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漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん #12[Final] [ドラマ]

やっと最終回と言ったらいいのか、遂に最終回と言ったらいいのか、とりあえず最終回と言ったらいいのか。兎に角、4つ目のエピソード「44号室」の3回目では最終回でした。が、完全に中途半端なもので、挙げ句の果てには「To Be Continued」って...

冒頭の前回までのあらすじは短く、本編へ。マンナさんやこれまでの犠牲者たちの様子を知ったシズカに、サヤカの死の真相が頭の中に流れてくる。それに耐えきれなくなるシズカ。更に、シズカの頭に、自分は事故で車にはねられて死んだことが入って来た。それを知ったサヤカは哀しみから、願いが叶う赤い漫画本を思い出し、例の漫喫に駆けていき、赤い漫画本と出会い、「シズカを生き返らせて」と願ったのだった。そのためサヤカは死んだのだった。

事実を知ったシズカは、リョウコが赤い漫画本に、母に会いたいと願ったことを思い出し、親友をこれ以上死なせたくないという思いで、飛び出していく。

リョウコの母のアパート。リョウコはチャイムのボタンを押そうとしていた。小指に巻いていた赤い糸がほどけて落ちた。その時、その手を捕まれた。シズカだった。で、自分は死んだこと、、サヤカの死は自分のせいだったことを告げると、これ以上親友を死なせたくないという思いを語り、リョウコが母に会うことを止めた。

リョウコは赤い漫画本をその場に置き、落ちた赤い糸を拾うと、小指に巻くと、そこから去っていった。シズカは異様な気配を感じたが、リョウコの後を追って行った。

町中を歩く二人。突然リョウコの足が止まった。そして「お母さん」と漏らす。それは小指に赤い糸を巻いたあの人だった...

「最終回」ということで全てが明らかになると思ったが、「全て」では無く「一部」が明らかになっただけという中途半端なものに終わっちゃいました。一応、シズカが死んでいたということで、サヤカはシズカを生き返らせてと願い、そのため不審な死を迎え、それが自殺と処理されたというのは繋がる。また、サヤカが援交していたとか、寂しい思いをしていたということにも繋がり、サヤカに対しての人物描写はしっかりしたものとして纏まった。

が、主役であるシズカに対しての人物描写が逆に中途半端になってしまい、更には、リョウコのシズカに対する行動にまで疑問が生じることになる。リョウコの人物描写も完全ではなく、カムイに至っては、途中まで出していたミステリアスな雰囲気も殺してしまい、マンナさんに対しての描写ももの足りず、キャラクタを生かせずに終わってしまった。(結局、主役はシズカではなく、サヤカという感じで、死んだサヤカの謎を解いていくのに随分と回り道をしたということですかね。)→1、2、10、11、12話をベースに1時間強に再編集したら、「市民ケーン」を意識した構成になり(←ちょっと褒めすぎ...)、死んだサヤカの謎を解き明かしていく物語になり、これで十分という気が...

兎に角、サプライズも全くなく、適当に幕を下ろしたというだけの最終回でした。尚、最後の最後の「To Be Continued」と出たことが、強いて言えばサプライズと言えばサプライズですかね。

消化不良の物語となったので、この続きが必要とは思うが、こういう内容になったのは、全12話という予め決められた枠の中で物語のシリーズ構成が不十分であった証である。よって、このレベルだったら続きを描こうとしても物語には全く期待できない、というのは言うまでもない。→真面目にこの言葉を受け取るのではなく、ネタとして受け取ることでよろしいかと...

来週からは1話に戻って再放送となる。最近はこういう形の放送というのはBSデジタルでは珍しくない。(実際、「愛の道 チャイナロード」も、BS-iの本放送ではそうでした。しかも、初回のスペシャル(メイキング)までしっかりと再放送していました。)まあ、本作もそういうプログラムの1つということで...(でも、2回目を見るだけの価値は全く無い。)

 

↓2巻までは発売中、3&4巻は10月発売

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↓主題歌(10/8発売って、何を考えているの?遅すぎるし、忘れ去られるだけ...)

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