほら来た」そして高村さんと柴田さんは一緒になって「ワトソンくん、万歳!」を繰り返していた。(ここでAパート終了。経過時間は8分半に少し足りないところでした。(おさらいの後、4分弱でした。)よってBパートは17分と少しになります。)

腰を下ろしたちゃん、高村さん、柴田さん。睦月はカウンター席に座っている。で、ちゃんが事件について語り始める。「高村さん、私、ずっと気になっていることがあるんです」「何だい?」と高村さんが尋ねると「指紋です。野口さん、四谷さん、しじみさん。3人の凶器のナイフに付いていた。あれはどうやって付けたんでしょう?」と問いかけるちゃん。高村さんは「鯨井が触れたナイフを誰かが保管していたってことじゃないの」と答えると「だから私たちは、容疑の目をいずみさんに向けた。恋人のいずみさんなら、鯨井さんの指紋が付いているナイフを持っていたって不思議じゃないから」と答える。これに「そうだね」と高村さん。するとちゃんは「でも、指紋を付けられる方法が、もう一つだけあるんです」と言う。これに「本当?」と驚く柴田さん。ちゃんは続けて「それは鯨井さん本人が直接付けること」と口にする。これに高村さんは立ち上がって「直接って?まさか?」と驚く。ちゃんは高村さんの方を振り返ると「そうです。鯨井さんは生きている」と告げた、これに「えっ?」と柴田さん。ちゃんは「10年前に自殺をした焼死体は鯨井さんではなかったのかもしれません」と言うと、柴田さんが立ち上がって「ちょちょちょ...。じゃあ、焼死体は一体誰だって言うんです?」と尋ねる。ちゃんは「鯨井さんが隠したかった、もう一つの遺体」と言う。そして「遺体を隠さなきゃいけない時ってどんな時でしょう?」と尋ねる。

これに高村さんが「そうだね、例えば自分がその人間の死に大きく関わっていて、それを公にしたくない時。殺人なんかがそのいい例だ」と答える。するとちゃんは頷いて「そう。鯨井さんは自分が関係した殺人事件を隠すために、自分自身を死んだことにしたんです。そしてそれは鯨井さんにとって好都合だった。そうすることによって、演劇者としての未来をつみ取った野口さん、四谷さん、しじみさんに復讐がしやすくなる」と言う。高村さんは「幽霊が殺したということになれば、捕まる必要はない」と返すと「ええ」とちゃん。が、高村さんは「しかしその推理には1つ疑問があるなぁ」と口にする。しかしちゃんは全てを見通していて「10年経った今になって、どうして復讐を実行したか?」と疑問を口にする。高村さんも「そう、復讐なら早くやればいい。それに、恨みなんていうのは、時間が経てば経つほど薄くなっていく」これにちゃんは「そうなんです。だからそれは鯨井さん本人に聴くしかないと思います」と言う。しかし高村さんも「本人?」、柴田さんも「本人?」と行って訳が分からなかった。

これに、今まで黙って座っていた睦月が「違うわ」と口を挟み「鯨井は死んだの」と言うと立ち上がり、ちゃんの方に歩み寄ってくる。そして「私よ、やったのは私、全部私」と犯行を認める。しかしちゃんは「いいえ、いずみさん。あなたに犯行は不可能です。しじさんの時も、横山さんの時も、あなたは私たちの目の前にいた。でも、あなたがそうやって出てきてくれたお陰で、私の自信が確信へと変わりました」と告る。そして「遺書に書かれてある自分の名前が逆になっていることに一番驚いたのはあなた自身じゃありませんか?」と続ける。睦月はちゃんに背を向けて何も言わない。ちゃんは「でも、あれだけ名前に拘っていたあなたが、そのことには触れようともせず、うんう、むしろ隠そうとするように、大袈裟に動揺して見せた。横山さんが犯人じゃなきゃ困ることがあるからですよね」と一気に語った。

すると三味線の音が響いてくる。ちゃんはポケットから携帯を取りだすと、それを前方に突き出して構える。主題歌のメロディに乗せて「大波小波かき分けて。…」と口上を歌詞として歌い、「その名も人呼んで、ケータイ刑事銭形海。私の碇で沈みなさい!」と続けると、携帯を振り、目にも見えない早さでストラップが飛んで行った(?)。(今回はいつもの「神奈川沖浪裏」もありません。「・1st.9話」の人海戦術ということでもありませんでした。)

