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ゴルゴ13#19 [アニメ]

今回の物語は、狙撃不可能という人工島にいるターゲットを狙撃する物語。多少違う所があるが、「007/ダイヤモンドは永遠に」の油田採掘プラントの敵基地や「007/私を愛したスパイ」の敵基地・アトランティスを思い浮かばせてくれました。(要塞ということではアトランティスには敵いませんが...)

人工島にある療養所。それはウォルトンが作り上げた施設であり、世界中から療養を必要とする女性たちがいた。療養所は女性たちを癒し、社会復帰させるためのものであるが、実はドナーとして臓器を提供する女性たちを育てることが目的だった。また、ドナー提供で得た資金をウォルトンはテロリスト集団に提供していた。ゴルゴは、そのウォルトンとその腹心のJJの暗殺を依頼された。が、人工島は特殊な三重防弾ガラスに囲まれ、また、ありとあらゆる方向からの狙撃も不可能というように設計されていた。そんな中、老紳士・ドハティが妻のために心臓移植を依頼していた。

一人の女性が療養所から退院した。が、帰国する船から身を投げ、死体としてが上がった。そのためドハティの妻の移植手術は延期になった。ドハティはウォルトンの所に乗り込み、ロージィは整形した自分の娘・バニッサだったと告げ、ウォルトンを隠していたナイフで殺そうとするが、失敗。JJがウォルトンを守った。ここは絶対安全だと慢心するウォルトン。が、その時1発の銃弾が飛んできてウォルトンを狙撃した。警戒するJJだったが、それはプールの水面を利用した跳弾で、偶然のまぐれと判断した。が、もう1発銃弾が飛んできて、やはり跳弾を利用してJJを仕留めた。ゴルゴは上空を旋回するヘリコプターからプール水面の波を利用した跳弾で仕留めたのだった。

狙撃不可能という状況に挑むゴルゴの物語ということで、「その方法は?」ということに注目が集まるのだが、ターゲットの悪事をゴルゴに絡まない人物を使って描いていたことで、ドラマに厚みが出るのは良い所である。ここの所、物語の方は低迷していたが、今回は良い方でした。でも、ゴルゴに依頼したエージェント、「007」ばりにウォルトンの人工島に特攻隊を組んで奇襲攻撃をかけた方が、物語としたら派手になり、これはこれで全く別の物語になったんですけど...(療養している女性たちに犠牲者が出るかもしれませんが...)

 

この物語は「SPコミック130巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (130) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2003/09/05
  • メディア: コミック

 

↓一応これらを...

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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