FRANCE JOLI『COME TO ME』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。カナダ・モントリオール出身の彼女が16歳の時にリリースしたアルバムであるが、当時のディスコ・サウンドの一大ブームのなか、『Come To Me』がダンス・チャートでNo.1に輝くと言うように、時代に乗って登場した新星でした。'80'sそして'90'sの時代にもそれぞれアルバムを発表し続けているが、やはり衝撃的なデビューを飾った本アルバムは、ダンス・ミュージック(ディスコ・ミュージック)を語る上では外すことの出来ないアルバムである。
収録曲は以下の全10曲である。『Come To Me [Classy Disco Remix]』『Playboy』『Don't Stop Dancing』『Don't Let Go』『Come To Me』『Playboy [Radio Edit]』『Don't Stop Dancing [Radio Edit]』『Don't Let Go [Radio Edit]』『Come To Me [Instrumental]』『Come To Me [Radio Edit]』。
この中からは、ダンス・チャートでは1位に輝き、Billboardのシングル・チャートでも最高位15位を記録した『Come To Me』でしょう。全体の4割がこの曲であるが、やはりこの曲は彼女の代表曲でもあるだけに、こういう扱いになるのも当然でしょうね。そんな中、注目なのはインスト・バージョンです。
お薦め曲は、言うまでもない『Come To Me』(本アルバムでは4つのバージョンが収録されているが、[Classy Disco Remix]と[Instrumental]がお薦めです。)と、『Don't Stop Dancing』『Don't Let Go』をピックアップしておく。いずれもが当時のディスコ・サウンドということで、時代を感じさせてくれるところである。
'70's終盤の世界的なディスコ・サウンドの一大ブームの波は大きく、彼女もそうであるが、その時にビッグ・ヒットを放ったアーティストは、誰もがその当時のサウンドが印象強く残っているため、後にサウンドが変わっていくとヒットに恵まれないというアーティストが多いのだが、一時代に名前を残したビッグ・ヒットがあるだけでも凄いことである。当時のサウンドに浸りながら、体を動かすのもまた粋なものである。楽しみながら堪能しましょう!
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