劇場の入口の扉が開くと、赤い碇の付いた鎖に拘束された男が立っていて(完全な)黒子が鎖の一端を持って舞台上に連れて来てちゃんに鎖を渡す。で、ちゃんが鎖を引く。(引っかかって上手く回らないのはご愛敬...)で、とにかく、ちゃんの前に倒れる真犯人。が「一体、何の真似ですか。私は警察官ですよ」と言って立ち上がる男。これにちゃんは男を睨みつけて「いいえ、あなたはニセ警官です。その制服も盗んだものでしょう。あなたが鯨井唐十郎さんですね」と問う。男は「どうして私が...」と返すが、ちゃんは「柴田さん、この人の指紋を調べてみて下さい。凶器の指紋と一致するはずです」と指示を出す。で、柴田さんが指紋を採ろうとするが、男は「そんなことが許されるのか」と抵抗して柴田さんを突き飛ばし、ちゃんに向かって「これは人権蹂躙じゃないか。証拠があるのか。俺がやったという証拠が」と主張する。すかさず「勿論」と言うちゃんは、高村さんに「そこのスイッチ、お願いします」と指示を出す。で、高村さんがスイッチを切ると照明が消え、男の服には蛍光塗料が付いていて、それが光った。ちゃんは「その蛍光塗料が証拠です」と言うと説明を始める。「あなたは横山さんを殺害する凶器のロープを予め舞台裏に隠しておいた。そして隙を見計い、横山さんを舞台裏に誘い出し、絞殺した。ロープに蛍光塗料を塗ったのは、舞台裏の暗闇でも直ぐに手に取ることが出来るようにするため。でも、その蛍光塗料が犯行時に(服に)付いてしまった。」更に「しじみさんと四谷さんを殺害したのもあなたですよね」と語り、こちらの説明に入る。

「一番最初に四谷さんを殺害した時、あなたは柴田さんと一緒に、あのドアの前にいた。あそこなら、明かりが消えた時、四谷さんをナイフで刺すのは簡単ですもんね。周りの人たちも明かりが消えて、まだ暗闇に目が慣れていないから、誰も犯行には気づかない。しじみさんは、停電の間に舞台裏からこっそり忍び込んで殺害した。外の廊下からなら、誰にも見られずに舞台裏に行くことが出来ますもんね」すると男は観念したのか、呆然となって膝をついて崩れ落ちた。ちゃんは説明を続ける。「勿論、ブレーカーを落として停電させたのもあなたの仕業。そしてその犯行を幽霊のせいにしようとし、凶器にはわざと自分の指紋を残した。仕上げはいずみさんの「幽霊を見た」という証言。そうすることによって幽霊騒ぎが信憑性を増す。共犯だったんですよね、あなたといずみさんは。でも、私が「幽霊なんていない」と言い続けるものだから、あなたたちは急遽計画を変更し、全てを横山さんのせいにしようとした」すると高村さんが「遺書の名前で墓穴を掘った」と口を挟んだ。これに「ええ」と頷くちゃん。睦月は男に「あなたが名前を間違えるから...」と言うと「だから紛らわしい芸名は止めろと言ったんだ」と反論する男。(でも、恋人だったらどんな名前でも間違えないと思うのですけど...)

ちゃんは「でも、あなたに見せかけて焼身自殺をした10年前の遺体は誰だったんですか?」と問う。これにちゃんを見上げて「全く知らない男だよ」と答える男。「全く知らない男?」と高村さんが言うと、男は語り始める。睦月とデートした帰り道、一人の男に絡まれた。かなり酒を飲んでいて、睦月に乱暴しようとした。それで睦月を守ろうとして男を突き飛ばした。すると倒れた所にたまたまブロックがあって、男は頭を強打して死んでしまった。で、直ぐに死体を自分に見立てて処分することを思いついた。その時鯨井は、野口、四谷、しじみにいいように使われて演劇というものに絶望していた。で、3人を殺すことばかり考えていて、自分が死んだことにしたら3人を殺しても捕まらない、と思い、ちゃんの推理通りだと認めた。そして、燃やした死体を鯨井に間違いないと睦月が証言したことで警察も疑わなかった。これにちゃんが「でも、どうしてだったんですか?10年も時間が経ってから?」と尋ねる。これに鯨井は「勿論、直ぐに3人を殺そうとしたさ。でも出来なかった」と言い、「人を殺すと決意するのは簡単だ。でもその決意を実行に移すのは難しい。つくづく思った」と答える。そして説明を続ける。そんな中、先月、鯨井は野口に自分の存在を知られてしまった。(この10年間、鯨井は工事現場で車の誘導員をしていたが、その姿を野口に見られてしまった。)野口は直ぐに成り行きを察知して「10年前の殺人を公にする」と脅してきた。そのままにしていたら自分が生きていることは直ぐに四谷としじみに伝わると思い、「どうして10年前に殺しておかなかったのか」と後悔した。で、そしてついに実行し、野口を殺した。「殺しは一人目が一番難しい。二人目は多少躊躇するが一人目よりは難しくない。感覚が麻痺しちまって、最初に比べて少し楽に出来る。少し慣れてくるんだ。で、三人目はもっと楽に出来る。何の迷いもなく何も感じない。それどころか、相手の苦しむ表情を見るのが楽しくなる」と、勝手なことを語る。そして「愉快だったよ、しじみを殺した時は」と言うと笑い出した。

