ケータイ刑事銭形舞11話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回の「銭形舞・裏ネタ編」は第11話「コンビ解消の危機! ~小学生検事誘拐事件」についてです。この物語は「ケータイ刑事」で初めて、前作に登場したキャラクターが再登場した物語である。(多摩川ドイル、「愛・16話」に登場)また、展開は「愛・18話」(これは「泪・2nd.16話」や「海・2nd.8話」に受け継がれます。)の愛ちゃんと五代さんの立場を入れ替えたものである。
今回は、劇中で出てきた地名である「板橋」と「御茶ノ水」について簡単に触れておくのと、「雷・5話[裏ネタ編]」の時に記した「多摩川ドイル」について、少し追加修正しておくことにする。
尚、約2年半前のBS-iでの再放送時の時に記したものは「ここをクリック」、2年弱前にMBSでの再放送の時に記した改訂版は「ここをクリック」してください。
「板橋」:一般名詞では、(文字通り)板で作られた橋のことである。(五代さんがドイルくんの作った板橋を見て口にしていた通りです。)
しかし、「板橋」というのは地名であり、日本人であればこちらの認識が先に来るでしょう。「板橋」という地名は、各地に存在するが、自治体名となっているのは東京の特別区の「板橋区」だけである。また、日本の地名であるということは、姓としても実際に使われている。
板橋区。23の特別区の一つであり、北西部にある。北に位置する荒川が県境となっていて埼玉県と隣接している。面積は約32平方キロで、人口は約53万人である。
古くは、日光街道の最初の宿場町であった。その板橋宿を中心に発展していくことになる。1932年に板橋町、上板橋村などの9つの町村が東京市に編入されて「板橋区」となる。何度か境界変更があり、1943年に東京都と東京市が合併したことによって東京都板橋区となる。1947年に22の特別区の1つになり、更に、練馬区の分区によって、一部が練馬区になった。
尚、今回の物語において、「板橋」=「い」+「「柴田」の反対」 ということが出てきている。「「柴田」の反対」は「たばし」ということで、「雷」から登場する鑑識・柴田束志の名前のアイデアの原点がここに登場していたと考えて良いでしょうね。
「御茶ノ水」:「御茶の水」、または「お茶の水」と表記することもある。地名であり、東京都文京区湯島から千代田区神田に至る付近の千代田区神田駿河台を中心とした一帯の地域名である。いくつかの大学や予備校があり、学生街である。
尚、JRと丸ノ内線の駅名は「御茶ノ水」駅、地下鉄千代田線の駅名は「新御茶ノ水」駅というように「の」はカタカナ表記であるが、「お茶の水女子大」の「の」はひらがな表記であり、「お」もひらがな表記である。(お茶の水女子大はこの地にはありません。念のため。)
江戸時代、この付近に合った高林寺境内の断崖から湧出した水を将軍のお茶用の水としたことが地名の由来とされている。
尚、JR御茶ノ水駅には、総武線の「0キロポスト」があるが、特に凝ったデザインのものではなく、ごく普通のキロポストである。
また、やはり地名だけでなく、姓にもあるが、「鉄腕アトム」のお茶の水博士が一番有名でしょうね。
「多摩川ドイル」:「ケータイ刑事」に登場したのは、「海」終了時点で4回である。(「愛・16話」「舞・11話」「零・2nd.11話」「雷・1st.5話」)結局、「泪」と「海」には登場しなかった。→このため、多摩川ドイルには現在、「緑が嫌いな色」「野菜嫌い」という疑惑がある。
多摩川ドイル、11歳。法務大臣・多摩川五男(たまがわ・ごなん)を祖父に持ち、現役小学生にて検事正である。設定上、年を取らないということになっている。もの凄い合理主義者である。銭形姉妹に挑んでは、その度敗れている。愛ちゃんに敗れた時は涙を見せ、舞ちゃんには誘拐された所を助けられることになる。で、零ちゃんには数学選手権のライバルとして自信満々で現れるが、やはり敗北した。更に従姉妹の雷ちゃんにも結局返り討ちにされた。尚、気に入った相手のことを呼び捨てにする癖がある。
