漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん #4 [ドラマ]
今回から「ビューティサプリ」ということで新たなエピソードに突入となり、新たな登場人物が顔を出した。でも、あじゃって、あのヤマンバ・メイクやスケバン・メイクなどをしていないと、誰だか分からない...
漫画喫茶でリョウコが手に入れた「願いがかなう本 マンナ」というメモから、カムイは都市伝説として語られていることを思い出し、シズカとリョウコはサヤカの死の謎を調べ続ける、というこれまでの流れの方は、今回はシズカもあの漫喫に行ったということぐらいですかね。(本当にのんびりした展開です。→12話まで引っ張るとしたら急展開は無理なんでしょうけど...)
新たな登場人物(新たな犠牲者になるのでしょうけど...)は受付嬢をしているOLの直子。自分の容姿にコンプレックスをもっている。そんな彼女が漫喫で見かけた男に一目惚れ。そんな所に、願いが叶うというあの赤い本が目の前に現れた。で、目を通すと綺麗になるサプリの物語があり、その漫画の内容通りにネットで検索をする。すると、漫画の通りに「究極のビューティサプリ」の販売サイトが出てきた。で、購入することにした。
内容的には薄い本作だが、満喫内で本を捜すシズカ、リョウコ、直子の描写は、それぞれの性格を上手く描いていて、少しは期待できるという所を見せてくれました。シズカは指で書棚に並んでいる本の背表紙をなぞりながらタイトルを確認するように丁寧に探しているが、リョウコは指を使ってはいるものの、適当にと言う感じで流しているし、直子に至っては、臆病に視線が定まらずにキョロキョロしていて、本を捜すには非常に効率の悪いことをやっていた。3人のキャラをしっかりと出していて、これはなか良い所でした。(やっぱり主役(シズカ)は優等生タイプなんですね。)
次回予告では「あんた、本当に直子なの?」という台詞が出ていたが、ということはビューティサプリを買った直子がそれを飲むと、全くの別人のような容姿になったということですね。演じる役者も別の人ということで、容姿だけでなく性格の変化を描くのには手っ取り早い方法であるが、何処かに同じ人物と思わせる描写があるといいんですけど...(珈琲に砂糖を入れすぎるというのがその伏線か???)
新たなエピソードの序章と言うことだったが、相変わらず「ホラー」という怖さが全くなく、(サヤカの死の)謎解きミステリーとしても殆ど進展がない。「新感覚ホラー」と謳っている本作だが、その「新感覚」というのがまだ理解できないでいる。また、少しは「この後の展開は?」と興味を引く部分があったというのが今までとの違いでした。
尚、シズカとリョウコのメイド喫茶でのメイド姿はやはりサービス・ショットということで、ちゃんと用意されていたが、そのメイド喫茶の店長(「店長」というだけで、名前の設定はない。演じているのは「ウルトラマンメビウス」のコノミ隊員・平田弥里)の扱いは、どうでも良いというように格下げされてました。漫喫の店長(こちらも「店長」というだけで名前の設定はない。演じるは清水昭博)は不気味さを感じさせる存在感があったんですけど...(→同じ準レギュラーでも、ストーリーへの絡み方が違うと、扱いまで変わるって、正直ですね)
次回からは放送時間が23:30に戻る。ということは「ベストヒットUSA」の後半とかぶることになる。リアルタイムでは見ないが、一応録画予約の方は残しておくことにして、今回限りの離脱はしないことにしました。
↓DVDが8月に発売になります。(各3話収録)でも、どうして「1」ではなくて「2」だけに画像があるの?(> amazonさん)
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