それを聴いた睦月は「止めて!あなたはそんな人じゃないわ」と言うと鯨井に語りかける。「10年前に男を突き飛ばして殺したのは私だし、あの人のことを知られて脅されてたのも私なの」と叫ぶように言う。が、鯨井は「君は黙っていろ!」と言う。しかし睦月は「あなたは私のために...私を守るためにやってくれたんじゃない。10年前も、今度も...」と言い「お願い、一人だけ悪者にならないで...」と泣きながら言うと、崩れて泣き始める。

高村さんは客席の最前列にいた警官から手錠をもらうと、鯨井を連続殺人容疑で逮捕した。すると鯨井は「刑事さん、嘘ですからね。いずみの言ったことは全部嘘ですから」と言った。高村さんは「分かっているよ」と口にする。また、床を向いて泣いていた睦月は「私にも手錠を頂戴、お馬鹿さん」と言うと立ち上がった。ちゃんは柴田さんから手錠を受け取ると睦月に手錠を掛けた。すると高村さんが「連行して」とプロンプターの警官に指示を出す。で、鯨井と睦月は警官に連行されて行った。ちゃんはそれをずっと見守っていた。

睦月たちがいなくなるとちゃんは笑顔を浮かべて「終わりましたね」と口にする。高村さんは「お疲れさまでした。無事に事件は解決しました」と返すと、客席に向かって「皆さんと一緒にこれから「恋する日曜日」見ましょう」と言う。ちゃんは「そうですね」と返すが、直ぐに「主役がいないじゃないですか。逮捕しちゃったから」と高村さんに突っ込む。高村さんは「あっ、そうか」と言うと「こういう時どうなるの、チケット払い戻ししてくれるの?」といつもの漫才に突入する。ちゃんは笑いながら「無理だと思いますよ」と返す。すると高村さんは「まあ、舞台みたいな事件だったし...」と笑っていた。

高村さんは客席に向かって「楽しみました?」と言い、エンディングへ。柴田さんはカウンター裏に行くと「ちゃん、高村さん。ちょっと、最後手伝って下さい」と言い、何やら持ち出すと、ちゃんに団扇(ちゃんのストラップのマークが印刷されている。)を、高村さんに巻物の片方を渡す。そして「ではいきますよ」と言うと、巻物を解いていく。で、サブタイトル「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」と書かれた横断幕が出てきて、ちゃんが団扇を裏返す。団扇にはいつもの「」マークがありました。(事件の方はここで終了。経過時間は20分半に少し足りないところでした。→Bパートに入って12分弱でした。)

ここから後は「舞台」ならではのサービス・コーナーとなる。ちゃん、高村さん、柴田さんが並んでいる所に、奥のオープン・ドアから他の出演者が出てきて舞台上に整列する。すると三味線の音が流れてきて、主題歌『海のうた』を歌い始めるちゃん&踊る一同。(林さんの「銭形海、17歳。…」という生ナレーションもしっかりと入る。)で、この時点ではまだ未登場だった2番まで歌った。(2nd.になるとOPの歌詞が2番に変わります。)歌い終って深々とお辞儀をすると、奥のオープンドアから退場していく一同。(宝積さんは、カウンターにずっと置かれて忘れられていたイルカのプン太を抱いて戻っていく。)高村さんと柴田さんも退場し、ちゃん一人になると、深々とお辞儀をしてから、オープンドアへ。ドアの手前で笑顔で手を振って歓声に応えると、オープンドアから退場していった。

照明が消え、拍手が鳴り続く中、今度はお姉ちゃま(早織ちゃん)の歌う『ケータイ刑事』が流れてくると、再び出演者がオープンドアから一人ずつ出てきて、会釈のお辞儀をしていく。(カーテンコールというやつです。)最後にちゃんが出てきてお辞儀をすると、客席にいるスペシャル・ゲストの金剛地さんも舞台に上がってくる。(これで「夏舞台」の4回全てに登場したことになりました。)で、手を繋いで歓声に応えると、奥のオープンドアから消えていく一同。最後に残ったちゃんが「ありがとうございました」と言ってお辞儀をすると、オープンドアへ。で、両手を振って笑顔で応えていた。(「夏舞台・完全版」のDVDでは、この後もう少し、カーテンコールが続き、締めのアナウンスまであるが、放送はここまででした。)