で、多摩川ドイルの「緑嫌い」「野菜嫌い」ということに関して述べておく。(以前に筆者がこのことを記したが、それ以降、多摩川ドイルは「ケータイ刑事」に登場していないので、ますますこの疑惑は強くなるばかりである。→渡邉睦月さんが「ケータイ刑事」の脚本を書いていないだけであるが、ちゃんと説明して貰いたいところである。)
「緑」というと、泪ちゃんと海ちゃんのリボンの色である。そして、この色と日常生活においての接点と言えば、野菜というものが一番身近なものになる。ドイルが挑んだ銭形は、愛ちゃんと雷ちゃんの青リボン、舞ちゃんと零ちゃんの赤リボンの4人であり、緑リボンの泪ちゃんと海ちゃんには挑まなかった。では、何故、泪ちゃんと海ちゃんに挑まなかったのか?という疑問が浮上する。(「海」には渡邉睦月さんが脚本を書いていないから、ということで片付けられるが、これでは面白くない。また、そうなると泪ちゃんに挑まなかったことの説明は出来ない。「泪」に睦月さんは脚本を書いている。)
愛ちゃんと舞ちゃんに挑んだドイルは、当然のように泪ちゃんに挑むはずであるが、それをすることなく、零ちゃんに挑んだ。ということは、ドイルは泪ちゃんを避けたということになる。特に、零ちゃんには「味噌っかす」とバカにしていただけに、それなら何故、泪ちゃんに挑まなかったのか。
それは、泪ちゃんのリボンの色・緑が嫌いだからである。天才的な頭脳を持つ多摩川ドイルも11歳の子供である。子供は特定の野菜(特にピーマンやセロリ)が嫌い、というのが多い。で、ドイルもそのように、ピーマンやセロリという緑黄色野菜が大嫌いで見たくもないのである。よって、緑黄色野菜と同じ色のリボンをしている泪ちゃん(海ちゃんも同じ)の顔は見たくないのである。下手に泪ちゃん(海ちゃん)に挑んでも、緑リボンを目にすると怯えるなど、自分の弱点を露呈してしまい、とても勝負にならない、と思って勝負を避けたのである。(ある意味では「腰抜け」ということになる。)
海ちゃんに挑んでいたら、緑リボンを目にしての反応次第で「緑嫌い」そして「野菜嫌い」に関して釈明できることもあるが、海ちゃんに挑まなかったということで、この疑惑はもはや疑う余地はなく、確定したと言って良い。
赤リボンの7代目、8代目に挑んだら挑んだで、「緑/野菜嫌い」は確定となるし、挑まなければ、臆病風を吹かして逃げたということで「腰抜け」ということになる。(ただ、ドイルのことだから、泪ちゃんと海ちゃんに挑まなかったのは、その時は「海外留学していた」とか、「担当事件から手が離せなかった」というような適当な言い訳をするでしょうけど...→憎たらしさ度もアップするでしょうね。)
ということで、睦月さん、丹羽Pさん。こういうことでよろしいですよね???
↓参考まで
江戸四宿を歩く―品川宿・千住宿・板橋宿・内藤新宿 (江戸・東京文庫)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 街と暮らし社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
江戸・東京 歴史の散歩道―江戸の名残と情緒の探訪〈4〉豊島区・北区・板橋区・練馬区 (江戸・東京文庫)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 街と暮らし社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
お茶の水女子大学附属小学校・東京学芸大学附属竹早小学校入試問 (2009) (有名小学校合格シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 伸芽会
- 発売日: 2008/03
- メディア: 大型本
↓多摩川ドイル登場物語が収録されているもの(「舞」は上にあります。)
↓勝負を避けられた緑リボンの泪ちゃん&海ちゃん
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~
- 出版社/メーカー: ハピネット
- メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: DVD
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