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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その74) [ケータイ刑事]

今回とりあげる「ある物」は「ラジカセ」です。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・1st.6話」、「007」からは「リビング・デイライツ」です。(これ意外にもいくつかの物語で登場するが、インパクトのある「ラジカセ」ということで、それぞれ1本ずつということにしました。)

ケータイ刑事」:「・1st.6話」。「牛、熊、鮭、強いのは誰だ? ~動物奇想天外殺人事件」ということで、「ケータイ刑事」では珍しく新宿での事件であり、証券会社内で起こった事件でした。(休日出勤をした経理部のOLがオフィスで死体となって発見された。)

この事件に登場するラジカセは警視庁の備品であるが、外観は遊び心に満ちた物である。この物語では、登場人物の名前に全て動物の名前が入っている(例えば、牛沢、熊谷、鮭山、犬飼など)というお遊びがあるが、それに準じていて、見た目はパンダに見えるラジカセでした。(それ以外はごく普通のラジカセである。)左右のスピーカーがパンダの目に相当し、カセットテープの挿入部の窓が鼻に対応し、ラジカセのボディの色は白ということで、これは誰が見てもパンダに見えました。(本作は2004年の作品であるが、この時期ではラジカセは完全に成熟商品となっていたので、デザインを工夫したものというのは当たり前になっているので、特注品でもなく、ごく一般的な物と言うことが出来る。但し、柴田太郎さんが何か手を加えて改造しているかも知れませんが...→それに関しては何も語られていないので想像するだけですが...)

容疑者の1人が、盗聴器を仕掛けていて、女の叫び声が聞こえたということで、その声が入ったカセットテープが捜査資料として提出され、そのテープを再生するために使われた。ちゃんは、普通にカセットテープを挿入し、普通に再生していました。

007」:「リビング・デイライツ」。1987年のシリーズ第15作であり、4代目・ボンドであるティモシー・ダルトンのボンド・デビュー作である。3代目のR・ムーアの高齢化ということもあって、色んな秘密兵器が登場することがシリーズのお楽しみになっていたが、若返った4代目でも、その路線は継承されたことによって、やはり数々の秘密兵器が登場している。が、3代目の時は大がかりな秘密兵器がエスカレートしていったが、4代目の秘密兵器は、身の回りの身近な物を改造したという秘密兵器が多くなっていた。

で、この物語に登場するラジカセは、Qの実験室にあった開発途上の物であった。外見上は結構大型のラジカセであり、カセットデッキ、ラジオを聴くことが出来るが、CDは付いていない。(当時は、CDはまだ普及の途中であった。)一時期、大型のラジカセが流行った時期があるが、その当時の者と比べるとコンパクトに纏まっているが、現在のミニコンポぐらいの大きさはあるラジカセである。(スピーカーも左右それぞれ3つあるぐらいですから、かなり本格的なものである。)

当然の如く、普通に音楽を聴くことは出来るが、このラジカセの内部には小形のミサイル・ロケットがが内蔵されていて、肩からバズーカー砲を発射するような要領で担ぎ、ロケットを発射するという兵器である。(ミサイルを収納しているのだから、図体は大きくなっちゃいますよね...)照準器はカセットテープの収納部分に収められている。

劇中では、ボンドはこれに触れることは無く、実験室でQが試射をしている所だけであったが、日常生活に使う小道具の中に武器を隠しておくというQの思想が詰まった発明品である。

共通点は、第一は共にステレオラジカセであると言う所である。そして、共に遊び心に満ちた日用品であるということであり、一見した所ではそれが本来の物(「ケータイ刑事」では「ラジカセ」として、「007」では「ミサイル発射装置」)とは見えない所である。「ケータイ刑事」ではちょっと不格好な「パンダの置物」、「007」では「大型のラジカセ」だという所である。が、共にラジカセとしての機能を果たすことが出来るので、一応「ラジカセ」である。(まあ、だからこそ「ラジカセ」ということでピックアップ出来るんですけど...)→今回はちょっと苦しかったですね...(まあ、こういう時もあります。)が、何気ない所に「ラジカセ」がさりげなく出てくるのだから、「傑作」という作品ならではの面白い所である。

違いは、「ケータイ刑事」に登場したラジカセは、探せば誰でも手に入れることが出来る物であるが、「007」に登場したラジカセは、探しても点はいらないということてせすかね...(って、ミサイルが発射できるラジカセって、「ラジカセ」ではなくて兵器だから、簡単に手に入るようなら、あまりにも物騒な世の中ということになっちゃいます...)ミサイルを発射することが出来るラジカセは、玩具としてロボットにでも変形するのだったら、あくまでも玩具として手元にあっても良いかもしれませんが...

次回も「ある物」シリーズということで続ていきます。何が登場するかはお楽しみに。

 

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↓「ラジカセ」をいくつか...
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