「AMITYVILLE: A NEW GENERATION」 [映画(洋画)]
表題の作品は1993年の映画「真・悪魔の棲む家」である。1989年に「悪魔の棲む家・完結編」で幕を下ろしたと思われたが、それから4年、シリーズ第5作として本作が製作された。尚、日本では、本作はシリーズ第1作に続いて劇場公開されたシリーズ2本目の作品となった。
作品データを記しておくと、時間は92分、監督はジョン・マーロウスキー、脚本はクリストファー・デファリアとアントニオ・トロの2人、撮影はウォーリー・フィスター、音楽はダニエル・リッチである。そして出演は、テリー・オクィン、ジュリア・ニクソン、デヴィッド・ノートン、リチャード・ラウンドトゥリー、ロバート・ラスラー、リン・シェイ、トム・ライト、たちである。
若手アーティストのキイズは、ある日、ホームレスの老人から鏡を貰った。が、それ以来、彼は毎日見る夢に悩まされることになる。その夢は、見知らぬ家族が食事をしている夢であり、いつも同じ夢を見ていた。そんな中、彼のアーティスト仲間のスーキーがその鏡に興味を持ち、キイズから借りて自室に置いた。するとスーキーの恋人が鏡の前で幻覚を見て自殺してしまい、スーキーも首を吊った。キイズは鏡に何者かが潜んでいると思い、鏡を譲り受けた老人について調べ始める。するとその老人は彼の父であり、鏡を使うことで悪霊と交霊していたのだった。また、父はかつて、食事中にある一家を殺し、精神病院に入院していたことがわかり、キイズが見た夢はその時の惨劇の様子だった。やがてキイズは、過去の惨劇を自分の芸術作品として再生し始めて...
展開は、「完結編」の延長線上にあるものであり、実話を元にしていると言うことと、あの悪魔が乗り移っている鏡が出ているが、シリーズ作品と言うよりは別物と思ったほうがいいでしょう。まあ、それなりの作品ということで、シリーズを継続させる必要があったのかは疑問である。
で、今度こそ打ち止め(リメイク作は別とする)と思われたが、この後もまだシリーズは続くのである。(当然、マンネリという事で続いていく...)
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