次回・第12話の物語は、「ほんなこつ、このバカちんが! ~方言教室殺人事件」です。「ほんなこつ」は熊本の方言であるが、それ以外にも色々と方言が出てくる物語です。また、柴田束志さんの出身地についても語られます。(今や、インドのタンジャブールから警視庁に来た、という設定は忘れ去られていますね。)また、久しぶりに登場することになる「入電ムービー」の方にも注目です。(訛ってます。)

鑑識メモ。千秋楽の夜の部が終了し、舞台上ではセットの片付け作業が始まっている。客席にいる柴田さんが「柴田です」と挨拶して敬礼すると「舞台が遂に終わりました。そこで今日は最後に...」と言うと「ちゃん」と呼ぶ。すると、私服に戻ったちゃん(ちゃん)が登場する。(髪も降ろしていて、雰囲気が違うが、「・3rd.」に繋がる雰囲気です。)ちゃんは「寂しいですね、本当に」と言うと柴田さんが「終わったね」とホッとした表情で言う。ちゃんは「楽しかった」と感想を口にすると、柴田さんが「楽しかった」と返す。ちゃんは「またやりたいです」と意欲的な所を見せる。(→この発言が「・2nd.」の「文化祭」、「・3rd.」の「冬舞台」を生むことになったものと思います。)で、柴田さんと握手をして「ありがとうございました」と言うと、柴田さんが「皆様、ありがとうございました」とカメラに向かって言うと、ちゃんもカメラに向かって「ありがとうございました」と言って手を振っていた。

BS-iの本放送では、この後「着ボイスDL」のお知らせがあり、A/Bパート間のCMの所ではちゃんCM(この物語では「舞台・案内編Version3」とはならず、DoCoMoの基本使用料半額の宣伝をちゃんが駄洒落で口にしていた。)が入るのだが、先日のBS-iの再放送と同様に、MBSの放送ではこの部分はカットです。

今回の物語は、前回とは逆に、尺に余裕がありすぎたことから、前回の終わりの部分を再度流すということがあって、TV放送という時間の枠がある作品の尺の難しさについて感じさせられた物語でもありました。(今後に活かしてもらいたいことであるが、「・3rd.」の「冬舞台」は3回の放送となったのは一応学習したという所でしょうね。)兎に角、舞台劇を4回数に分けて放送するという無謀と思えることをやってしまうという所に製作側のケータイ刑事・魂をしっかりと出していました。(普通、舞台をTV放送するのであれば、2時間枠で最初から最後まで一気に放送するか、分けてもせいぜい前後編の2回ですからね。)

また、これまでにスタッフさんが登場する物語や、舞台裏が分かるような物語があったが、そういう要素もあったいかにも「ケー刑事」らしい所もたっぷりありました。

それにしても、キャリアのあるケー刑事・ファンには良いが、新参者(特に、「夏舞台」の4話のいずれかが初めて見た「ケータイ刑事」という人)には全くついて行けないような気がするんですけど...

また、まもなく発売となる「銭形海」のDVD-BOX1に、この4話も当然収録されることになるが、「夏舞台・完全版」のDVDが既にリリースされているだけに、そのまま収録していたのでは価値がない。(一応、「鑑識メモ」は存在価値がありますけど...)こういう所は今後の課題ですね。→この反省もあるのか?今のところ「冬舞台」のDVDのリリースはアナウンスされていませんが...

MBSの次回放送は、2分繰り下がって、26:34からとなるので、時間指定で録画予約している方はご注意を。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓「泪」公開収録はこちらに収録
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓これに続くサントラ盤のリリースを早くして貰いたい所です。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,黒川芽以,小野綾子,CHINO,もろこし村青年団,宮原永海,草刈正雄,金剛地武志,ドリマックスガール,ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD
 
↓「ローテク」ということで
楽して、儲ける!―発想と差別化でローテクでも勝てる!未来工業・山田昭男の型破り経営論!

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  • 出版社/メーカー: 中経出版
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  • メディア: 単行本
ローテクの最先端は実はハイテクよりずっとスゴイんです。

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  • 出版社/メーカー: ウェッジ
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松下の省エネモータ開発物語―ローテクイノベーションが地球を救う

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小さくても長続きする逆バリ商売のすすめ―手づくり・ローテクにこそ勝機がある!

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  • 発売日: 2006/02
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↓「蛍光塗料」ということで
実験がうまくいく蛍光・発光試薬の選び方と使い方

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  • 出版社/メーカー: 羊土社
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図解雑学 光触媒 (図解雑学シリーズ)

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  • 出版社/メーカー: ナツメ社
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↓「舞台」ということで

シェイクスピア劇と図像学―舞台構図・場面構成・言語表象の視点から

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舞台美術―劇空間をもとめて50年

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↓「舞台」で思い出すものをいくつか
ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)

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  • 作者: 美内 すずえ
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放浪記 (新潮文庫)

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森光子―汗と涙のカーテンコール

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