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「CYBORG」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年の映画「サイボーグ」である。このあとにシリーズ化されて、全3作が製作されたシリーズの第1弾である。(特に続編という物でもないのですけど...)が、本作はタイトルに偽りがあると感じてしまう作品でもある。(第2作から面白くなっていきます。)何せ、本作では主人公がサイボーグではなく、女形のサイボーグが1体しか出てきませんから...

作品データを記しておくと、時間は90分、監督はアルバート・ピュン、脚本はキティ・チャルマース、撮影はフィリップ・アラン・ウォーターズ、音楽はケヴィン・バッシンソンである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、デボラ・リクター、デイル・ハドン、ヴィンセント・クライン、アレックス・ダニエルズ、ロルフ・ミューラー、ジャクソン・ロック・ピンクニー、たちである。

近未来、最終戦により文明は崩壊し、疫病が蔓延した世界。生き残った兵士・ギブソンは、疫病治療の電子チップをインプットするため自らサイボーグとなった科学者の女・パールを助けたために、暴力集団パイレーツから追われることになった。パールを守りながら旅を続けるギブソンに、戦渦の中を生き延びた女・ナディアも加わる。パイレーツの攻撃は執拗に続き、遂にギブソンはパイレーツと決着をつける最終決戦に挑む...

近未来という舞台設定も、戦争によって荒廃した世界というのはありふれたものであり、新鮮さは全く無い。バイオレンス度はそれなりに高いが、アクションの方は今ひとつ冴えがない。ということで、B級作品の範疇に留まっている。これでよくぞシリーズ化されることになったものと思ってしまう。(最初がこうだったので、2作目以降はアンジェリナ・ジョリーが主演であるにも関わらず、日本では劇場未公開である。)

本作に似たような内容、展開の作品がいくつかあったが、色々と考えずに娯楽作品ということで見るのなら、まあこれでもよろしいかも...

 

サイボーグ

サイボーグ

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


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