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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その70) [ケータイ刑事]

今回とりあげる「ある物」は「さそり」です。(「物」ではなく「生物」ですけど...)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.16話」です。一方、「007」からは「ダイヤモンドは永遠に」です。(今回は、共に1本ずつです。「ケータイ刑事」では「・1st.10話」にも「さそり」が出てきているが、それは別途ということにして述べていきます。)

ケータイ刑事」:「・2nd.16話」。「ああ、さそり違い ~銭形泪誘拐事件」ということで、ちゃんが誘拐された事件である。(展開は、「・18話」と同じである。但し、「・18話」も2人組の男が絡んだが、「さそり」は出てきません。)素麺のソース(高村さんはこう言ってました。)を買いに出たちゃんだったが、途中の公園で蠍を捕らえていた。無事に蠍を捕獲したものの、蠍を追っていた2人組の男に誘拐されてしまった。そして、「さそり」とちゃんの身柄交換を要求するのだった。(警視庁は、こんな無茶な要求に応じるはずはなく、ちゃんは窮地に追い込まれることに...)

で、2人に色々と連れ回されることになったちゃん。で、ちゃんはそんな中、2人と取り引きをすることを提案し、2人を警視庁に誘い込み、高村さんの助っ人もあって、無事に2人を逮捕することに成功しました。

その2人組の男とは、某刑務所の刑務官の恩田と相原という男である。(BS-iのドラマ「さそり」の登場キャラクターであり、この物語の本放送時には、ドラマ「さそり」も放送中ということで、「ケータイ刑事」と「さそり」のコラボという物語でもありました。)2人は刑務所を脱走した「さそり」と呼ばれる女囚を追っていたのだったが、ちゃんが「さそりを捕らえた」と言うのを、脱走した女囚と思ったのだった。(この部分は、完全にドラマ「さそり」の設定そのままです。)

が、ちゃんもちゃんで、2人が追っている「さそり」というのは、最後には「女囚」と分かったが、一時は2人が追っていた「さそり」(=ちゃんが捕らえた蠍)というのは、強い毒性を持つ生物兵器の蠍だと考えていました。

007」:「ダイヤモンドは永遠に」。1971年のシリーズ第7作で、初代ボンドが復帰した作品である。(前作で)新妻・テレサを殺されたボンドは復讐に燃えてブロフェルドを追っていた。で、ブロフェルドの居場所を突き止めて始末した。(が、それは替え玉だった。)で、ブロフェルドは衛星型強力殺人兵器を使い、野望を押し進めていた。ボンドは新しい任務としてダイヤモンドの密輸事件に乗り出すが、その事件の裏には、死んだはずのブロフェルドがいて...

本作に登場する「さそり」は、ブロフェルドに雇われた殺し屋のミスター・キッドとウィンスト(この2人はホモの殺し屋である。)が使ったものである。ブロフェルドのダイヤ密輸計画で、その証拠を消すために、ブロフェルドは殺し屋を雇って、南アフリカのダイヤモンド鉱山の歯科医(彼の手引きで、鉱夫が歯の中にダイヤモンド鉱石を隠し、ダイヤを集めて密輸を行っていた。)に報酬を渡すとして砂漠に呼び出し、背中に蠍を入れられて殺された。(キッドが「歯が痛い」と言って歯科医に歯を診てもらおうとしている隙に、ウィンストが背中に蠍を入れた。)

その後、歯科医殺害事件も洗ったボンドは、ダイヤ密輸がブロフェルドの野望に繋がっていることを突き止めた。

ブロフェルドの基地を破壊して野望を防いだボンドだったが、ミスター・キッドとウィンストは、ボンドがボンドガールのティファニー・ケースと共に客船に乗っている所を襲った。が、ボンドが2人を撃退して、命を落とすことになった。

共に、動物の「さそり」出てくるが、「ケータイ刑事」では「強い毒性を持った蠍」と考えて「毒さそり」という所が出てきており、「007」では蠍を使って人を殺すと言うことで、「毒さそり」としてして登場している。(これは表の共通点である。)が、共通点はこれだけに収まらず、共に「さそり」に絡んだのは2人組の男だというのも共通点である。しかも、その2人組のキャラクターというものが同じようなものになっている。「ケータイ刑事」の恩田と相原はホモではないが、弟分(こちらが刑務官としても下です。)が惚けたキャラクターであって、大ボケを随分とかましていた。兄貴分となる恩田(刑務官としても上役になる。)の方は真面目に見えるが、これまた変な拘りを持った変わった男であった。一方、「007」の2人はホモ関係にあるが、デブ・ハゲ・メガネのミスター・キッドがちょっと惚けた所があって、「ケータイ刑事」の相原と同じようなキャラクターであり、兄貴分ということになるウィンストの方は、一見した所は普通に見えるが、オーデコロンに拘りを持っていて、嫉妬深く、やはり変わった男であり、「ケータイ刑事」の恩田と同じようなタイプの男である。

尚、恩田と相原のキャラはドラマ「さそり」のものであり、「ケータイ刑事」のためにアレンジされたものではないのだが、「007」との類似点・共通点が多い「ケータイ刑事」に絡んだことで、やはり「007」にも通じていたことが判明しました。→だからこそ「驚くべき類似点」ということになります。

違いは、「007」の2人は人を殺していて(って、殺し屋だから当たり前ですけど...)ボンドに寄って倒されて死亡したが、「ケータイ刑事」の2人は人は殺していないというのと、銭形(ちゃん)によって逮捕されたが死んではいない、というところである。(ちゃんの誘拐容疑で逮捕されたが、ちゃんを東京湾に沈めようともしたので、「殺人未遂」までは行ってますけど...)

次回は「ある物」シリーズが続きます。何が登場するのかはお楽しみに。(再び「乗り物シリーズ」にするか、他の物にするかは、現時点では決めていません。→まだまだネタが色々とありますから...)

 

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